2024年

12月30日(月) 出崎沖 大蛭島 ヤグラ
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】11:30 【干潮】4:00,17:50(宇野港)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、喰い渋りイエロー、高集魚レッド
【集魚材】オキアミ生(3kg)、チヌパワームギ(1袋)、瀬戸内チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

2024年最後の釣行は、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は11時半頃が満潮で、大蛭島のヤグラに上がることに。
釣り座に到着すると、満ちの潮が緩く流れています。
とりあえず20杯ほど手前の駆け上がりにマキエを撒いておいて、極翔0.8号にスリムグレ3Bの半誘導仕掛けをセット。
ハリス1.5号を2ヒロ半取って、ガンダマ3Bとジンタン5号を打ってスタート。
明け方は風もなく穏やかな凪の状況。
ヤグラに上がったときは、いつもナイカイ塩業の煙突のケムリで風向きを確認するのですが、年末年始の休業のためかケムリがありません。
とりあえずマキエを多めに撒きながら、手返しよく仕掛けを打ち返しますが、サシエがそのまま返ってきます。
生体反応がないまま1時間ほど経過したところで、竿2本沖をゆっくり流していたスリムグレがようやく海中に消えていきました!
極翔0.8号を水平に倒しながら、やり取り開始。
ヤグラの周辺はシモリが多いので、潜り込まれないように慎重に寄せてきます。
しばらくすると銀色の魚体が浮かんできました。
無事タモ入れ成功。計測するとジャスト40cmの量産型チヌで、鍼がかろうじて上唇に刺さっている状態でした。
少し間を置いて、再びスリムグレがスパッと海中に消し込み、脊髄反射でアワセを入れますが、無念の空振り。。
気を取り直して右へ流れる緩い潮に仕掛けを振り込むと、しばらく流したところで再びスリムグレに反応が!
アワセを入れると一瞬手応えがありましたが、チヌが咥えていたサシエを離した感触が手元に伝わってきました。。
その後、潮が右へ左へフラフラしますが、手前の駆け上がり付近を流していたスリムグレが、二段階シフトで海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし今度は足の裏サイズの31cmの銀ピカチヌでした。
さらに満潮前の潮止まり間際、左方向へ流れる潮で再びヒットしますが、ロッドを立てすぎてしまい、痛恨のラインブレイク。。
ヤグラでは、ロッドを寝かしてやり取りしないといけないのですが、ついロッドを立てて粘ってしまう癖が治りません。
気を取り直して再開しますが、満潮前後の当て潮の時間帯に入ってしまい、北向きは手に負えません。
このヤグラは満潮前後の時間帯は、北からの激流が当ててくるので北向きは釣りにならなくなります。
仕方なく南に方向転換。南の大岩の沖へ抜ける潮のヨレを狙いますが、生体反応なしです。
30分ほど粘りましたが、まったく反応が無いのでジェットボイルでお湯を沸かし、バターチキンカレーヌードルBIGを食べて休憩タイム。
そうこうして12時を回ると西から風が吹き始めました。
12時半頃、ようやく南に流れる当て潮が少し緩んできたので、北西向きに仕掛けを投入します。
すると、仕掛けを張り気味にして流してくと、スリムグレがスパッと海中に消えていきました!
「赤い彗星か!?」と一瞬思いましたが、いつもの首を振る感触。
ロッドの角度に気を付けながら、やり取りを楽しんでいると、銀ピカ量産型チヌが海面に浮かび上がりました。
鍼の掛かりがかなり浅かったのか、タモ入れ直後に鍼が外れてしまいました。
しかしようやく3枚目。その後、納竿となりました。
本当はバラシが無ければもっと釣れていたはず。。
今年を振り返ると、夏から秋にかけて水温が異常に高く、型も数もチヌがこんなに釣れないのかと思った年でした。
しかし12月に入ると連日の寒波で平年並みの水温まで戻ってきました。
これからの寒チヌシーズンが楽しみです。2025年が良い年になりますように。

12月15日(日) 出崎のハナ(メガネの南)
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】11:20 【干潮】4:00,17:30(宇野港)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、ムキエモン、喰い渋りイエロー
【集魚材】オキアミ生(3kg)、チヌパワー激重(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、チヌパワーニューDASH(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

西の風、爆風の予報の中、寒チヌ修行のため、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は11時半頃が満潮、東向きの磯でどこにしようか迷いましたが、出崎のハナ(メガネの南)に行くことに。
釣り座に到着すると、満ちの激流が川のように流れています。
鱗海マスターチューン0号に棒ウキのスリムグレ3B+ガンダマ3B、ジンタン3号をハリス2ヒロ半に打った半誘導仕掛けでスタートします。
そのうち潮が緩むだろうと思いながら仕掛けを打ち返しますが、なかなか緩みません。
サシエは毎回盗られるので、エサ盗りは活発な様子です。
結局2時間半ほど経過し、9時半になった頃、ようやく右流れの潮が緩んできました。
するとマキエが効きだしたのか、コッパチヌが連発します。
12月ももうすぐクリスマスというのに、3連発で手のひらサイズのコッパチヌ。。
と油断をしていると、やり取りを開始した瞬間にギュイーンと鱗海マスターチューン0号が絞り込まれ、プチっとラインブレイク。
コブ平の餌食になりました。
さらに悪いことに、仕掛けを回収している途中に、なぜか鱗海マスターチューン0号の1番の根元がポキッと折れてしまいました_| ̄|○
まだ3回しか使っとらんけど。。
肩を落としながら、鱗海アートレータ0.4号にチェンジ。
気を取り直して再開すると、満潮前の確変タイムに突入しており、エサ盗りのコッパチヌが連チャンします。
さらに転流前後の時間帯に30cmオーバーの赤い彗星がヒット。
その他は12機のリックドム、じゃなかった、コッパチヌ。。
途中、底の方で何者かがヒット。
根に入られないように気を付けながらやり取りしていると、何やら平べったい魚体が浮かんできます。
「ん? ツノが付いてるな。隊長機か!?」と思ってよくみると、正体は鍋の具材のウマヅラでした。
その後、左方向へ流れる下げ潮が速くなると、パタッとアタリが遠のきました。
そこで、練り餌の喰い渋りイエローを付けて磯際を攻めていると、コブ平が連発。
左流れの潮が緩むと再びコッパチヌ。。
結局この日は、途中で数えるのが面倒になったくらい釣れたコッパチヌと、塩焼きサイズの真鯛、鍋用のウマヅラにコブダイと魚種は豊富。
この時期に小チヌが入れ食いになるとは、やっぱり今年は異常ですね。

12月1日(日) 出崎沖 石島 ベニ岩
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】11:39 【干潮】4:29,17:50(宇野港)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、ムキエモン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

そろそろ水温も下がって良型が釣れだす頃ではと思い、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は11時半頃が満潮で、久しぶりに石島港と砂置き場の間にあるベニ岩へ上がることに。
ベニ岩に到着すると下げの潮が残っているのか、石島港向きに潮が緩く流れています。
とりあえず、鱗海マスターチューン0号に道糸のビジブルフリー1.75号、棒ウキのスリムグレ3Bの半誘導仕掛けをセット。
ハリスはVハード1.5号を2ヒロ半で、ノーガンにしてタナ3ヒロからスタートします。
近距離にマキエをたくさん撒いておいて仕掛けを投入するとサシエが盗られます。
開始5投目でスリムグレがスーッと海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット。しかし手応えは薄く、足の裏サイズのチヌが上がってきました。
スカリに投入後、しばらくすると、満ち潮の強烈な当て潮&湧き潮が北東方向から当ててきて釣りになりません。。
20分ほど休憩した後、潮が次第に緩んできたので再開します。
しばらく沈黙の後、手のひらサイズの小チヌがヒット。「12月なのに、まだおるんかい。。」と即リリースします。
その後は右へ左へフラフラと潮が安定せず、10時頃まで沈黙の時が流れます。。
潮が徐々に満ちてきて、10時を回ると砂置き場へ向けてベニ岩の両サイドを抜ける満ち潮が発生。
ハリスにジンタンのG4を段打ちして、その間のヨレを攻めていると、スリムグレが海中へ高速移動しました!
「赤い彗星か!?」とアワセを入れるとクリーンヒットしますが、またまた足の裏サイズのチヌ。。
しかし、ここが時合だと思い、マキエを撒いておいて手返しよく仕掛けを振り込みます。
すると連続ヒット!
鱗海マスターチューン0号でやり取りを楽しみながら、35cmの量産型チヌを取り込みました。
さらに次の1投も連続ヒット!!
今度は42cmの、金色がかったスリムなチヌを取り込みました。
しかし時合の潮が終了。。
満潮近くなると、高速船や大型船の波でベニ岩の半分が波を被り、左足が水没してしまいました。。
さらに下げ潮に転流すると西からの強風が吹き始め、ヨロケそうになります。
水没した左足の靴下と磯靴を脱いで強風で乾かしながら、片足プロゴルファー猿の状態で釣りを再開。
ちょうど東向きの石島港へ流れる下げ潮のため、フォローの風で釣りやすい状況。
真東を向いて近距離に剥き身を流していると、スリムグレが海中に入っていきました!
しかし上がってきたのはコブダイの赤ちゃん。。即リリースします。
さらに次の1投もサイズアップで幼児サイズのコブダイ。。
さらにさらに、その次もコブダイの兄ちゃん。
「だんだんサイズアップしよーるが!?」と竿2本ほど沖を攻めていると、スリムグレが海中に消えていきます!
少し待ってアワセを入れると強烈なトルク!
デタ――(゚∀゚)――!!
竿がのされそうになり、SUTブレーキで対応。
三度ブレーキを使った後、鱗海マスターチューン0号で思いっきり溜めを作って、ようやく止めることに成功。
主導権を握り怒らせないようにやり取りすると、沖の方でコブダイではなく、メタボな銀ピカチヌが海面に浮かび上がりました!
たっぷり空気を吸わせて弱らせた後、タモ入れ成功。
肉厚で横幅は太いものの、計測すると42cmのレギュラーサイズでした。
その後は納竿時間まで強風に煽られながら頑張りましたが後が続かず。。
しかし、ようやくまともなサイズのチヌが釣れだしました。
これから楽しい寒チヌシーズン到来ですね。

11月17日(日) 御五神島 寝床3番
【出船】5:45 【納竿】13:45 【天候】曇り
【潮】大潮 【満潮】8:19 【干潮】13:59(日振島)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、ムキエモン
【集魚材】オキアミ生(9kg)、グレパワーV9徳用(1袋)、爆寄せグレ(1袋)

磯研岡山11月大会 in 御五神島
クラブの大会を御五神島で開催しました。
台風の影響で開催が危ぶまれましたが、問題ないとのことで、石橋渡船さんにお世話になり5時45分出船。
御五神島の寝床の3番に上がることができました。
事前のクジで1番を引いた私は、寝床2番との水道向きの釣り座に入らせてもらいました。
磯竿のプロテック1.5号にグレ道2.5号の道糸をセットしようとしたところ、スプールの故障でリールにセットできず。。
仕方なくビジブルフリー1.75号のスプールをセットして、黒魂R2の00号にガンダマBをセットした全誘導仕掛けを組み立てます。
満ちの本流が北向きに流れており、足元の潮がヨレているところにマキエを撒くと、大きな魚体が高速移動してマキエを拾っています。
足元に仕掛けを投入すると、仕掛けが馴染んだ瞬間、強烈な勢いで竿先が引っ手繰られます!
慌ててロッドを立てて臨戦態勢に入りますが、ドラグが音を立てながらラインが引きずり出されます!
ドラグを絞りながら対抗するものの、沖へ沖へとラインが引きずり出され、かなり沖に走られたところでラインブレイク。。
「青物か巨大なキツかな??」と思いながら仕掛けを組み直し、タナを1ヒロに設定します。
再び足元の本流のヨレに仕掛けを投入すると、大きなガッシー君が2連続ヒット。
さらに良型のイサギを追加して活かしバッカンに放り込みます。
足元にマキエを撒くと、キツと思われる大型の魚影が乱舞していますが、その下にグレの姿もチラホラ見えています。
「グレがヒットしますように!」と祈りながら仕掛けを投入しますが、ギューーーン、プチっ!という感じで、巨大キツに仕掛けを持っていかれます。。
その後、本流が緩んできたので、棒ウキのスリムグレ0号+ジンタンG5の半誘導仕掛けにチェンジ。
1ヒロのタナで流していくとイサギが連発します。
さらに仕掛けを張り気味にして流していくと、ようやく足の裏サイズのグレがヒット。
同じ要領で足の裏サイズのグレが連続ヒットします。
「大きいのはキツばかりか~」と嘆きながら仕掛けを打ち返していると、再びギュイーン、プチっ!と仕掛けを持っていかれました。。
その後も大型のキツとの格闘を繰り返し、グレはいずれも足の裏サイズのみ。。
結局、おかずの良型イサギとカサゴがメインで、グレは足の裏サイズばかりでした。。
大きいグレを釣りたい。。まだまだ修行が足りません。

11月10日(日) 出崎沖 石島 戸尻のハナレ
【出船】6:30 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】長潮 【満潮】4:59 【干潮】11:10(宇野港)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、喰い渋りイエロー、荒食いブラウン、高集魚レッド
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、白チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

前回の釣行で失敗した鱗海マスターチューン0号の入魂のため、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は長潮で11時干底。潮が合わないと上がれない、戸尻のハナレ(通称、戸尻の沈み)をリクエスト。
到着すると、タタミ1畳ほどの一番高い岩と2段目の岩が海面から顔を出しているだけで、周囲は水没しています。
とりあえず一番高い岩に荷物を置いて、マキエを20杯ほど東向きに撒いておき、鱗海マスターチューンを取り出します。
予報に反して北からの風が結構吹いているので、スリムグレ3B、ガンダマ3B+G3のトリプルスリー半誘導仕掛けをセット。
潮は緩く南へ流れており、タナを3ヒロに設定して近距離から攻めていきます。
開始早々、カワハギがヒット。晩のおかずにするため、とりあえずスカリに放り込みます。
いつものようにサシエをローテーションして、練り餌の喰い渋りイエローを付けて流していると、スリムグレが海中に消えていきました!
アワセを入れると、ビシッと決まります!
鱗海マスターチューン0号がきれいに弧を描いてタメを作りますが、右手前のシモリに逃げ込まれ早くもラインブレイク。。
チモト付近がシモリに触れたのか、スパッと切れていました。
仕掛けを作り直し、気を取り直して同じポイントを攻めますが、ギザミが釣れるのみ。。
その後、潮が変わって左へフラフラと流れ出します。
潮の変わり目にアタックしてくることが多いのですが、この日は反応なし。
しばらく東側で粘っていましたが、気配がないので、反対向きの石島との水道を狙うことに。
北寄りは水深が浅いので、少し南寄りに潮目を狙って仕掛けを投入します。
釣れそうな雰囲気はするものの反応がありません。。
1時間ほど粘りましたが気配がしないので、再び東向きに釣り座を移動します。
タナを2ヒロと浅くして近距離を流してると、スリムグレが海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし距離が近すぎたのか、足元のシモリに突進され、またまたラインブレイク。。
さらに正面で三度目のラインブレイクがあり、今日も入魂できんかも_| ̄|○
この戸尻のハナレですが、目で見えるのは船着きの前にある大きな2つのシモリ。
しかしそれ以外にも、スーパーマリオの水中ステージ並みにあちこち見えない沈み根が点在しています。
それでも気を取り直して近距離を狙っていると、スリムグレが横方向に高速移動!
あわててアワセを入れるとクリーンヒット!
正体は足の裏サイズの真鯛でした。「グムム、これでは入魂したことにならんな」
その後は手のひらサイズの小チヌとギザミがヒット。
時計の針は納竿時間の12時半を過ぎ、ついにラスト1投。
ヤグラの方向へ流れている満ちの潮に乗せて流していくと、かなり沖でスリムグレが海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
ズシっと竿先に重量感が伝わってきます!
鱗海マスターチューン0号がきれいに弧を描き、やり取り開始。
沖の方で掛けたので、落ち着いてゆっくり、鱗海マスターチューンの釣り味を楽しみながらやり取りします。
パワフルな引きを見せますが、ロッドを溜めていると40cmオーバーの銀ピカチヌが浮いてきました。
最後は海面を滑らせながらタモ入れ成功。
ラス1で、ようやく鱗海マスターチューン0号に入魂することができました。
ラス1で釣れたのは過去に何度かありますが、いつもサヨナラホームランを打った気分になりますね!

11月3日(日) 小豊島 四畳半
【出船】6:30 【納竿】14:00 【天候】晴れ
【潮】中潮 【満潮】12:10 【干潮】5:29,18:40(豊島)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、喰い渋りイエロー、荒食いブラウン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

殉職した鱗海スペシャル0号に代わり、新たに購入した鱗海マスターチューン0号の入魂の儀式に出かけました。
この日は豊島に行く他のお客さんに同行して、一度上がってみたかった小豊島の四畳半という磯へ。
他のお客さんを降ろして最後に到着すると、斜めに傾斜した岩場ですが四畳半より広くて八畳くらいありそうです。
シモリの位置を確認して鱗海マスターチューン0号にスリムグレ3B+3B+G3の半誘導トリプルスリー仕掛けをセット。
全体的に水深が浅そうなので、タナを3ヒロに設定してスタートします。
潮は満ち上がりで東方向へ緩く流れていますが、前日の大雨で海面は黄土色の泥水の様相。。
マキエを多めに撒いてから竿2本ほど沖の近距離に仕掛けを投入し、張らず緩めずで流していくと早速サシエが盗られました。
サシエをオキアミ生→半ボイル→練り餌とローテーションしながら探っていくと、水深は竿1本程度の様子。
釣り座の左右に沈み根があり、そこにマキエが溜まるようにイメージしながら流していきます。
開始2時間ほどはエサ盗りと格闘していましたが、ようやくスリムグレがスーッと海中に入っていきました。
アワセを入れるとグングングンと首を振る感触ですが手応えは浅く、足の裏サイズのチヌが海面に上がってきました。
タモを入れるサイズではなく、鱗海マスターチューン0号でスッと抜き上げました。
鱗海マスターチューン0号ですが、鱗海スペシャル0号より少し硬めでシャキッとしている感触です。
鍼を完全に飲み込んでいたのでタナを2ヒロに変更。すると今度は勢いよくスリムグレが海中に消えました!
しかしサイズアップとはならず、同サイズの銀ピカ足の裏チヌをゲット。
さらにヒットしますが、今度は手のひらサイズのおチビちゃん。。即リリースです。
「とりあえず時合なので手返しよく」と思いながら仕掛けを流していくと、同じ潮でまたまた足の裏サイズがヒット。
「大きいのはおらんのか!?」と少し沖に仕掛けを投入したり、大きめの練り餌を付けたりと色々試しますが不在の様子。。
その後、木の枝やクズ、竹竿などの大量のゴミが押し寄せてきて、辺り一面ゴミだらけになりました。。
「これでは釣りにならんな。。」と、ゴミをかわすため岩場を移動して小豊島港側の釣り座に。
移動中、足がもつれて歌舞伎の見えを切るみたいな格好に! おっとっと
アブネ━━━━Σ(゚д゚;)━━━━!!
危うくあと一歩で5mの岩場から鱗海マスターチューンと一緒に海へダイブして、違う儀式になるところでした。。
気を取り直してゴミのないところへ仕掛けを投入すると、カワハギにベビーコブダイ、手のひらチヌがヒット。
魚の活性は高いのですが、いずれも型が小さくて薄い手応えです。
結局、泥水に大量のゴミ、強烈な二枚潮に最後まで悩まされ、最後は辺り一面ゴミだらけになりギブアップ。
鱗海マスターチューン0号の入魂は次回に持ち越しです。

10月27日(日) 小豆島 田井浜港 北波止
【出船】6:00 【納竿】14:00 【天候】曇り
【潮】長潮 【満潮】6:59 【干潮】12:59(大部)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、高集魚レッド、喰い渋りイエロー、荒食いブラウン
【集魚材】オキアミ生(6kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

磯研岡山10月大会 in 小豆島大部エリア
まこと渡船さんにお世話になり、クラブの大会を小豆島の大部エリアで開催しました。
小豆島への釣行は実に7年ぶりです。
事前の情報ではあまり釣れていないとのこと。釣れないと聞くと、どうしても釣りたくなってきます。オラ、ワクワクすっぞ。
クジでドンケツを引いた私は、田井浜港の北波止へ。
常連の方から「波止の内側を釣られよ」とアドバイスをいただきました。
この日は北風が吹いていて、ちょうど波止の内側が南向きなので釣りやすい状況です。
どこをどのくらいのタナで釣ればよいかわからないので、横着をして黒魂アクセル0号の全誘導釣法でスタート。
ロッドは鱗海スペシャル0号で、ハリス1.5号を2ヒロ半、鍼上10cmのところにG4のジンタンを1つ打って探っていきます。
とりあえず近距離にマキエを多めに打っていくと、スズメダイの大群が集まってきて海面が真っ黒に。
餌を盗られないようにサシエの投入点をずらしますが、ファーストヒットはコッパグレ。
下げ潮のため、潮が緩く突いてくる当て潮で、エサ盗りの猛攻に苦戦します。
足元に敷石があり、その沖が竿1本半くらいの水深と意外に浅い様子。
サシエをオキアミ生→半ボイル→コーン→練り餌さとローテーションしますが、コーン以外は瞬殺されます。
しばらく全誘導で粘りましたが、風が強いのとアタリがわかりにくいので、棒ウキのスリムグレ3Bに変更。
ガンダマ3Bとハリス中央にG3のジンタンを打つと、エサ盗りのアタリが明確になりました。
しかし、コッパグレ、ギザミ、カワハギと格闘しながら刻一刻と時間が経過し、時計の針は11時を回っています。
ちょうど下げから満ちへ変わるタイミングで、少し速いスピードで西向きへ抜けて行く潮になりました。
マキエを多めに打ち、その潮に乗せて流していくと、スリムグレの棒の部分がポコポコと不自然な動きをしています。
「これは!?」とアワセを入れるとクリーンヒット!
ずっしりとした重みが鱗海スペシャルを通して伝わってきました!
怒らせないようにゆっくり落ち着いてやり取りをして、体高のある40cmクラスの量産型チヌを取り込みました。
「転流時の時合だ!」と思い、マキエを多めに打っておいて次を狙います。
先ほどのチヌはアタリが明確ではなかったので、タナを竿1本から3ヒロに浅くします。
すると、今度は明確にスリムグレが海中に入っていきました!
アワセを入れると、クリティカルヒット!
鱗海スペシャル0号がきれいな弧を描き、やり取りを楽しみながら44cmのブタ鼻チヌを取り込みました。
さらに3匹目を!と狙いますが、時合の潮は終了。。
またエサ盗り地獄になります。
その後、なんとか3匹目のチヌを掛けますが、22cmの放流サイズだったため即リリース。
納竿時間のラスト1投、波止の中から外へ北向きに抜けていく潮に大きめの練り餌を付けて流していると、スリムグレが海中に入っていきました!
そこでアワセを入れた瞬間、「パキッ!」という乾いた音とともに鱗海スペシャル0号が真っ二つに。。(ToT)
しかし魚は付いている様子。ラインを手繰り寄せて仕掛けを回収すると、カワハギが上がってきました。
結局、数は出ませんでしたが、まずまずの型のチヌが2枚。鱗海スペシャル0号が殉職してしまうイタイ結果になりました。

10月13日(日) 出崎沖 ヤグラ
【出船】6:00 【納竿】14:00 【天候】晴れ
【潮】若潮 【満潮】6:59 【干潮】13:00(宇野港)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、高集魚レッド、喰い渋りイエロー
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、白チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

先週はコテンパンにやられたので、うっぷん晴らしにホームの出崎沖に出かけました。
この日は先週と真逆の潮回りで、7時満潮、13時干底。近場のお気に入りポイント、ヤグラに向かいました。
到着すると満潮前の潮止まりで、緩く突いてくる当て潮パターンの様子。
急いで極翔0.8号に黒魂アクセル0号、ハリス1.5号を2ヒロ半にジンタンのG5、G6を段打ちした全誘導仕掛けを組み立てます。
近距離の1段目の駆け上がりにマキエが溜まるように計算して仕掛けを投入。
開始から30分ほど経過するとマキエが効いてきたのか、サシエが盗られるようになりました。
左沖の駆け上がり付近に仕掛けを送り込んでいくと、黒魂アクセルがスーッと海中に消えていきます!
ビシッ!とアワセを入れると軽い手応え。ファーストヒットはギザミでした。
満潮後の潮変わりのタイミングで少し潮の角度が右方向へ変化したのでマキエと仕掛けの投入位置をずらすと、黒魂アクセルが加速しながら入っていきます!
アワセを入れるとクリーンヒット!竿先に重量感が伝わってきます!
竿先をコントロールしながらやり取りを開始しますが、ラインがシモリに触れたのか無念のラインブレイク。。
チモトが飛ばされていました。
「朝マヅメのハッピーアワーか!」と気を取り直して仕掛けを振り込みます。
すると、同じポイントで再び黒魂アクセルが海中に消えていきました!
「今度は少し強引に!」とアワセを入れるや否や、沖の方で強引に浮かせにかかります!
しかーし、またまたやり取りの最中にラインブレイク。。
「ナイロンのハリスがいけんのかな??」と思い、サンラインのハイコンタクト1.5号からVハード1.5号にチェンジ。
「この潮が生きている間に」と、素早く仕掛けを修正して同じポイントを攻めていきます。
すると三度、黒魂アクセルが海中に消し込みます!
アワセを入れるとクリーンヒット!
すると今日イチの赤い彗星の手応えで、ドラグがジリジリと鳴りながらラインが引っ張り出されます!
主導権を奪うためSUTブレーキで素早く体勢を立て直し、ロッドを倒しながらやりとりしますが、がっぷり四つの状態。
強引に引きずりあげようとしたところで、道糸から飛ばされてしまいました。。_| ̄|○ ガックシ
怒涛の3連続バラシにしばらく放心状態。。
しばらく呆然としていましたが、気を取り直して道糸をグレ道2.5号、ハリスをVハード2号の太仕掛けに変更。
赤い彗星と対決です。
仕掛けを作り直している間に潮が右流れに変化しており、しばらくギザミと戯れる時間が続きます。
仕掛けを投入してマキエを後打ちしていると、黒魂アクセルが海中に入っていきました!
アワセを入れると薄ーい手応え。。30cmクラスのチヌがあっさり浮いてきました。
タモ入れして同じ潮に仕掛けを投入。
すると今度は、さらに小さい手のひらサイズのオチビちゃん。。
早々にリリースして手返し重視で攻めますが、しばらくギザミとガッシー君が釣れ続きます。
さらに時間が経過し、大蛭島方向へ流れていく緩い潮に、張らず緩めずで流していくと、バチバチバチ!と指を弾くアタリ!
素早くスプールを戻してやり取りを開始しますが、朝マヅメ3バラシと同じような重量感はなく、あっさり38cmの真鯛を取り込みました。
その後は赤い彗星も黒い三連星も気配がなくなりタイムアウト。。
朝の3連続バラシが尾を引いてしまい、鬱憤を晴らすところが逆に鬱憤が溜まってしまう結果になってしまいました。

10月6日(日) 出崎沖 小蛭島の西
【出船】6:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】中潮 【満潮】13:00 【干潮】6:19(宇野港)
【刺餌】オキアミ生、オキアミ半ボイル、コーン、高集魚レッド、喰い渋りイエロー
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

先週の魚影の濃い走島エリアと真逆で、このところ魚影の薄いホームの出崎沖に出かけました。
この日は満ち上がり一遍同の潮回りで、大蛭島だとペンキ、船着き、ヒナダン、小蛭島だと西の大岩が狙い目。
ヤグラは潮が高くて水没するので、どこにしようか迷いましたが、久しぶりに小蛭島の西の大岩へ。
到着すると干底前の潮止まりだったので、とりあえず近距離にマキエを撒いておいて、黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けでスタート。
ド干潮で水深が浅く、近距離は2ヒロ程度で根掛かりします。
とりあえずサシエをオキアミ生、半ボイル、練り餌とローテーションしながら探っていきますが、サシエがそのまま帰ってきます。
「チヌが寄っているのか!?」と期待しますが、チヌどころかエサ取りすら姿が見えない状況。
延々と時間だけが過ぎていき、浅い水深で根掛かりが頻発します。
ノーガンでハリス1ヒロの全誘導にしても根係するので、仕掛けを釣研スリムグレ0号の半誘導にチェンジ。
潮が満ちてきたので、2ヒロ半のタナに設定して探っていきます。
既に潮が満ち5分を超えてきた頃、左沖のシモリ地帯でようやくスリムグレが海中に入っていきました。
しかし、しばらくアタリが無く完全に油断していたため、やり取りの最中にラインブレイク。
良型の手応えだったので無念です。。
気を取り直して同じポイントを攻めると連続ヒット。
しかし、今度は良型のダツでした。。
その後、ダツの気配が無くなると死の海に。。
ふと足元を見ると、大きなスズキが回遊しているではありませんか!
そっとタモを入れるとスルっと収まり、70cmオーバーのスズキをゲットしました。
それ以外は本当に魚の気配がなく終了。
上がった場所が悪かったのかもしれませんが、10月にこんなに悪い状態は初めて。
また来週の3連休にリベンジじゃ。。

9月29日(日) 福山沖 加治屋島の南
【出船】6:00 【納竿】15:00 【天候】晴れ
【潮】中潮 【満潮】9:00 【干潮】15:19(鞆の浦)
【刺餌】オキアミ半ボイル、コーン
【集魚材】オキアミ生(6kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

磯研岡山9月大会 in 走島エリア
クラブの大会を走島エリアで行いました。
私は5番目で加治屋島の南にある磯に降りることに。
この日の最初のミスは、家の冷凍庫に練り餌などのサシエセットを忘れてきてしまうという大失態。
釣行前日に購入した半ボイルのオキアミとスイートコーン1缶、それとマキエのオキアミのみが本日のサシエです。
風もあり、初めての磯で様子がわからないため、スリムグレ3B+ガンダマ3B+G5の半誘導仕掛けでスタート。
右側に大きなシモリがあり、潮は緩く、そのシモリに向けて流れています。
とりあえず竿1本からスタートすると、サシエのオキアミボイルが瞬殺されます。
何かエサ盗りが湧いている様子ですが、棒ウキのスリムグレに反応が出ずにサシエをパクられてしまいます。
しばらくするとようやくヒット。大きなカワハギが釣れました。
「エサ盗りの正体はこいつか」と思い、30m程遠投しますがエサ盗りの猛攻に苦戦します。
開始直後は海底の様子がわからなかったのですが、竿1本チョイのタナで根掛かりするくらいの水深で遠浅でした。
30m沖をしつこく攻めていると、1時間程経過して、ようやくスリムグレが海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!!
やり取りを開始すると水深が浅いからか、右前方のシモリに勢いよく突進していきます。
素早く鱗海アートレータ0.4号をコントロールして、久々に40cmオーバーのチヌを取り込みました。
さらに潮が緩んできたタイミングで、スパッ!とスリムグレが消えたかと思うと、勢いよく竿先が引っ張られます!
通常の3倍のスピードとパワーで、良型の赤い彗星であることを確信しますが、やり取りの最中にラインブレイク。。
その後も何度がスリムグレが海中に消し込みますが、鈎外れやチモト切れのバラシが続きます。
さらに、風の影響と水深が浅い上にシモリが点在しているせいで、仕掛けのトラブルが続出。
根掛かりで新品のスリムグレをロストしてしまいました。。
しばらくすると風が強くなってきたので、黒魂King0号にガンダマG2を付けて沈め釣りで張りながら流していきますが、フグの猛攻に苦戦します。
近距離はエサ盗りだらけと思って50mほどド遠投しますが、竿1本チョイの水深がかなり沖の方まで続いており、根掛かりが連発。。
ならばと思って感度抜群の非自立式の波止チヌ1号+1号ナマリにチェンジ。
しかし風にあおられて仕掛けが絡みまくるトラブルが続出したので、早々に諦めて黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けにチェンジしました。
ちょうど下げ潮に転流して潮が左方向へ流れ始めたタイミングで、黒魂アクセルが加速しながら海中に入っていきます!
アワセを入れるとクリーンヒット!
沖の方で浮かせるようにして、やり取りを楽しみながら、45cmクラスのチヌをゲット。
同じ要領で流していくと、同サイズのチヌが連続ヒットしました。
とりあえず3匹は捕獲できたと安堵して、合間にアイゴやダツ、ギザミなどの外道を釣りながら本命のアタリを待ちます。
ふと足元を見ると、良型のチヌが泳いでいるではありませんか。
一瞬、スカリが破れて脱走したかと思いますが、どうやら違う様子。
そこで静かに足元へマキエをパラパラを2杯入れ、ウキ下を矢引きにして仕掛けを竿1本先に投入した直後、勢いよく黒魂アクセルが消し込みました!
「サイトフィッシングじゃな」と思いながら、40cmクラスの見えチヌをゲット。
さらに納竿までにもう1枚追加し、良型5枚の結果に終わりました。
練り餌を家に忘れてしまった凡ミスと、水深が竿1本と気づいた時点で早めに全誘導釣法に切り替えるべきだったことが反省点です。
バラシが無ければ2桁は確実だったと思います。まだまだ修行が足りません。。

9月21日(日) 出崎沖 豊島 家浦一文字
【出船】5:30 【納竿】13:00 【天候】曇り
【潮】中潮 【満潮】12:54 【干潮】6:32(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、高集魚レッド、ムキエモン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒

3連休の初日、不調が続くホームの出崎沖に出かけました。
この日は豊島へ行くお客さんに便乗して、久しぶりに家浦港の一文字へ。
白灯台側の角に釣り座を構え、黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けをセットしてスタートします。
潮は一文字と並行に西向きに緩く流れています。
鍼上15cmのところにジンタンG4を1つ打ち、サシエ先行で流していくと、手のひらサイズのチャリコがヒット。
続いてギザミが連発します。
さらに、写真の手のひらサイズのチヌやグレがポツリポツリと釣れ続きます。
全誘導だとサシエが盗られたのがわかりにくいので、キザクラの非自立式の棒ウキ、波止チヌ1号の半誘導仕掛けを変更。
すると、魚がサシエに触った反応が超敏感にウキに伝わります。
家浦港の中から外へ抜ける満ち潮の本流が発生すると白灯台の北側に潮溜まりができるのですが、そこへマキエを溜めると入れ食い状態。
足の裏サイズ~手のひらサイズのチヌ、真鯛、グレと大きなギザミが連発し、全部で30匹以上は釣り上げました。
しかしサイズがイマイチで、大きなチヌや真鯛はどこに行ったのやら。。
昨年の今頃の時期には40cmクラスのチヌや鯛が爆釣していたのですが、今年は水温がまだ29℃近くあり、海の中は真夏のようです。

9月8日(日) 出崎沖 大蛭島 ペンキ
【出船】5:30 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】中潮 【満潮】13:55 【干潮】7:21(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー、ムキエモン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、オキアミボイル(3kg)、白チヌ(1袋)、瀬戸内チヌ(1袋)、JAヌカ

絶不調が続くホームの出崎沖に赤い彗星を狙いに出かけました。
この日の潮回りは7:21干底。赤い彗星の出現率が高い大蛭島のペンキに向かうことに。
前回の釣行は台風が通り過ぎた後だったので、木の切れ端がたくさん漂流していましたが、この日はまったく流れていません。
ペンキに到着すると、まだ下げ潮の速い右流れの潮が残っていたので、ゆっくり仕掛けを組み立てます。
グレ道2.5号にソルブレのシルバーアロー1号+1号ナマリ+G4、ハリス2号を2ヒロのシャア専用仕掛けです。
タナを3ヒロに設定してスタート。
オキアミボイルとヌカパワーJAで嵩増ししたマキエをドカ撒きして仕掛けを投入します。
右流れの潮が緩んでくると、時折サシエを盗られます。
タナを徐々に深くしていくとギザミやカサゴがヒット。
本命の姿が見えませんが、この日もボラの死骸が流れていくのを頻繁に見かけます。。
その後、竿1本チョイのタナで磯際を流していくと、ようやくシルバーアローが海中に消えていきました!
しかし手応えは浅く、上がってきたのはキーホルダーサイズの小鯛。。
早々にリリースして、仕掛けを打ち返します。
すると数投後にシルバーアローが気持ちよく海中に入りました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
首を振る感触から赤い彗星ではない様子。
極翔0.8号の弾力を活かしてやり取りをしていると、銀色の魚体が海面に浮いてきました。
しかし型はイマイチの、足鵜の裏サイズの銀ピカチヌです。
久しぶりに持って帰っても捕まらないサイズを捕獲。。
その後、干底前後の潮が止まったり左に変化するチャンスタイムが来ますが、撒けども撒けどもヒットするのは雑魚ばかり。。
しかも不思議なことに、水深が10mほどあるはずの左前方で、3ヒロくらいのタナなのに根掛かりが頻発します。
先日の台風で木の切れ端か網でも流れてきて沈んどるんじゃろか。。
いつもなら干潮前後の潮止まりでスパッ!と気持ちよくシルバーアローが消えるのですが、この日は不発。
しばらく時間が経過し、満ち上がり5分くらいのタイミングでシルバーアローがヌーっと海中に引き込まれていきました。
「やっと来たかー」と合わせを入れてやり取りを開始しますが、竿を溜めたところでゴンゴンゴンゴンといやらしい引き方。
「もーー」と思っていると、予想通り毒針が付いたやつが暴れながら海面に浮かんできました。
毒針に気を付けながらリリース。
結局その後はギザミとカサゴたちと遊んで納竿時間を迎えました。
しかし、ここ10数年で最悪の夏ですね。。水がかなり澄んでいるけど、ボラの死骸が相変わらず多い。
児島湾では爆釣しているそうですが。。

9月1日(日) 出崎沖 豊島 甲崎
【出船】5:30 【納竿】14:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】9:59 【干潮】4:40,16:10(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー、ムキエモン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、白チヌ(1袋)、瀬戸内チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

直撃すると思っていた台風が迷走してあさっての方向へ行ったので、海の様子を見にホームの出崎沖に出かけました。
この日は豊島へ行くお客さんに便乗して、豊島の北西にある甲崎へ。
甲崎は昨年の同時期、爆釣したポイントなので「きっと釣れるだろう」と安易な考えで準備を始めます。
鱗海スペシャル0号に黒魂アクセル0号の全誘導釣法でとりあえず様子を見ることに。
潮は緩く南にある后飛崎(うしろとびさき)に向けて流れています。
昨年はこの潮で爆釣したので、マキエを多めに撒いて同調させながら流していくと、サシエが盗られます。
足元に小型のフグがウロチョロしているので、どうやらフグの仕業のようです。
手返しよく仕掛けを投入していると、馴染んだところで黒魂アクセルが海中へ入っていきました!
しかし、上がってきたのは手のひらサイズの小チヌ。
速攻でリリースして同じラインを流していきますが、再び小チヌがヒットします。
「小チヌの群れをかわして良型を」とコーン、剥き身、練り餌さを試しますが空振り。。
しかし、台風の影響か木の切れ端やらゴミが多い上に、やたらとボラの死骸を見かけます。
ゴミが流れ去ると今度は北から風が吹いてきて、全誘導だと仕掛けが入りづらいので、仕掛けを釣研の2段ウキ、ツインフォース深攻め3Bに変更。
半誘導でタナを3ヒロに設定して流していくと、下ウキが底潮を捕えたタイミングで親ウキが反転して流れていくので強烈な2枚潮のようです。
水は濁っているのですが、川から大量の雨水が放水されているためか、釣りづらい状況。。
それでもタナを調整しながら流していくと小チヌが連続ヒット。持って帰ると捕まるサイズなので全部リリースです。
その後、潮が転流し、北向きの流れに変わると、またまた大量のゴミとボラの死骸が流れてきました。
満潮を過ぎた辺りから強烈な横流れの潮になったので休憩タイム。その間もゴミが流れ続けています。
30分ほど休憩していると潮が緩んできたので、釣りを再開。
しかし釣れるのは小チヌとチャーリーにギザミたち。
北に流れる潮に乗せてシモリ地帯の際を流していると、再び親ウキが入っていきました。
「また小チーヌか」と油断していたところ、ズシっとした感触。
「やべっ」と思って慌ててロッドを岸側へ倒しましたが、無念のラインブレイク。。orz
今日イチの感触でしたが、完全に油断していました。
その後もポツリポツリと小チヌとチャーリーが釣れただけで終了。。
このところ、まともなチヌも鯛も釣れず、なかなか思うように行きません。
やたらとボラの死骸も多いし、誰か毒でも撒いたのか!?

8月18日(日) 出崎沖 石島 砂置き場
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】9:20 【干潮】4:40,15:50(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、高集魚レッド、喰い渋りイエロー、ムキエモン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、爆寄せチヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、JAヌカ、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

釣れていないと釣りたくなってしまう悲しい性。ホームの出崎沖に出かけました。
朝方は日が昇る時間がだんだん遅くなり、涼しく感じる季節になってきました。
この日は満潮が9:20で、砂置き場と出崎の中のどちらにしようか迷いましたが、砂置き場に行くことに。
到着すると潮は緩く、ヌカパワーJAで増量したマキエを30杯ほど撒いておいて、仕掛けを組み立てます。
赤い彗星が出現するかもしれないので、ロッドは鱗海アートレータ0.4号を選択。
棒ウキのスリムグレ3Bにハリス2ヒロ半、3B+G4のナマリを打った半誘導仕掛けでスタートします。
竿1本にタナをセットして竿3本沖を流していきますが反応がありません。
タナを微調整しながら流していくとギザミがヒット。その後、チャーリーがヒットしました。
マキエを撒けども撒けどもポツリポツリとギザミが釣れるのみ。
しばらくして右流れの潮に変化したタイミングで、スリムグレがスーッと海中に消えていきました!
しかしヒットしたのは手のひらサイズの小チヌ。即リリースです。
いかにも釣れそうな潮なのですが反応がなく、時間だけが経過していきます。
満潮前、右流れの潮に乗せて流していくと、ドラグがジジジーっと音を立ててラインが引っ手繰られました!
沖の方へ走るのを止めて、ドラグを締めてから落ち着いて応戦します。
「沖へ走るから大鯛か!?」と思いましたが、やり取りをしていると赤い彗星とは違う感触。
「もしかしてコブ平?」と思ったものの、なんか違う感触です。
0.4号の鱗海アートレータで耐えていると、ようやくスリムグレが海面に見えてきました。
「あともう少しじゃ」と思いながら海面で横切ったのは、、、エイ吉。
「もーー」っと急に雑なやり取りになり、最後は手でハリスを引っ張ってリリース。
エイ吉のライブの後、「下げ潮に転流したら釣れるじゃろ」と高をくくっていたのですが反応なし。。
また気が付くと時計の針が12時になっていました。
残り時間30分で、駆け上がりにダイレクトに練り餌を放り込むと、マキエを撒いている最中にスリムグレが消失。
あわててアワセを入れるとクリーンヒット!
しかし、やり取りの最中にゴンゴンゴンゴン!と、いやらしい叩き方をするので「またアイツか。。」
予想通り40cmくらいのバリ(アイゴ)が浮かんできました。
毒針に気を付けながらキャッチ&即リリース。
その後、特に何のドラマもなく終了しました。
この日はエイ吉とギザミ以外は全然魚っ気がなく、今年一番の厳しい釣行になりました。

8月11日(日) 出崎沖 大蛭島 ヤグラ
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】小潮 【満潮】15:20 【干潮】9:00(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、高集魚レッド、喰い渋りイエロー
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

山の日ですが山には行かず、暑さも釣果も厳しい中、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は9時が干底で、このところ赤い彗星の出現率が高いので、両潮やれるヤグラへ向かいました。
ヤグラへ到着すると、下げ潮の早い当て潮がヤグラを抜けて南へ流れています。
しばらく釣りにならないので、ゆっくり仕掛けを準備することに。
極翔0.8号にソルブレの棒ウキ・シルバーアロー1号に中通しナマリ1号の半誘導ドスコイ仕掛けをセット。
ハリス1.5号を2ヒロ取って、当て潮が緩むまで朝食のおにぎりを食べながら様子を見ます。
15分程すると当て潮が緩んできたので、仕掛けもマキエも遠投して、水深12mの2段目の駆け上がりを狙います。
開始3投目、シルバーアローが潮目に入った瞬間、海中へ消えていきました!
ワンテンポ置いてアワセを入れるとクリーンヒット!
グン!グン!というシャープな引きなので、赤い彗星であることを確信します。
手前のシモリ地帯に入られるとやられるので、ロッドを倒しながら、なるべく沖の方で浮かせます。
少し強引にやり取りして、40cmクラスの真鯛を取り込みました。
幸先の良いスタートで次を狙いますが、そこから沈黙の時が流れます。。
遠投狙いで竿1本から3本までタナを探っていきますが、ヒットするのはギザミのみ。
潮焼きにすると美味しいので、食べる分だけスカリに投入します。
しばらくギザミとガッシー君と遊んでいましたが、大蛭島との水道側へ流し込んで行ったところでようやくヒット。
足の裏サイズのおチヌ様をあっさり海面まで浮かせましたが、タモを取ろうとした瞬間に鈎外れ。。
「型が小まいし、まぁええか」
しばらくあれやこれやと手を尽くしますが、刺し餌は盗られるものの本命のアタリがありません。
ドスコイ仕掛けだから喰い込みが悪いのかな?と思い、潮も緩んできたので黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けにチェンジ。
手前の駆け上がりと2段目の駆け上がりの中間を練り餌コロコロ釣法で探っていると、黒魂アクセルが加速して海中に入っていきます!
ウキが見えなくなるまで待ってからアワセを入れるとクリーンヒット!
しかし、ハリスがシモリに触れてしまい、無念のラインブレイク。。
気配が消えぬ間にと思い、気を取り直して同じパターンで攻めていると、再び黒魂アクセルが海中に入っていきます!
「今度は逃がさんーー」とやり取り開始。極翔0.8号のパワーで強引に量産型チヌを浮かせ、取り込みました。
その後は9時の干底の時間を挟んでギザミと遊ぶ時間が続き、気が付くと時計の針は12時。。
しかし12時過ぎ、右方向へ流れる緩い潮で、黒魂アクセルがアクセル全開で海中に消し込みました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」とアワセを入れるとズッシリとした感触!
鋭い突っ込みをいなしながら寄せてきますが、ウキが見えたところでシモリ地帯に逃げ込まれ、バイィーンと竿が跳ね上がりました。。_| ̄|○
「ヤグラで切られたの、これで何回目じゃろ。。」
危険なシモリ地帯はわかっているのですが、またまたやられてしまいました。
結局確保できたのは赤黒1枚ずつのみ。緑のギザミは大量でしたが。。
To be continued.

8月4日(日) 出崎沖 石島 戸尻鼻
【出船】5:00 【納竿】12:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】10:29 【干潮】5:39(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、白チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

連日の猛暑の中、ホームの出崎沖に出かけました。
釣行前日の夜は蒸し暑くてなかなか寝付けず、ほぼ睡眠時間ゼロで出発することに。
午前4時、港へ向かう途中、車の外気温を見ると29℃と表示されています。
蒸し暑い中、久しぶりに石島の戸尻鼻へ向かうことにしました。
戸尻鼻に到着すると、干底前の転流の時間で、潮がほとんど動いていない状況です。
この日は前回釣行時と真逆で、軽目の集魚材で黒魂アクセル0号にハリス2ヒロ半の全誘導釣法でスタート。
近距離にマキエを広範囲に撒いておいてスタートします。
開始直後は東へ流れる緩い潮で朝マヅメに何枚かヒットするかと思っていましたが、小型のフグが湧いており、毎回サシエを盗られます。
この日は今年一番の暑さで、じっとしていても汗がしたたり落ちてきて、マキエを打とうと柄杓に手をやると、額から流れ落ちる汗で目が染みる状況。
そんな中、午前9時まで本命のアタリが無いまま、時間だけが過ぎていきます。
時計の針が午前9時に近くなり、戸尻鼻から北へ抜ける本流が緩んできたタイミングで、コブ平ジュニアがヒット。
その後、同じ潮筋を流してくと、ようやく黒魂アクセルが加速しながら海中へ消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
レギュラーサイズのチヌを取り込むことができました。
しかし後が続かず、ギザミ数匹とバリ(アイゴ)がヒットするのみ。
満潮時刻を回ってしばらくすると、沖から黒い油が流れてきて、磯際からなかなか離れません。
その後もゴミが流れてくる中、南東方向にある戸尻のハナレに向けて流れる潮に乗せて、全誘導で仕掛けを送り込んでいくと、糸ピンのアタリ!
あわてず騒がず魚を誘導して、またまたレギュラーサイズのチヌを取り込みました。
しかし、またまた単発に終わってしまい、後が続きません。。
朝、早いうちから熱中症アラートが発令され、ひとり我慢大会になりました、
途中、あまりにも暑いので海に浸かりながら釣りをしようかと思いましたが、替えのパンツがないため我慢して耐える時間が続きます。
しかし、2匹目のおチヌ様を取り込んだ後はまったく無反応で、結局12時の迎えの時間まで本命のアタリはありませんでした。
結局、この日はレギュラーサイズのチヌが2枚のみ。まだまだ修行が足りません。。

7月28日(日) 出崎沖 大蛭島 ヤグラ
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】小潮 【満潮】3:40,16:39 【干潮】10:19(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、高集魚レッド、喰い渋りイエロー
【集魚材】オキアミ生(3kg)、チヌパワー激重(1袋)、湾チヌスペシャルⅡ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

赤い彗星を狙いに、ホームの出崎沖に出かけました。
この日の潮回りは10:19干底で、赤い彗星が出現する近場のお気に入りポイントのヤグラに向かうことに。
たまには違う集魚材も試してみようと思い、比重が重いチヌパワー激重と湾チヌスペシャルⅡでベタ底に魚を集める作戦。
ヤグラに到着すると、北からの当て潮がキツイ状況で、ゆっくり準備に取り掛かります。
ロッドは極翔0.8号、いつものスリムグレ3B+2B+G3+G5で、ハリス2ヒロ半の半誘導仕掛けをセットします。
しばらく待機していると当て潮が緩んできたので、沖目にマキエを投入して、手前の1段目の駆け上がりを攻めていきます。
タナを竿1本で探っていくと、ギザミがヒット。
しばらく正面を狙っていましたが、反応がいまいちなので、大蛭島との水道の駆け上がりを狙うことに。
仕掛けを張り気味にして誘いをかけると、狙い通り誘いに乗ってきました。
ゴンゴンという首を振る感触を味わいながら、33cmのチヌをゲット。サイズがいまいちです。
その後、さらに当て潮が緩んできて、朝マヅメのゴールデンタイムにチャリコが連発。
スコン!と勢いよく棒ウキのスリムグレが消し込むので気持ちがいいのですが、塩焼きにする足の裏サイズ以外は手のひらサイズ。
ポイポイと全部リリースします。
時折ヒットする大好物の大きいギザミは、グリルに入れて潮をまぶして焼くだけなので、スカリへ投入します。
その後、しばらく静寂の時が流れますが、右へ流れる潮に変化したタイミングで、スリムグレがスコン!と入りました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
ググッ!ググッ!とシャープな引きを見せるので、赤い彗星だと確信します。
しかし、意外とあっさりピンクの魚体が浮いてきて、手前のシモリ地帯に気を付けながら取り込み成功。
計測すると42.5cmのベッピン真鯛さんでした。
比重の重いマキエが駆け上がりに溜まって連発するかと思いましたが、ベッピン真鯛もおチヌ様もどこかへお出かけ中なのか音信普通。。
当たるのはギザミとガッシー君にチャーリーのみです。
干底の前後の潮止まりも大型真鯛は出現せず、前回同様、不完全燃焼で終了しました。
この日は、首にかける便座みたいな形やつとか冷感タオルなど、熱中症対策グッズを買い込んで臨んだのですが、
意外と風が気持ちよく、ほどよい暑さでした。
釣果も良ければ御の字でしたが、まだまだ修行が足りませんね。。

7月21日(日) 出崎沖 石島 砂置き場
【出船】5:15 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】10:00 【干潮】5:40,16:40(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、高集魚レッド、喰い渋りイエロー
【集魚材】オキアミ生(3kg)、チヌパワームギ(1袋)、瀬戸内チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

熱中症アラートが発令している中、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は大潮で10時満潮の潮回り。他に熱波好きなマニアなお客さんはおらず、ひとり貸し切りで石島の砂置き場へ向かうことに。
昨晩の高潮で砂浜に打ち上げられたゴミが放出されたのか、移動中、あちこちにガラ藻の切れ端や木が浮かんでいます。
砂置き場に到着すると、幸い磯際に浮遊しているゴミは少ない様子。
潮も緩いので、とりあえず駆け上がり付近にマキエを撒いておいて、スリムグレ3B+2B+G4×2の半誘導仕掛けを組み立てます。
赤い彗星も出現するので、ロッドは鱗海アートレータ0.4号を選択。ハリス2ヒロ半でタナを竿1本にセットしてスタートします。
仕掛けを組み立てて振り向くと、先ほどまで少なかったゴミが、いつの間にか大量に流れついてきています。。
あっという間に辺り一面がゴミだらけになりました。
潮は左のヘラガ崎の方に流れており、ゴミが流れ去るまでしばらく待機。
15分ほど経過すると、ようやく釣りができる状態になりました。
しかし、ヘラガ崎の方に大量にゴミが溜まっているのが見えるので、下げ潮に転流すると全部戻ってきそうです。。
とりあえず竿2本沖を攻めると、毎回サシエが盗られます。
タナを微調整するとチャリコが釣れ、続いてコッパグレも釣れました。
塩焼きサイズだけキープして後は全部リリース。
あちこちゴミだらけなので、タイミングを見計らってゴミの隙間へ仕掛けを投入。
毎回、ガラ藻が仕掛けに絡んで帰ってくるので、気温が暑いのも相まってストレスが溜まっていきます。
ゴミとチャーリーとコッパグレに翻弄されますが、満潮の転流前に潮が緩んできてチャンスタイム。
喰い渋りイエローを付けて竿1本チョイのタナで流していくと、スリムグレが海中に消え、ラインがツツーっと走りました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
やり取りを開始すると、なかなかの手応えです。
沖の方へ走り出すのを鱗海アートレータで強引に止め、ゆっくりやり取りをしていると、ピンクの魚体が海面でキラリと光りました。
底の方に捨て石が散在しているので、ラインが触れないように気を付けながら寄せてきますが、浮かせた赤い彗星にガラ藻が絡みまくります。
最後はレゲエみたいなヘアースタイルになったアイシャドーなしスッピン真鯛をヅラごとタモに収めました。
計測すると47cmのまずまずのサイズ。
その後もゴミの間隙を縫って仕掛けを投入しますが、満潮前の潮止まりの間はギザミが釣れるのみ。
潮が転流すると、予感的中でヘラガ崎に溜まっていた大量のゴミが全部戻ってきました。
しばらく釣りにならないので、夏定番の冷たい素麺を食べて休憩します。
休憩後、再びヘラガ崎方向へ流れる速い潮に高集魚レッドを付けて近距離を流していると、再びラインが持っていかれます。
アワセを入れるとクリーンヒット!
速い流れの中で食わせたので潮の抵抗があり、なかなか浮いてきません。
ゆっくりやり取りをしていると、今度は大きな銀色の姿が見えました。
しかし、またまたガラ藻が絡んでレゲエ風チヌになった状態でなんとかタモ入れ成功。
計測してみると48cm。ナイスサイズの居着きチヌでした。
この日は11時前まで同じゴミが右へ行ったり左へ行ったりで釣りにくく、その後はまたまた泥水が流れ込むバッドコンディション。。
結局、47cmと足の裏サイズの真鯛にチャリコ4枚、48cmのチヌにコッパチヌ、コッパグレ4枚という結果でした。
それにしても暑い。。梅雨も明けたし、しばらくこの暑さが続きそうですね。

7月7日(日) 出崎沖 大蛭島 ペンキ
【出船】5:00 【納竿】12:00 【天候】晴れ
【潮】大潮 【満潮】11:00 【干潮】6:29(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、白チヌ(1袋)、瀬戸内チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

梅雨の晴れ間の日曜日、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は大潮ですが、6:30干底、11:00満潮という潮回り。
カンカン照りで暑いので、12時撤収で大蛭島のペンキに上がりました。
梅雨の長雨の影響がどうじゃろかと思いながら、極翔0.8号に道糸1.75号、ハリス2号を2ヒロ取った半誘導仕掛けをセット。
キザクラの非自立棒ウキの波止チヌ1号に1号ナマリをセットして、赤い彗星を狙います。
仕掛けをくみ上げて、ふと沖に目をやると、何やら白と黒の大きな物体が海面を移動しています。
「あ!シャチじゃ!!」
と、瀬戸内海では珍しい光景に、思わずスマホでパチリ!
スクープ映像を撮影しました。
シャチが通り過ぎた後、仕掛けを投入。
やはり雨の影響で朝イチから海面にゴミが浮遊しており、仕掛けを回収するとガラ藻の切れ端が仕掛けに引っかかります。
干底前後の潮止まりで赤い彗星を狙いますが、赤は赤でも赤チンさんが連続ヒット。
底にサシエが届いてる証拠ですが、しつこく駆け上がり付近を狙っていると、スパッと棒ウキが消し込むアタリ!
しかし空振りで、素鈎を引いてしまいました。
その後、干底の時間が過ぎて、満ち上がりの潮に転流します。
暑いので休憩を取りながら、しばらく赤チンさんとギザミンゴと遊ぶ時間が続きます。
潮が満ちてきて船着きの釣り座が浸かりそうになると、ようやく足元で足の裏サイズのチヌがヒット。
難なく取り込んだのち、今度は棒ウキが消し込むと同時に、ラインがツーっと走っていきます!
「キタ――(゚∀゚)――!!」とアワセを入れますが、手応えが薄く、30cmクラスの塩焼き真鯛が海面に浮いてきました。
こちらも難なく取り込んで、素早く続きを狙いますが、アコウがヒットするのみ。。
さらに9時を回ると、川の泥水が流れているのか赤茶色をした潮が流れてきて、辺り一面、無茶クソになりました。
そこからは、ギザミがポツリポツリと釣れるのみで終了。。
梅雨の中休みの晴れ間のようにスカッと気分良く行かず、不完全燃焼に終わってしまいました。

6月16日(日) 出崎沖 豊島 硯のテトラ(東側)
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】若潮 【満潮】6:09 【干潮】12:58(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー、高集魚レッド
【集魚材】オキアミ生(3kg)、白チヌ(1袋)、瀬戸内チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

先週は赤い彗星を狙いに行こうと思っていたところ予想外の大雨だったので、イメージトレーニングだけで我慢しました。
喰いが渋い状況が続いていますが、修行のため、いつもの出崎沖に出かけました。
この日は豊島へ行くお客さんに便乗して、久しぶりに硯港のテトラへ。石波止のある東側へ降りました。
到着すると満潮前の潮止まりタイム。
足場が悪いので落ちてケガをしないように気を付けながら、船着きから石波止側の角へ移動して準備を始めます。
赤い彗星は来ないポイントで水深が浅いので、鱗海スペシャル0号に釣研の棒ウキのスリムグレ0号をチョイス。
1.25号のハリスSV-Iを2ヒロのノーガンで、タナを3ヒロに設定した半誘導仕掛けでスタートします。
この日は若潮で無風。潮の動きも悪く、池のような状態が続きます。
マキエをこまめに打ちながら、赤ちゃんがハイハイするくらい遅い潮に仕掛けを流していきますが、8時半まで無反応。。
「また誰か毒を撒いたんか」と嫌な予感がしましたが、練り餌を付けて張り気味にしていると、「コツっ」という小さなアタリ。
脊髄反射でアワセを入れるとガッチリフック!
結構な手応えで、底を切ろうと鱗海スペシャル0号で耐えていると、フッとテンションがなくなりました。。
海中に沈んでいるテトラにハリスが触れて、パッツリ行ってしまいました。
急いでハリスを交換して同じポイントを攻めていくと、今度はスリムグレが勢いよく海中に入っていきます!
再び臨戦態勢に入りますが、またまたチモトを飛ばしてしまい、連続のラインブレイクです。。
ここのテトラには牡蠣やカラス貝がビッシリ付いており、少しでも触れると一瞬で飛ばされてしまいます。
潮が引いてきたので、バッカンを持って下段のテトラへ移動。
少し大きめの練り餌を付けて張り気味にしていると、またまたスリムグレが海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
今度は下段のテトラからのやり取りなので、すぐにはやられません。
しかしなかなか底を切ることができず、「なんか変やな!?」と思いながら5分ほど格闘が続きます。
しばらく粘っていると、ようやく子犬ほどの大きさがあろうかというピンク色の魚体が浮いていました!(昔、同じことを書いた記憶が)
しかし顔が違うな?
ブルドックみたいに受け口で、頭にコブが付いとるような。。しかもガラ藻に絡んで動かんし。。
鱗海スペシャル0号がひん曲がり、折れそうになっていたのでヒヤヒヤしましたが、なんとかタモで回収できました。
「またタモ枠が変形してしもうたわ。。」
後で計測すると68cmだったのですが、暴れるタンコブ兄貴をラバータイプのスカリに放り込んで、ひと段落。
実はこのときリリースしておけばよかったのですが、最後に後悔することに。。
その後、東の角で魚の反応が無くなったので、釣り座を船着きの少し内側へ移動します。
西から風が強くなってきたので、3Bのスリムグレにチェンジして、3B+G5の負荷の半誘導に変更。
潮が緩く左方向へ流れているので、タナを2ヒロ半にして、マキエを多めに打って流していきます。
すると移動後、1投目で竿2本ほど沖を流していたスリムグレが気持ちよく海中に入っていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
今度はいつものおチヌ様の引きで、やり取りを楽しみながら35cmクラスの量産型チヌを取り込みました。
さらにマキエをコンスタントに打ちながら流していきますが、今度はコブ平Jrが連発します。。
さらに足の裏サイズのグレとチヌを1枚ずつ追加しますが、潮の流れが右へ転流すると、反応が無くなりました。
そこで少し大きめの練り餌を付けて張らず緩めずで流していくと、スリムグレが海中へ高速移動!
アワセを入れますが、次の瞬間、「ブーーーン!」というドラグの爆音とともに瞬殺。
「仮面ライダーのオープニングのバイク音かと思うたわ。」
その後、納竿時刻までいろんなサイズのコブ平たちが入れポンになりました。
最後、スカリを持ち上げるとタンコブ兄貴が網を噛みちぎろうとしています。
中に入れていたグレが、穴から頭を出して「こんにちわ」ってなっとるし。。
よく見ると、他にも2か所ラバーが破れていて、2匹いたチヌが脱走しとる。。
やっぱりリリースしておけばよかったかな。帰ってスカリを修理しないと。。

6月2日(日) 出崎沖 大蛭島 ヤグラ向かい
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】若潮 【満潮】7:19 【干潮】13:40(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー、高集魚レッド
【集魚材】オキアミ生(3kg)、チヌパワームギ(1袋)、瀬戸内チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)、VSP(1袋)

端境期で喰いが渋い状況の中、修行のため、出崎沖に出かけました。
この日は実験したいことがあり、以前から気になっていた非自立式の棒ウキを使ってみることにしました。
ネットの記事だと、自立式の棒ウキより遠投が効かないが、感度とタナ取りが抜群とのこと。
遠投が効かないので、下げ潮釣り場で近距離が狙えそうなヤグラ向かいに上がることに。
ヤグラ向かいに到着すると、いかにも釣れそうなチヌ潮が東向きに流れています。
キザクラの非自立棒ウキ、波止チヌ1号+1号ナマリにハリスSV-I 1.25号2ヒロをセットし、タナを3ヒロにしてスタート。
竿2本ほど沖に棒ウキを放り込み、仕掛けが立つと棒ウキも立った状態になりました。
辺りを見回すと全体的に浅く、ガラ藻があちこちに点在しています。
すると、馴染んだ仕掛けがガラ藻に触れた瞬間に棒ウキが感度良く沈んでいくので、自立式より海底の地形がわかりやすいと感じました。
また、エサ盗りがサシエに触った時も自立式より大きなアクションなので、確かにサシエがない状態で流す無駄な時間を削減できます。
しかしこの日は誰か海に毒でも撒いたのか魚の気配が薄く、ポツリポツリと釣れるのはギザミのみ。。
それに、ヤグラ向かいに前回上がったのが8年前。
その時は結構水深があると思っていたのですが、ガラ藻が生い茂っていることもあり、仕掛けが届く範囲は2ヒロ~3ヒロで根掛かりします。
海中をよーく見ると、ヤグラ向かいの左の岩からヤグラに向けて、一直線にガラ藻が30mほど伸びている様子。
ヤグラ向きに釣り座を構え、そこへ仕掛けとマキエを流し込むように狙っていきます。
しかし、3ヒロ~1ヒロでタナを調整してあちこち探ってみるものの、ギザミパラダイス。。
途中、ヤグラへ向けて流れる潮に2ヒロのタナで流していっても、かなり沖でギザミがヒット。
結局この日はボラやフグの姿すら見えず、非自立式の超高感度の棒ウキで、ギザミを連発しただけで撃沈しました。。

5月26日(日) 出崎沖 石島 北の石切
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】中潮 【満潮】11:40 【干潮】7:20(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー、高集魚レッド
【集魚材】オキアミ生(3kg)、チヌパワームギ(1袋)、爆寄せチヌ(1袋)、BチヌⅡ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)、VSP(1袋)

前回釣行のジャパンカップ予選が惨敗に終わったので、鬱憤晴らしと修行のためホームの出崎沖に出かけました。
前日、タイム総社店でエサを購入した後、ホルモンうどん大盛が食べたくなって隣のマウントクックへ行くと、5月末をもって閉店の張り紙が。。
ホルモンうどん、そば飯、お好み焼きと、どれも美味しかったので残念です。
次の日、型の大きいチヌが釣りたい!と思って石島の北の石切へ。他のお客さんがおらず貸し切り状態です。
いつもの鉄柱の右側に釣り座を構え、竿2本ほど沖にある急激な駆け上がりの辺りにマキエを撒いておいて、仕掛けを組み立てます。
このポイントはこれまでの経験上、なぜか全誘導だと相性が悪いので、スリムグレ3B+2B+G3でハリスを3ヒロとった半誘導仕掛けでスタートします。
1投目から喰ってきそうなチヌ潮が緩く右へ流れており、鉄柱の沖に仕掛けとマキエを入れて流していきます。
エサ盗りは海面をフグが少し泳いでいるくらいで、前回釣行の笠岡沖より釣りやすそうです。
開始30分はオキアミ生だとサシエが盗られ、半ボイル、コーン、練り餌は反応なしの状況が続きました。
そこで、会長から差し入れでもらったマルキューの赤いベビースターラーメン、じゃなかった、VSPをマキエに混ぜ込んで試してみることに。
正面で仕掛けが馴染むように駆け上がりの際を舐めまわしていると、棒ウキのスリムグレがスローモーションのようにスーッと消えていきました!
アワセを入れると結構な手応え!
やり取りを開始すると鱗海アートレータ0.4号が「つ」の字に曲がり、なかなか底が切れません。
何回もグググっと尾びれでキックする感触がロッドを通して伝わってきて、赤い彗星であることを確信します!
長い攻防が続き、のされないようにしばらく耐えていると、ようやくウキ止め糸が見えてきました。
しかし、駆け上がりの角に当たったのか、あと少しのところで無念のラインブレイク。。竿が大きく跳ね上がってしまいました。
♪やらかしちまぁった やらかしちまぁった 
♪どうしてこんな事になってしまったのか
♪やらかしちまぁった やらかしちまぁった 
♪自分で自分が許せねぇ~
と、どぶろっくの歌が頭の中をグルグル回ります。。orz
しばらく肩を落として意気消沈しましたが、気を取り直して再開。
真ん中がパッツリ切れてしまったハリスを結び直し、再び駆け上がりの際に狙いを集中します。
同じパターンで流していくと、右の駆け上がりのところで再びスリムグレが海中に消えていきました。
アワセを入れるとクリーンヒット!
やり取りを開始しますが今度はガラ藻に仕掛けが引っ掛かり、藻抜きタイム。
ラインを緩めてしばらく待っていると、魚が沖へ動き出しました。
ロッドを寝かせながら何度か藻抜きを繰り返していると、ようやくきれいなピンクの魚体が海面に浮いてきました。
今度は無事に34cmの真鯛を取り込みました。しかし、逃がした最初のヤツとは違い、物足りません。
続けて同じパターンで練り餌を付けて攻めていると、右の駆け上がりで張り気味にしていた仕掛けを引っ手繰っていきました!
しかし、またまたガラ藻に突入し、藻抜きタイム。。
駆け上がりの際に見えないガラ藻が生えている様子で、ちょうどいいところで仕掛けがガラ藻に絡んでしまいます。
なんとか藻抜きに成功して、46cmの居着きチヌを取り込みました。
しかしVSPを混ぜた途端に活性が上がったな。なんか変な薬でも入っとんじゃろか!?
さらにその後も同じ駆け上がりで連続ヒットしますが、2連続で藻抜きに失敗。
最初の大バラシに続き、この日もバラシまくりました。。
バラしまくって場が荒れたせいか、潮が高くなってくると次第に活性が落ちていき万事休す。
鬱憤晴らしのはずが、逆に鬱憤が溜まってしまった一日でした。。

5月18日(土) 笠岡沖 大飛島港 一文字
【出船】6:30 【納竿】12:30 【天候】晴れ
【潮】若潮 【満潮】7:39 【干潮】14:19(笠岡諸島)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー、高集魚レッド
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

シマノジャパンカップ黒鯛(笠岡予選)
今年もジャパンカップの笠岡予選に参加しました。
クジでさかえ丸2に乗船し、前後の番号の方と私を含めて3名で、大飛島港の一文字に降りました。
2番目にポイント選択の優先権があるので、東側の先端を選択しました。
先週の三崎の釣行がエサ盗りだらけだったので、この日もエサ盗りまみれだろうと予想。
しかし予想より酷く、スズメダイ、アジ、サバが湧いていました。。
初めて降りる場所のため、黒魂アクセル0号+ハリス2ヒロ半、G4のナビにG5のジンタンをハリス中央に打った全誘導釣法で探っていきます。
とりあえず足元にマキエを打ってエサ盗りを集めておいて竿3本ほど沖を攻めてみると、もちろんオキアミ系は瞬殺。
練り餌をメインに、コーン、サナギをローテーションしながら探っていきます。
3投目、親指大の喰い渋りイエローを付けて張らず緩めずにしていたところ、竿先を持っていくアタリ!
しかし、やり取りの最中にハリスの中央をパッツリ切られてしまいました。。
その後も、練り餌さとコーンで糸ピンと竿先を持っていくアタリがありましたが、なぜか連続で鈎外れ。
喰いが渋いのか、鍼のサイズを1号まで落として飲み込ませる作戦に変更します。
すると今度は練り餌でコブチンがヒット。
早々にお帰りいただいて、コーン3つで沖の方を攻めてみます。
沖の方は潮が緩く右方向へ流れており、仕掛けが馴染むと黒魂アクセルがスーッと静かに海中へ入っていきます!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし手応えは浅く、極翔0.8号のパワーで足の裏サイズのチャーリーがあっさり浮いてきました。
コーンで攻めるとチャーリーズエンジェルズたちの餌食になってしまいます。
さらにド遠投して沖を攻めますが、アジとサバがヒットするのみ。。
その後も手を変え品を変えてみるものの、本命の姿は見えず。。
ハーフタイムになり、一緒に上がった方と場所を変更するか確認しましたが、同じ場所で継続するとのこと。
私も暑くて移動するのが面倒なので、同じ場所で続けることにしました。
一文字の真ん中に上がられた方は竿が良く曲がっている様子だったので、遠巻きから観察して釣り方をコピーすることに。
しかし池のように潮が動かなくなり、コピー釣法も効果がありません。。
試合終了の残り時間が20分のところで、朝イチで攻めていた竿3本沖を練り餌で攻めていると、ようやく糸ピンのアタリ!
慎重なやり取りで44cmの真っ黒居着きチヌを取り込み、危うくハゲ散らかすのを回避できました。
さらにマキエを多めに投入して張り気味にしていると、ツーっとラインが引っ張られるアタリ!
2枚目はサイズダウンでしたが、ようやく潮が動き出して時合に入った!
というところで試合終了のタイムアップ。。
結局2枚だけで、今年もリミットメイクできずに惨敗。。
バラシのスペシャリストで反省点ばかりのジャパンカップ予選でした。

5月12日(日) 笠岡沖 荘内半島 御幸岩(小岩)
【出船】4:00 【納竿】13:00 【天候】
【潮】中潮 【満潮】13:20 【干潮】8:20(詫間 仁老浜漁港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー、高集魚レッド
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

釣り具のオーシャンの大会に参加しました。
渡してもらう磯を決めるクジで、これまで4回連続で三崎だったので、さすがに今回は真鍋島エリアだろうと思っていました。またまた三崎エリアでした。。
この日は偶然、御幸岩が大岩・小岩とも空いていたので、私は15年ぶりに、クジの若番の方と小岩に上がることに。
ポイントの優先権のある若番の方が西向きを選択されたので、私は東向きに釣り座を構えました。
黒魂アクセル0号にG4のナビ、V-CROSS1.5号を2ヒロ半取った三崎エリア仕様の全誘導仕掛けでスタートします。
潮は大岩から小岩方向へ左向きに流れており、様子見でオキアミ生を付けて投入すると、予想通り瞬殺されました。
次に半ボイルを投入しますが、アジやサバが湧いており、オキアミでは歯が立ちません。
3投目にパチンコ玉サイズの荒食いブラウンを付けて張らず緩めずで流していくと、バチバチっと指を弾いてラインが出ていきます!
一呼吸置いてアワセを入れるとクリーンヒット!
鱗海スペシャル0号が「つ」の字にしなり、魚の重量感を感じます。
怒らせないようにゆっくりやり取りをして、三崎レギュラーサイズのチヌを取り込みました。
同じ要領で潮に乗せて流していくと連続ヒット!
2枚目はサイズアップで45cmクラスでした。
3枚目、4枚目も間を置かずにヒットし、次々とスカリに投入します。
しかし干底の時間が近くなると、アタリがパタッと止まってしまいます。
ハリスにジンタンのG4を打って近距離を攻めていると、コブ野郎に仕掛けを全部持っていかれました。。
潮が緩んできて近距離は危険なので、竿3本ほど沖を狙うと竿先を引っ手繰るアタリ!
しかし無念の鈎外れ。。
その後、ラインブレイクのバラシがあり、なかなか追加できません。
しばらく思考錯誤した後、再び左方向へ流れる潮が動き出しました。
朝イチと同じ要領で流していくと、再び連続ヒット!
しかし、いずれも型がイマイチで、これでは上位入賞が望めません。。
その後、大岩から流れてくる潮が激流に変化したので潮のヨレを狙っていると、35cmサイズの真鯛を追加しました。
さらに北向きの緩い潮の中で2枚追加。
結局この日はチヌ9枚に真鯛1枚。
後で隣の大岩に上がっていた年配の方から話を聞くと、本命ポイントは北向きのハリダシの沖だそうで。
15年ぶりにA級磯の御幸岩に上がれたのですが、まだまだ腕が足りません。

5月5日(日) 牛窓沖 前島 一本松
【出船】5:00 【納竿】12:00 【天候】晴れ
【潮】中潮 【満潮】8:49 【干潮】15:00(牛窓港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン、喰い渋りイエロー
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

磯研岡山5月大会 in 牛窓
まこと渡船さんにお世話になり、クラブの大会を牛窓沖で開催しました。
いつも小豆島か日生エリアに行くので、実は牛窓沖で釣りをするのは30年ぶりくらい。
事前のクジで5番を引いた私は、先輩のK野さんと前島の南に突き出した「一本松」に上がりました。
この日は昼から爆風の予報。朝のうちに釣っておかなければと、急いで準備します。
黒魂アクセル0号に、G4のナビ、ハリス2ヒロ半の中央にG5を打った全誘導仕掛けでスタート。
西向きに流れる本流のヨレや引かれ潮を狙って仕掛けを送り込んでいきます。
開始1時間ほどは音信普通でしたが、本流の下に潜る潮に乗せて仕掛けを沈めていき、誘いをかけるとガツン!というアタリ。
鱗海スペシャル0号でアワセを入れると、グングンと首を振る感触。
慌てずゆっくりとやり取りをして、レギュラーサイズの37cmのチヌを確保しました。
連続ヒットを狙いますが、東風が徐々に強くなり、思うように仕掛けを流すことができません。
しばらく全誘導を続けましたが、生体反応が無いのでウキを000号にチェンジ。
しかし風に煽られて仕掛けが入らないため、今度はガルツの円錐ウキ、飛攻黒鯛1号にチェンジ。
ようやく仕掛けが入っていったかと思いきや、なぜかこの日はヤマワのゴム張りオモリ1号が
仕掛けを投入する度に4連続で外れ、最後はイーってなるほど歯で噛むと外れなくなりました。
満潮を挟んで下げ潮に変わり、これからさらに風が強くなるのか、と思いっていると、なぜか10時頃からピタッと風がやみます。
そこで東側へ移動し、竿1本半のタナで緩く当ててくる潮で掛け上げり付近を狙っていると、ウキがシューっと海中に入っていきました!
アワセを入れると、またまたクリーンヒット!
魚を怒らせないように、ゆっくりとやり取りして、39cmのレギュラーサイズのチヌを取り込みました。
潮加減がよくなってきましたが、この日は12時が納竿。
結局レギュラーサイズが2枚という貧果に終わってしまいました。
牛窓のチヌも産卵を終えており、おなかがペチャンコ状態になっていました。
このところ貧果が続いているので、悔しさのあまり写メを撮るのも忘れてました。
まだまだ修行が足りません。

5月3日(金) 出崎沖 大蛭島 ヤグラ(南の大岩)
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】晴れ
【潮】長潮 【満潮】7:00 【干潮】13:40(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル、荒食いブラウン
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

ゴールデンウイーク後半の初日、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は7時満潮で下げ潮メインの潮周りだったため、久しぶりにヤグラの南にある大岩に上がることに。
ヤグラの南側は一見深そうに見えますが、足元から4~7mくらいの深さがダラーっと沖の方まで続いています。
大岩に上がって準備をしていると、2月頃には全然なかったガラ藻とワカメが辺り一面、生い茂っています。
とりあえず様子見のため、釣研のスリムグレ3B+3B+G5の半誘導仕掛けで2ヒロのタナからスタート。
潮は緩く大蛭島のヤグラ向かいの方向に流れています。
ガラ藻だらけで隙間を狙って探っていきますが、流しにくい状況。
しかし4投目、前アタリの後、スッとスリムグレが海中に入っていくドンピシャのタイミングでアワセが決まります!
ゴンゴンと首を振る感触からおチヌ様と確信しました。
鱗海アートレータ0.4号でゆっくりやり取りしていると、産卵を終えた様子の銀ピカのチヌが浮いてきました。
ガラ藻をかわして無事タモ入れ成功。レギュラーサイズより少し小さい34cmのチヌでした。
しかし、潮が変わって下げ潮に入ると、パタッと魚の気配がなくなってしまいます。
いつもは左前方にある斜め岩のガラ藻地帯の沖でよくヒットするのですが、この日はなぜか音信不通。。
長潮なので潮が悪いのか、産卵を終えたチヌたちがどこかに移動してしまったのか、静寂の時が流れます。
ヤグラと大蛭島の間を南へ抜ける本流が走りだしたので、仕掛けを3Bの2段ウキ、ツインフォース深攻に変更。
引かれ潮から本流の下に潜る潮に乗せ、仕掛けを送り込んでいきます。
すると、バチバチっとスプールを押さえていた指を弾くアタリ!
間髪入れずアワセを入れますが、速すぎたためか、やり取りの途中で鍼が外れてしまいました。。
その本流もすぐに止まり、ヤグラの南側は生体反応が無くなります。
東風も吹いてきたので、いつも上がるヤグラの低い岩の沖に狙いを変更。
マキエを爆打ちした後、タナを3ヒロに設定して1投目、バキューン!という勢いでツインフォースの親ウキが入っていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし、低い岩の周りにあるガラ藻に仕掛けが絡んでしまいロック状態に。。
張らず緩めずで藻抜きを試みますが、なかなか絡んだ仕掛けが外れません。
ウキのトップが海面に見える状態で試行錯誤していると、その沖にピンクの魚体がチラチラと見えています。
ハリスは1.25号なので一か八かと思いつつも、ラインをゆるゆるにして魚を沖に走らせました。
するとようやくガラ藻から仕掛けが外れ、20分ほど続いた格闘に終止符。
37cmの塩焼きサイズの真鯛を取り込むことができました。
さらに同じポイントを狙いますが、ガッシー君が釣れるのみ。
結局この日は、真鯛1、チヌ1という貧果に終わってしまいました。
チヌたちは産卵が終わってどこかに行ってしまったのでしょうか。。
他のポイントに上がられていたお客さんも釣果が良くなかった様子でした。

4月29日(月) 出崎沖 大蛭島 ペンキ
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】曇り
【潮】中潮 【満潮】2:39,13:29 【干潮】9:00(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミスーパーハード、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

ゴールデンウイーク前半の3連休の月曜日、天気予報はまたまた午後から雨でしたが、ホームの出崎沖に出かけました。
昨日から赤い彗星が周回しているとのことで、大蛭島のペンキで赤い彗星を狙うことに。
「ゴツイ仕掛けにしとけよ」と船長からアドバイスをいただきました。
ペンキに着くと下げ潮がまだ残っており、勢いよく北向きに流れているので、ゆっくり準備を始めます。
親父の形見の極翔0.8号にソルブレのシルバーアロー1号+1号ナマリ+G4、グレ道2.5号、Vハード2号のシャア専用仕掛けを組み立てます。
その後、朝食のいなり寿司を食べながら、潮が緩み始めるまでしばらく待機。
30分ほどすると、北へ流れる潮が緩んできました。
いつものように、正面から少し北にある急激な駆け上がりにマキエが溜まるように計算して、仕掛けを振り込みます。
この日の潮回りだと、干底前後の潮が止まりかけ&動きかけがチャンスタイム。
様子を探りながら竿1本チョイから少しずつタナを深くしていきますが、下げ潮の間はガッシー君とワカメの切れ端がかかるのみ。。
さらに、どこからゴミが流れてきて、辺り一面ゴミだらけになりました。
しかも使いまわしのスナップサルカンが腐っているためか、ラインメンディングをしても1号のナマリが沈んでいかない様子。
そこで、普段はあまり使わないガルツの円錐ウキ、飛攻黒鯛1号に仕掛けをチェンジ。
すると、ようやく仕掛けが思い通りに入っていくようになりました。
そうこうしていると時計の針が8時を回り、「そろそろ潮が緩んでくるはず」と思っていると、予想通り緩んできました。
右流れの潮が左に転流する直前がチャンスと考えながら、マキエを多めに投入します。
すると正面を流れていた飛攻黒鯛が、通常の3倍のスピードで海中に消し込みました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」とアワセを入れるとクリーンヒット!
ギュン、ギュンと突っ込む手応えで、赤い彗星であることを確信します!
とりあえず、主導権を握るまではラインを出さないようにと、ロッドの角度に気を付けながら強気のやり取り。
船長のアドバイスの通りゴツイ仕掛けにしているので、タックルを信じて強引に浮かせにかかります。
しばらく耐えていると、赤い彗星が海面に姿を現しました。
寄せてくる途中、手前のガラ藻に突っ込みますが素早くタモ入れして確保。46cmの良型真鯛でした。
なんとか本命ゲットで、ほっと胸を撫でおろします。
スカリに投入した後、2匹目を狙いますが、しばらく静寂の時が流れます。
干潮の潮止まりが終わり、微調整しながら竿1本半のタナで流していると、一瞬目を離した隙に飛攻黒鯛が消えていました!
慌ててアワセを入れるとクリーンヒット!
今度は1枚目より手応えがあり、強烈なトルクで突っ込まれますが、極翔0.8号のパワーで対抗! 強引にこちらを向かせます!
手前の藻に絡まないように気をつけながら、強烈なツッコミをいなして無事タモ入れ成功。
50センチのタモ枠より少し大きい、アイシャドーばっちりのベッピン真鯛を取り込みました。
計測すると、51.5cmの良型でした。
さらに大型を、と欲が出ますが、またまた静寂の時が流れていきます。。
満ち潮に転じ、タナを竿1本~2本の間で調整しながら流していくと、左手前の近距離を流れていたウキがギューン!
と勢いよく消し込みました!
「またキタ――(゚∀゚)――!!」とアワセを入れるとクリーンヒット!
ロッドを立て、最初のツッコミをかわして主導権を握るとこっちのもの。
ギュン、ギュンと突っ込む手応えを楽しみながらやり取りし、44cmの赤い彗星を取り込みました。
その後は気配がなくなり、12時半に納竿となりました。
結局この日は食べごろサイズの良型の赤い彗星が3枚と、狙った獲物を確保でき、久しぶりに良い釣りをすることができました。

4月21日(日) 出崎の中
【出船】5:00 【納竿】13:00 【天候】
【潮】中潮 【満潮】9:59 【干潮】3:40,16:10(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、白チヌ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

天気予報は雨の予報でしたが、ようやくクソ忙しかった仕事の方が落ち着いてきたので、ホームの出崎沖に出かけました。
天気が悪いからか、港に着くと夜釣りのお客さん以外は誰もおらず、貸し切り状態です。
仕事が忙しくて1か月も釣りに行けなかったので、その分を取り返してやろうと、出崎の中へ向かいます。
南側の三角岩に釣り座を構え、手前のシモリ周りにマキエを撒いておいて、ゆっくり仕掛けを組み立てます。
黒魂00号にハリス2ヒロ半、ジンタンG4を1つ針上15cmの辺りに打った全誘導沈め釣りで様子を見ます。
潮は緩く突いてくる当て潮で、沖に遠投して手前のシモリ周りにマキエが溜まるように計算して探りを入れます。
当て潮が速くなり仕掛けの入りが悪いので、ジンタンG3を追加して強制的に沈めますが、サシエが冷たくなって返ってくるのみ。。
しばらく全誘導沈めを続けていましたが、反応がないので棒ウキのスリムグレ3B+ガンダマ2B+G3+G4の半誘導にチェンジ。
シモリの藻際&ワカメ際を探っていくと、スパッとスリムグレが海中に消えました!
しかしスカッと空振り。。
タナが深すぎるのかな?と思い、竿1本チョイから3ヒロに浅くします。
すると、右へ流れる本命潮で、再びスパッとウキが入りました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし手応えは軽く、タナゴでも掛ったのか?と思いましたが、足の裏サイズのチヌが浮いてきました。
持って帰るのも微妙なサイズだったのでリリースします。
サイズアップを狙って仕掛けを振り込みますが、好物のギザミが釣れるのみ。
サシエをオキアミ生→ボイル→剥き身→練り餌とローテーションしますが、いずれも冷たくなって返ってきます。。
小雨が降り続く中、タナを1ヒロ~竿2本に変えてみたり、遠近探りを入れますが無反応。
最後にはフグに道糸を嚙み切られ、仕掛けを全部ロストして終了しました。。
次回、GWにリベンジじゃー

3月17日(日) 出崎沖 大蛭島 ヤグラ
【出船】6:30 【納竿】14:00 【天候】曇りのち雨
【潮】小潮 【満潮】4:30,15:20 【干潮】10:49(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きさなぎミンチ激荒(1袋)

微妙な天気予報でしたが、忙しい仕事の合間、ホームの出崎沖に出かけました。
前々回の釣行から連敗中だったので、近場のテッパンポイントのヤグラに向かいました。
とりあえず、近距離の駆け上がりに15杯ほどマキエを投入。
風もなく潮も緩いので、黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けでハリス2ヒロ半を取りスタートします。
潮の様子を見ると緩い当て潮だったので、少し遠投して仕掛けを投入。
2~3投、サシエにオキアミ生を付けて流しますが、どうも仕掛けの角度が変。。
児島湖の水門から水が放流されたのか、強烈な2枚潮のようです。
そこで仕掛けを釣研の2段ウキ、ツインフォース深攻3Bにチェンジ。
なるべく駆け上がりにマキエが溜まっていくように狙いながら流していきます。
しばらく上潮と底潮が反対に流れたり、流れるスピードが違ったりと苦戦しましたが、
潮が緩んで素直に流れるタイミングになると、ツインフォースの上ウキがスーッと海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
久しぶりにグングンと首を振る感覚を堪能し、鱗海アートレータ0.4号で量産型チヌを浮かせて取り込みました。
潮の角度が少し変わり、駆け上がりに沿って大蛭島方向へ流れる潮になると、左沖のヒットゾーンで
高速に上ウキが引っ張られ、海中に消し込みました!
完全にウキが見えなくなったタイミングでアワセを入れるとクリーンヒット!
サイズアップの40cmクラスの銀ピカチヌを海面に浮かせ、取り込み成功。朝マヅメで2枚ゲットです。
その後は2枚潮がきつくなり、サシエが丸残りする厳しい状況が続きます。
手前の駆け上がりに沿って探ってみるものの、ガッシー君しか反応がありません。
それと2枚潮の底潮が速すぎるのか、3B-3Bだと上ウキが沈んでしまい、アタリが取りにくい状況。
そこで釣研の棒ウキ、スリムグレ3B+ガンダマ2B+G5の仕掛けにチェンジ。
手前をあきらめて沖の水深12mの深ダナを狙います。
すると、緩い当て潮で手前に寄ってきたスリムグレが、通常の3倍のスピードで消し込みました!
「シャアか!?」と思い、1・2・3とカウントしてアワセを入れますが大空振り。
その後、赤い彗星の気配は消えました。。
しばらく時間が経過した後、消防隊のヘリコプターが訓練にやってきました。
時々、出崎の中の辺りや大蛭島で梯子を下ろして訓練しているのを見かけます。
と、よそ見をしている隙に、スリムグレが海中に引きずり込まれていました。。
あわててアワセを入れますが、手前のシモリ地帯に逃げ込まれ、無念のラインブレイク。。
さらに大雨が降りだして、土砂降り状態に。
結局最後までサシエを盗られることなく、朝のうちの2枚だけの貧果となりました。
次は天気と潮が良い日に釣行しよっと。。

3月2日(土) 出崎沖 大蛭島 船着き
【出船】6:30 【納竿】14:00 【天候】曇り時々雪
【潮】小潮 【満潮】14:23 【干潮】8:55(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、ムギパワースペシャルチヌ(1袋)

前回釣行のリベンジのため、ホームの出崎沖に寒チヌ修行に出かけました。
港に着くと出船時間が30分早まっており、慌てて仕度を済ませて船に駆け込みます。
西風が吹く予報でどこにしようかと考えましたが、最近不人気で誰も上がらない大蛭島の船着きを選択。
以前は藻やワカメがたくさん生えていたのですが、昨年からまったく生えておらず、ギャンブル的要素満載です。
釣り座に着いた後、20杯ほどマキエを撒いておいて、釣研の棒ウキ黒鳳5B+ガンダマ5B+G4の半誘導仕掛けをセット。
近距離~中距離を探っていきます。
潮は緩く突いて来る当て潮で、剝きエビのムキエモンを付けて、10分ほど右の磯際を探っていると、
棒ウキが2段階シフトして海中に入っていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
右の磯際から離そうと、やり取りを開始しますが、ギュ、ギュイーン!という感じで竿先を持って行かれ、
無念のラインブレイク。。またコブ太郎やな。
仕掛けを作り直して同じ辺りを探っていくと、再び棒ウキがスーッと消えていきます!
「今度は逃がさん!」とロッドの角度に気をつけながら、やり取りを開始しますが、しばらく耐えたところで
またまたギュイーンと竿先を持って行かれラインブレイク。
しばらく誰も上がらんかったので、コブが居ついとるんじゃろか。。
少し静寂の時間が続いた後、また棒ウキが2段階シフトで海中に消えていきます!
アワセを入れると、今度はおチヌ様の手応え!
慎重に、と思ってやり取りを開始しますが、寄せて来る途中に無念の鉤外れ。。
前回同様、寒の時期の貴重なアタリを取り逃がす大失態です。
その後はサシエをしゃぶって潰したり、半分かじった跡があったりしましたが、ヒットには持ち込めず。
朝マヅメの活性が高い時間が終わると、生体反応がゼロになりました。
結局この日は最後までアタリもなく、ギャンブル磯で痛い目にあい、痛恨の2連敗でした。。

2月24日(土) 出崎の先端(ハリダシ)
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】曇り
【潮】大潮 【満潮】11:42 【干潮】4:59(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、白チヌ(1袋)、活きサナギミンチ激荒

前回の釣行で裂傷した人差し指が完治し、なんとか休みも取れたので寒チヌ修行に出かけました。
この日は満潮時刻が12時前、満潮前後に激流になるポイントが多い出崎沖で、どこに行こうか迷いましたが、
東からの風が吹く予報のため、出崎の先端にあるハリダシに向かうことに。
送電線の浜にある船着きに到着後、荷物を持って先端の岩場へ移動します。
ちょうど潮が止まっている様子だったので、パラパラと近距離にマキエを撒いておき、
大知ウキ遠投000号の全誘導沈め釣りの仕掛けをセット。ハリス1.25号を2ヒロ取って、近距離から探っていきます。
仕掛けを張り気味にしながら底まで沈めていきますが、生体反応がありません。
ならばと中距離で底まで沈め、誘いを入れながらサシエが底を這うようにアピールしますが、まったく反応なし。
サシエが冷たくなって返ってきます。
根掛かり覚悟でサシエの投入点を変えながら幅広く探っていくものの、海苔のような海藻がサシエに付着して返ってくるのみ。
サシエが丸残りのまま時計の針が9時を回ります。
予報通り東からの風が強くなってきたので、仕掛けをソルブレのシルバーアロー1号に変更。
1号のナマリを打ったドボン釣法に変更し、北向きに流れる潮に乗せて、少し右沖にあるシモリの沖を流していきます。
ゆっくりした潮に3分ほど流した後、そろそろ次の投入のためのマキエを撒いておこうと柄杓を持ってゴソゴソしていると、
棒ウキのシルバーアローがスッと海中に消えていくのが視界に入りました!
慌ててアワセを入れるとクリーンヒット!
ヒットポイントの手前にあるシモリにハリスが触れないように気を付けながら、やり取りしてタモに手を掛けた瞬間、
フッとテンションが軽くなり、痛恨の鈎外れ。。
またやってもうたわ。。_| ̄|○
寒の時期の貴重な1匹を逃してしまいました。
その後は生体反応がなくなり、満潮時刻になったところで西向きをあきらめて、船着きの砂浜側へ移動します。
砂浜側は浅いのでタナを2ヒロと浅くして流していくものの、小型のフグの猛攻に会い撃沈。ズル剥けの完敗でした。。
艦長の話によると、この日はミノフスキー粒子の濃度が濃くて。。じゃなかった。
船長の話によると、この日は前日の雨で水潮の影響ではないかとのこと。
逃がした1枚が悔やまれます。まだまだ修行が足りません。

2月11日(日) 出崎沖 丸山
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】曇り
【潮】大潮 【満潮】12:39 【干潮】5:40(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)

3連休の中日、なんとか休みが取れたので、出崎の丸山に寒チヌ修行に出かけました。
2月は1年を通してチヌが一番おいしい月なので、寒風が吹きすさぶ中、食材確保を狙います。
丸山は織田信長が活躍した戦国時代、丸山城という城があった場所で、名前の通りこんもり丸い形をした山になっています。
沖に漁礁が沈んでおりコブダイが多いのですが、北西風の風裏になる冬場の実績ポイントです。
朝方は潮がかなり引いていたので、低い方の釣り座からスタート。
竿2本ほど沖にマキエを15杯ほど撒いておいて、鱗海スペシャル0号にスリムグレ3B+ガンダマ3B、
ハリスはサンラインのSV-I1.5号を2ヒロ半取って、ジンタンG3を鈎から1/3の辺りに打ってスタート。
ちょうど南から流れてきた潮が駆け上がりに当たり、沼港に流れる本命潮が流れています。
タナを竿1本弱にセットして、サシエに剥きエビのムキエモンを付けて流していると、開始3投目でスリムグレが静かに海中に消えました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
グングンと首を振る感触を楽しみながら、40cmの量産型チヌを取り込みました。
「今日は朝から連発するか!?」と思いましたが、その後は赤チンさんと巨大なグーフーたちと遊ぶ時間が続きます。
潮が高くなってきたので、高い方の釣り座へ移動しようとバッカンを持って移動中にアクシデント発生!
バッカンの角と岩の間に右の人指し指を挟んでしまい、指先の皮がベロンとエグれてしまいました。。
「しばらくねぶっていれば、血が止まるじゃろ」とペロペロしていましたが一向に血が止まらず。
ちょうど仕掛けを括ったりサシエを鈎に刺したりする時に当たる箇所で、指の痛みが増してきます。
休憩がてら、3号の鈎を小袋から小物入れに補充しようとしたところ、指の痛みでブチまけてしまい、全部岩の割れ目の奥深くに。。
怒りの矛先を当てる相手もなく、「グヌヌヌ」と心が折れそうになります。。
沼港へ流れる潮が激流になったので、とりあえずジェットボイルでお湯を沸かしてカレーヌードルBIGを食べ、怒りを鎮めます。
止血しながらしばらく放心状態になっていたところ、潮が緩んできたので釣りを再開します。
練り餌の高集魚レッドを付けて、ベタ底で這わしてみようと仕掛けが馴染んだところで、ギュイーンと竿先が持っていかれます。
「デター――(゚∀゚)――!!」、タンコブ野郎に仕掛けを全部持っていかれました。。
「練り餌はタンコブの餌食や」と思い、サシエをムキエモンに変更。
しばらく精神と時の部屋での修行が続きましたが、沖に出ていく潮に張らず緩めずで誘いながら流していくと、
ようやくスリムグレが海中に消えていきました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」とアワセを入れるとクリーンヒット!
鱗海スペシャル0号でソフトにやり取りをしていると、沖の方で銀ピカの魚体が浮かんできました。
一枚目と同じサイズで40cmの量産型チヌでした。
その後は、鈎外れが2回とハリスを飛ばされたのが1回。
寒の時期の少ないチャンスは確実にモノにしないといけませんね。それにしても指が痛い。。

2月3日(土) 出崎沖 大蛭島 ヤグラ
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】曇り
【潮】小潮 【満潮】4:41,16:00 【干潮】10:27(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)

2週連続で休日出勤が続き、疲労がピークに達していましたが、気が付いたら港に居ました。
土曜日の夜から日曜日にかけて雨が降る予報だったため、疲れた体に鞭を打って土曜日に出崎沖に出かけました。
この日の潮回りは小潮で10時半が干底、海水温は9.7℃。お気に入りポイントのヤグラに向かいました。
ヤグラに到着すると、いかにも釣れそうな緩い潮が流れており、急いで支度します。
鱗海アートレータ0.4号に道糸はファインフロート1.75号、SV-I1.5号を2ヒロ取り、スリムグレ3B+ガンダマ3B+G4をセット。
タナを1本弱にして手前の駆け上がりから探っていきます。
左流れの緩い潮に乗せて流していくと、小型の赤チンさんがヒット。
30分ほど経過するとマキエが効いてきて、前アタリの後、スリムグレが静かに海中に消えていきました!
思いっきりアワセを入れるとクリーンヒット!
手前のシモリ地帯に気を付けながら、とりあえず40cmクラスの量産型チヌを取り込みました。
同じパターンで近距離を探っていくと、またまたスリムグレが静かに海中に入っていきます!
アワセを入れると、またまたクリーンヒット!
サイズは同じくらいでしたが、丸々肥えたマッチョな居着きチヌをゲット。
その後、しばらく生体反応がなくなりましたが、止まりかけの潮でタナゴがヒット。
煮付けにすると美味しいのでスカリに投入します。
干底の時間が近くなり、潮が止まりかけると近距離では生体反応がなく、サシエがそのまま冷たくなって返ってきます。
そこで、タナを竿1本半まで深くして、沖の2段目の駆け上がりに狙いを変更。
このヤグラの沖は、出崎の先端(ハリダシ)の方に向いて、すぐ手前の竿1本沖に1段目、20m程沖に2段目の駆け上がりがあります。
2段目の沖は水深が12mになっているので、手前に突いてくる潮で、駆け上がりにもたれるようにイメージして仕掛けを流していきます。
すると狙い通り、スリムグレが海中に入っていきました!
棒の部分が完全に見えなくなるまで我慢してからアワセを入れると、クリティカルヒット!
量産型サイズでしたが、やり取りの時間を楽しみながら取り込みました。
干底の時間が過ぎ、満ち潮に転じると、生体反応がゼロになります。
半誘導でタナを微調整しながら探っていきますが、反応なし。
ならば全誘導沈め釣りでと、大征黒沈めでタナを刻みながら探るも無反応。
さらに黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けで近距離、中距離、遠距離とあちこち探って回りますが、サシエがそのまま返ってきます。
納竿時間間際、ようやくサシエが盗られるようになったところでタイムアップ。
結局この日は同サイズの量産型チヌ3枚とタナゴが1枚という結果でしたが、忙しい仕事の合間に息抜きができました。

1月14日(日) 宇和島沖 御五神島 寝床8番
【出船】6:20 【納竿】14:00 【天候】曇り
【潮】中潮 【満潮】9:47 【干潮】15:34(日振島港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(6kg)、グレパワーV9(1袋)、沖打ちスペシャル(1袋)、爆増チヌ5倍深場(1袋)

磯研岡山1月大会 in 御五神島
クラブの大会を宇和島の御五神島で行いました。
今回も石橋渡船さんにお世話になり、寝床8番に上がりました。
この日は前日の爆風がウソのように無風ベタ凪でしたが、昼から南の風が吹く予報。
一緒に降りたN田君と2人で、南向きに釣り座を構えます。
偏光グラスを付けて周囲を見回すと、水深は浅い様子。
とりあえず、プロテック1.5号にグレ道2.5号、ハリスはV-CROSS2号を2ヒロ取ります。
ウキは釣武者の鬼馬ウキ攻め4+Bの半誘導仕掛けをセット。
2ヒロのタナで探っていくと、左の寝床7番に向けて流れる潮でマメアジがヒット。
「またエサ取り地獄か!?」とタナを微調整しながら探っていきますが、ハコフグやイソベラが釣れるのみ。。
足元を観察しても、グレやキツの姿は見えません。
足元からド遠投まで、仕掛けを入れる距離を変えながら探っていくものの、本命からの応答はなし。
同じことを繰り返していても釣れないと思い、思い切って釣り座を北向きに移動します。
寝床8番と7番の間を北向きに抜ける本流に引かれる潮を攻めると、大きなマルハギがヒット。
とりあえず晩のおかずを確保しました。
続いて、ウキを少し沈め気味にしながら本流に流し込んでいくと、グイっと竿先を持っていかれます!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし、やり取りの最中にガタガタガタガタという反応。。
またまた40cmくらいあるバリ(アイゴ)を釣り上げ、早々にリリースしました。
それから、同じくらいのサイズのバリが連続ヒット。
その後は音信不通になり、南も北もグレの気配はなく、またまた惨敗に終わりました。。

1月8日(火) 出崎沖 大蛭島 ボンテン
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】曇り
【潮】中潮 【満潮】9:29 【干潮】15:59(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、チヌパワームギ(1袋)、活きサナギミンチ激荒(1袋)

3連休の中日が強風波浪注意報で爆風の予報だったので、翌日の最終日に出崎沖に出かけました。
この日は朝方の気温が3℃で冷蔵庫より冷たかったので、他にお客さんはいないかもと思いきや、同じ病気の人がたくさんいました(笑)
前回の年明けの釣行は激シブだったので、この日もかなり渋いだろうと覚悟して、大蛭島の南東にあるボンテンに向かいました。
ボンテンに到着したときは満潮前だったので東側の岩に船が着きましたが、水深があるのは南側なので、道具を持って南面に移動します。
前回は魚の喰い込みが悪く素鈎りばかり引いてしまったので、今回は黒魂R2の00号にハリス2ヒロを取った沈め探り釣りでスタートします。
ハリスの中央にジンタンG4を打ち、石島港に向けて流れる潮に乗せて仕掛けを送り込んでいきます。
しかし2投目、3投目と、サシエサが冷たくなって返ってきます。
「仕掛けを這わせないとダメかも」と思い、右斜め前方のシモリまで送り込んでいくと、根掛かりでウキをロスト。。
「右流れの潮ではシモリが多すぎて、沈め釣りはリスクがあるな」と思い、早々に棒ウキのスリムグレ3B+ガンダマ2B+G4にチェンジ。
タナを底スレスレにして、底にある海藻にもたれかかるように流していくと、スリムグレがスーッと海中に入っていきます!
アワセを入れるや否や、鱗海スペシャル0号の竿先がギュイーンと持っていかれ、思わずSUTブレーキで応戦。
しかし暴力的な引きに耐え切れず、ラインブレイク。。
「またコブ野郎か。。」と思いながら仕掛けを作り直します。
気を取り直して近距離のシモリ周りを探っていくと、ちょっと目を離した隙に、スリムグレが海中に消えていました!
しかし今度はタンコブJr。。
早々にリリースして、竿3本ほど沖の中距離に狙いを変更。
今度はスリムグレが海中に入ったり出たりするので、タイミングを見計らってアワセを入れます!
が、またしても暴力的な扱いで竿先を持っていかれ、ラインブレイク。。
今年はタツ年ではなくコブ年やな。。
さらに同じようなパターンでSUTブレーキでも対抗できずにコブ平にやられてしまい、仕掛けを作り直すばかり。。
ここで朝方ロストした黒魂R2が奇跡的に足元に流れて戻ってきたので、再び沈め釣りにチェンジします。
コブたちに翻弄されていると、あっという間に時計の針が12時を回っていました。
潮も引いてきたので釣り座を前方の岩に移動し、左流れの潮に仕掛けを張り気味にしながら沈めていきます。
すると、グイっという手応えを手元に感じたので、反射的にアワセを入れます!
しかし、またまたギュイーンという感じで竿先を持っていかれ、無念のラインブレイク。「もうええって。。」
また仕掛けを作り直し、仕掛けを投入してしばらくハリスを這わせていると、「コツッ」という小さなアタリを感じました。
アワセを入れると手応えあり!
ようやく銀ピカの量産型チヌを取り込み、なんとかボウズを回避できました。。
さらに同じポイントに仕掛けを送り込んでいくと、再び鱗海スペシャル0号の穂先が小さく「クィッ」と引っ張られます!
アワセを入れると手応えを感じますが、ハリスを這わせていたためか、チモトからパッツリと切れてしまいました。
その後、西からの風が強くなり、生体反応も無くなってタイムアップ。
結局コブダイに遊ばれてしまい、本命は1枚だけの貧果に終わってしまいました。。
なんか去年からコブダイが湧いとるなぁ。

1月2日(火) 出崎沖 大蛭島 ペンキ
【出船】7:00 【納竿】14:00 【天候】晴れ
【潮】中潮 【満潮】15:20 【干潮】8:39(宇野港)
【刺餌】くわせオキアミ食い込みイエロー、ムキエモン、オキアミ半ボイル
【集魚材】オキアミ生(3kg)、瀬戸内チヌ(1袋)、白チヌ(1袋)

正月、家でゴロゴロしていると酒浸りになってしまうので、2024年の初釣りに出崎沖に出かけました。
この日の潮回りは8時30分頃干底で、ヤグラにしようかペンキにしようか迷いましたが、ワンチャン赤い彗星狙いでペンキに上がることに。
ペンキに到着すると、よく潮が引いており、船着きの釣り座によじ登ります。
とりあえずサザエが転がっていないか辺りを見回しましたが、トゲトゲの紫ウニがたくさん転がっているのみ。
サザエをあきらめて、極翔0.8号、グレ道2.5号、ソルブレのシルバアロー1号+1号ナマリ、Vハード1.25号を2ヒロのシャア専用半誘導仕掛けをセットします。
潮は緩く右へ流れており、まずは竿1本のタナで近距離から攻めていきます。
しばらく生体反応がなく、1時間ほどマキエをひたすら撒き続けていると、ようやく右の駆け上がりでイソベラがヒット。
日も差してきてシルバーアローに日光が当たり、見やすくなってきました。
同時に1月とは思えないほどのポカポカ陽気で暑いくらいです。
タナを徐々に深くしながら近距離を舐めるように狙っていると、シルバーアローが静かに海中に消えていきました!
しかし、上がってきたのは去年からやたらと多い、コブチンJr。。
コブチンJrをリリースして再びタナを深くしていくと、ガッシー君がヒット。
あまり手前の方を狙いすぎると根掛かりしてしまうので、干底前の潮が緩んだタイミングで竿2本ほど沖の中距離を狙います。
すると、通常の3倍のスピードでシルバーアローが海中に消えていきました!
アワセを入れると、クリティカルヒット!
しかし手応えは薄く、上がってきたのは足の裏サイズのチャーリーでした。
「大きいヤツはおらんのか?」と誘いを入れながら同じラインを流していくと、右の磯際でメバルを追加。
干底の時間を回り、右へ流れる潮が速くなったので、ジェットボイルでお湯を沸かしてカレーヌードルBIGで小休憩。
15分ほど経過すると、右流れの潮が徐々に緩んできて止まりそうになります。
「これはチャンス!」とマキエを多めに撒きながら、竿1本半のタナで竿2本沖を狙います。
すると、シルバーアローが半分入った後、いったん戻って再び静かに海中に入っていきました!
一呼吸置いてからアワセを入れると会心の一撃!!
右手前のシモリに入られないように、ロッドの角度に気を付けながらやり取りしていると、ナイスサイズの銀ピカチヌが浮いてきました!
海面まで誘導して空気を吸わせると体高があり、結構な重量感です。
無事タモ入に成功。検寸すると、47.7cmの良型でした。
「今がチャンスタイム!」と急いで仕掛けを振り込みますが、手前に寄せてくる緩い当て潮に変化しました。
すると、仕掛けがもたれかかるような感じでシルバーアローがゆっくり海中に入っていくので、ソフトにアワセを入れると、またまたヒット!
しかし今度はギュイーンと竿先を持っていかれ、SUTブレーキで対応するものの、あっけなくラインブレイク。
「またコブチンか。。。」と肩を落とします。
その後はガッシー君が釣れるのみで、2024年の初釣りは良型チヌが1枚と、足の裏サイズの真鯛のみの釣果でした。
昨年末、漁師さんが海苔の筏を移動したので、チヌたちが一緒について行ったと書きましたが、どうやら本当のようです。
というのが、この日、持って帰った良型チヌを捌くと、腹の中から大量の海苔が出てきました。
チヌたちは海苔の筏に付いていて、回遊してきたのがヒットしたのだと思います。