2023年最後の釣行は、ホームの出崎沖のアワラ島に出かけました。
この日は天気も良く絶好の釣り日和で、水温は11.7度で平年より高めです。
渡磯したポイントは東のハナレで、赤い彗星を狙います。
極翔0.8号にグレ道2.5号、スリムグレ3B+ガンダマ2B、Vハード2号を2ヒロ取って、中央にガンダマBの半誘導仕掛けを組み立てます。
左側から勢いよく南へ抜ける本流の引かれ潮を狙います。
とりあえず3ヒロのタナで近距離から狙っていくと、3投目にスリムグレがスーッと海中に入っていきました。
アワセを入れるとかなりの手応え!
しかし上がってきたのはタンコブ鯛でした。。
早々にリリースして次を狙うと、足元右側の階段状になっているシモリの沖で、再びスリムグレがスーッと海中に入っていきました。
アワセを入れると、ガッチリフック!
魚を怒らせないようにソフトなやり取りで、40cmクラスの量産型チヌをタモ入れ成功。
さらに、右隣の「アワラの丘」との間のシモリ際で、量産型チヌを追加。
「潮が緩んでいるうちに釣らねば」とタナを微調整しながら竿2本沖を流していくと、通常の3倍のスピードでスリムグレが消し込みました!
一呼吸置いてアワセを入れるとクリーンヒット!
ガガガッというシャープな引きに赤い彗星であることを確信します。
ロッドを寝かしながらやり取りをしていると、右の磯際に回られたところで無念の鈎外れ。。
手応えから40cmクラスと思われますが、赤い彗星を取り逃がしてしまいました。
その後、本流の角度が鋭角になり、湧いたような潮に苦戦します。
足元付近の潮のヨレを狙っていくとヒットするものの、根ズレでラインブレイクが2回。
2号のVハードがザラザラになり、パッツリ切られています。
「それなら本流を」と思い、張らず緩めずで本流に乗せて流していくと、50mほど流したところでスリムグレが消し込みました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし手応えは軽く、本流の抵抗はありますが、量産型チヌを簡単に寄せてくることができました。
同じ要領で流していきますが、後が続かず。。
釣りづらい時間帯が続くので、ジェットボイルで磯メシのカップヌードルBIGを食べてしばし休憩。
潮が緩んできたところで、マキエをドカ撒きして足元の大きなシモリの沖を狙います。
すると、スリムグレがスーッと海中に消えていったので、一呼吸置いてアワセを入れるとクリーンヒット!
しかし上がってきたのは、またまた量産型チヌでした。
結局この日は、同じくらいのサイズの40cm量産型チヌが4枚のみでした。
今年もバラシが多かったので、確実に捕れるように修行を積まないといけませんね。。
極寒のクリスマスイブの中、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は9時40分満潮で、どこに上がろうか迷いましたが、両潮やれる石島の砂置き場に上がることにしました。
満潮前後の潮が緩む時間帯がチャンスタイムです。
船着きの釣り座に着くと、ヘラガ崎に向かう潮がちょうど緩んでいる様子。
近距離にマキエを撒いておき、釣研スリムグレ3B+ガンダマ2B+G3、ハリスはピンク色のSV-1(1.5号)を2ヒロ取ります。
近距離から攻めていくと、3投目にタンコブJrがヒット。すかさずリリース。。
サシエをオキアミ生V9→半ボイル→ムキエモンとローテーションしていくと、ムキエモンに反応してスリムグレが消え去りました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
グググッ、グググッとシャープな引きにやり取りを楽しんでいると、サンタクロース色のベッピン真鯛が浮いてきました。
ベッピンさんが暴れないようにタモ入れし、次を狙います。
左のヘラガ崎へ流れる潮が緩んできたので、少し右側に仕掛けを投入して流していくと、正面に来たスリムグレがヌーっと海中に入っていきました!
アワセを入れるとズドン!という手応え!
すかさずロッドの角度に気を付けながら、やり取りを開始しますが、右側の磯際に向かって走り出します。
慌ててロッドを右側に倒しますが、最後はハリスの途中からパッツリ切られてしまいました。。
ハリスを交換して再度投入しますが、しばし沈黙の時間が流れていき、サシエが冷たくなって返ってきます。
満潮前の潮止まり間際に、足の裏サイズの真鯛とチヌを追加。
その後、湧いてくるような潮になったので休憩。ジェットボイルで磯飯の定番、熱々のカレーヌードルBIGを食べて潮が緩むのを待ちます。
潮が緩んできたので再開しますが、再びコブチンJrが連続ヒット&リリース。
「近距離はコブだらけなのか!?」と思い、竿3本ほど沖の中距離を攻めることに。
すると、緩く右に流れ始めた潮で、ウキがスッと沈み込んでいきました!
アワセを入れますが手応えは薄く、間もなく30cmクラスの量産型チヌが浮いてきてタモ入れ成功。
その後もアタリは渋く、何回も素鈎を引いてしまいます。
再び左流れの潮になり磯際を攻めていると、スリムグレにわずかな反応が。
誘いをかけると乗ってきました!
ググーっという強い手応えで、やり取りを楽しんでいると、茶色い魚体が見えてきました。。
正体がわかったので雑に扱いながら、タモ入れ成功。
鍼を外そうと口元を見ると、ピンクのSV-1の切れ端が口から出ています。
「今日、最初にラインを斬っていたやつじゃなー。。2回も食ってきたんかい」
そう、右側の磯際に逃げられてラインを切って行ったやつが、今度は左側の磯から、また懲りずに喰ってきました。
その後、納竿間際に潮が緩んで、いい感じになりましたが、結局この日は真鯛2、チヌ2のツーペアに終わりました。
なかなか渋い状況で型もイマイチでした。
海苔の養殖筏を漁師さんが移動したので、それにチヌが付いて行ったという噂です。
本当かどうかは魚に聞いてみないとわかりません。信じるか信じないかは、あなた次第。
磯研岡山12月大会 in 蔣渕
宇和島の蒋渕にある浜崎渡船さんにお世話になり、クラブの大会を開催しました。
毎年恒例の蒋渕大会で、天気も良く、12月なのに日中は暑いくらいでした。
事前のクジで5番を引いた私は、蒋渕の西にある黒島の2番のシモリに上がりました。
満潮時は海面から少し岩が出ているだけの低い磯で、準備をしながら周囲を見回すと、浅い水深でシモリが点在している様子です。
とりあえずプロテック1.5号にグレ道2.5号、釣武者の鬼馬ウキ攻め4+Bにガンダマ2B、ハリス2号を2ヒロ半を取った半誘導仕掛けを組み立てます。
足元から攻めていこうと仕掛けを振り込み、ルーチンワークでリールのハンドルを撒こうとしますが、いくら回してもラインが出ていくばかり。
???と混乱しながらリールに目をやると、BB-Xハイパーフォースのラインコントローラの部分が経年劣化で破損して外れてしまっていました。。
「今年は、やたらと道具が壊れるな。。」と思いながら、スプールを外してBB-Xテクニウムに交換します。
気を取り直して足元にマキエを打ち、左に流れる緩い潮に仕掛けを投入すると、いきなりモーニングサービス!
急速潜航していくウキを見て反射的にアワセを入れるとクリーンヒット!
プロテック1.5号が三日月のように曲がります!!
すかさず腰を落として臨戦態勢に入りますが、10秒ほど耐えたところで無念の鈎外れ。。
幸先の悪いスタートですが、魚の活性は高い様子。
先打ちマキエの後、タイミングを測って仕掛けを投入すると、しばらく流したところでイソベラがヒットします。
3ヒロ取っていたタナを2ヒロ半に変更して流してくと、またまたウキが高スピードで沈み込んでいきました!
アワセを入れて、やり取り開始!
しかし、ガタガタガタガタという嫌らしい引きに「またアイツか。。」と正体を予想。
しばらくすると、白っぽい魚体が浮いてきました。
「やっぱりアイツだったか。。」と思いながらタモで雑に掬い、トゲトゲに気を付けながらリリースしました。
手前の方はエサ盗りだらけなので、マキエでエサ盗りを寄せておいて仕掛けの投入点をずらして対応。
仕掛けを張り気味にしながら流していくと、今度は豆アジが連続でヒットします。
エサ盗りと戯れていると、いつのまにか時計の針が8時を回っています。
同じことを繰り返していてもダメだ、と思い、右隣の2番との水道側に移動。
水道向きはシモリが点在している様子で、2番との中間辺りを目掛けて遠投します。
すると、鬼馬ウキ攻めが加速しながら沈み込んでいくので、アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし、やり取りを開始した途端に、またガタガタガタガタという嫌らしい引き。。
「またか。。」と思いながらバリを回収。
素早くリリースして仕掛けを振り込むと、仕掛けが馴染んだタイミングで再びウキが急加速しながら沈み込んでいきました!
アワセを入れるとクリティカルヒット!
「お!今度は違うで」と、上品な引きにやり取りをしながら期待が膨らみます。
すると、サイズは30cmクラスですが本命の口太グレが浮いてきました。
「やったー!」と思いながらタモで掬い上げ、計測すると32cm。
活かしバッカンに投入して次を狙いますが、コッパグレとイソベラが釣れただけで後が続きません。
弁当船がやってきたので、あったかいうちに弁当を食べて休憩。
再開後も2番との水道を攻めましたが、だんだんエサ盗りが増えてきて釣りづらくなりました。
そこで、あちこち釣り座を移動しながらシモリ周りを攻めてみますが反応なし。
「潮が少しでも動いているところを」と思い、仕掛けをスリムグレ3B+3B+G5、ハリスも1.5号にサイズを落とします。
釣り座を正面に戻し、タナを竿1本チョイとって根限り遠投し、潮が動いているところを狙います。
しばらく張らず緩めずで流していると、スリムグレがスッと沈み込んでいきました。
アワセを入れるとクリーンヒット!
1匹目と同じくらいの30cmサイズのグレを取り込みました。
「次は40cmオーバーを!!」と遠投しますが、カワハギやイソベラが釣れるのみ。。
結局、30cmクラスの口太グレが2枚で、なんとかボウズは免れたものの、納得いくサイズは今回も釣れませんでした。
グレ釣りは難しいなぁ。。
そろそろエサ盗りもおとなしくなった頃と思ったのと、仕事で過労死する前に根限り釣りに行っておこうと思い、ホームの出崎に向かいました。
出崎沖は片潮の釣り場が多いので、10時半が満潮時刻の潮回りの日は、いつもどこに行こうか迷います。
この日は、久しぶりに大蛭島の南端にあるヒナダンに上がることにしました。
いつも満ち上がりしかチヌが釣れたことがないので、下げ潮で食わせることができるかがテーマです。
船着きの低い釣り座に着くと、満ち上がりの潮が西のペンキの方向へ流れています。
あまり遠くを釣らないようにしようと思い、とりあえず足元にマキエを撒いておいて、釣研ツインフォース深攻3Bの2段ウキで、
ハリス1ヒロ半の半誘導仕掛けを組み立てます。
船着きの前は掘れていますが、その左右は激浅地帯になっているので、根がかりしないように1ヒロ半のタナでスタートします。
1投目、しばらく流してみますが、サシエが丸残りで返ってきます。
しばらくすると潮の角度が変わり、石島港の方向へ払い出すようになりました。
マキエとサシエを同調させながら流していくと、イソベラが連続ヒット。
1ヒロ半のタナでサシエが底まで届いている様子です。
その後、タナを2ヒロに変更してみますが、ギザミとガッシー君が釣れるのみで、チヌの気配はありません。
そのまま1時間半ほど経過して潮が反転し、南の桟橋の方へ流れていくようになりました。
低い釣り座が浸かるので、ヒナダンを昇って一番高い西側のステージに移動します。
少し沖目を狙ってみようと思い、タナを2ヒロ半に変更して竿2本程沖へ仕掛けを投入し、緩く東へ流れる潮に乗せて流していきます。
少しずつ手前に戻ってくるウキを見ていると、正面に来たタイミングで加速しながら沈み込んでいきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
鱗海スペシャル0号がきれいな弧を描きます!
手応えは十分で一番高いステージからなので、やり取りがとても楽。
魚を怒らせないようにソフトなやり取りで対応し、無事タモ入れに成功しました。
計測すると46cmの良型でした。
ヒナダンはこれまで単発で終わることが多かったので、素早くマキエを撒いてチヌをスカリに投入し、仕掛けを振り込みます。
しかし生体反応は薄く、今回も後が続きません。。
そうこうしていると下げ潮に転流し、東へ流れる潮が激流に変化します。
下げ潮が流れる時間帯は、南の桟橋との間のワンドから引かれ潮が出るので、釣り座を一番東のステージへ移動。
ちなみにヒナダンには、①船着き、②西の一番高いステージ、③真ん中のステージ、④東のステージ、⑤東の低場の5箇所の釣り座があり、
どの釣り座も足元が良くて大名釣りができます。
東のステージから1ヒロ半のタナで引かれ潮に乗せて仕掛けを流していきますが、ギザミとガッシー君が釣れるのみ。。
足元がダメなら桟橋目掛けてド遠投、と思ってハリスが底をひこずるように流してみましたが生体反応なし。
ならば本流の下に潜る潮で、と沈め釣りで潜らせても生体反応なし。
結局この日も下げ潮を攻略できず、1枚のみの貧果に終わってしまいました。
帰る頃に良さそうなチヌ潮が流れていたので、ヒナダンはこれまでの経験から下げ潮ではなく、
干底を挟んでの満ち上がりの潮回りで上がる方が吉だと思います。
磯研岡山11月大会 in 御五神島
石橋渡船さんにお世話になり、御五神島でクラブの大会を行いました。
お土産にハマチでも、と思って釣行前日にルアーロッドを新調したのですが、2ピースのロッドが長すぎてロッドケースに入らない。。
他のお客さんの邪魔にならないように注意しながら手持ちで移動。
事前のクジで4番を引いた私は、メンバーのN田君と2人で御五神島の西にある大バエに上がりました。
とりあえずメタルジグで青物を狙いますが全く反応なし。早々に諦めてグレ釣りに専念します。
潮は右方向へ緩く流れており、釣研のツインフォース深攻3Bの2段ウキを竿2本程沖に振り込みます。
タナは2ヒロでマキエと同調させながら張り気味に流していくと、ファーストヒット!
アワセを入れると強烈な締め込みが襲ってきます!
ロッドを寝かせながらやり取りしますが、最後は道糸から飛ばされて、またまた1投目で道具を全部持っていかれました。。
魚の活性が高いことが確認できたので、気を取り直してスリムグレ3B+3Bにチェンジ。
竿2本沖の吸い込まれる潮に張らず緩めずで流していくと、またしてもヒット!
しかし、上がってきたのは小型のキツでした。
その後、キツ、ハコフグ、ワカナ(ハマチの幼魚)、イサキが釣れ続きます。
イサキは30cmオーバーで丸々肥えており、塩焼きにすると美味しいのでクーラーに放り込みます。
さらに同じラインを狙っていると、ラインが走った直後に強烈な締め込みに会い、またしても道糸から飛ばされてしまいます。。
その後、ようやく足の裏サイズのグレをゲット。
タナを1ヒロ~竿1本の間で探っていきますが、イサキが釣れるのみでグレが釣れません。
イサキは1ヒロ半のタナでも釣れ続く状況です。
潮が徐々に緩んできて「なんかスリムグレの周りを魚がグルグル回っているな」と思って見ていると、いつのまにか道糸が嚙み切られていました。
3つもウキを持っていかれて、もう1回渡船に乗れるくらいの損失。。
結局、晩のおかずのジャンボイサキがお土産になっただけで、肝心のグレは足の裏サイズが1枚。
大きなグレは、どうやったら釣れるのだろう。。まだまだ修行が足りません。
この日はクラブの先輩から釣り具のオーシャンの大会のお誘いがあったのですが、このところ仕事が忙しく、なくなくお断りしました。
何とか休みは取れたのですが、疲労が溜まっていて本当はゆっくりしようと思っていたところ、ついYoutubeのシマノジャパンカップ2023決勝で
若い選手が頑張っているのを見てアドレナリン全快になってしまい、気が付いたら港に居ました。
いくら稼いでも使わないと意味がない、お金と時間は生きてるうちに使わないと。
この日は午後から西の風が強くなる予報のため、近場で東向きの出崎の中に向かうことに。
また、テーマとして沈め探り釣りの練習をすることにしました。
環付きの黒魂R2の00号にハリス2ヒロ、ジンタンG4を針上15cmに打って近場から探っていきます。
船着きの低場に釣り座を構え、緩く左に流れる潮に仕掛けを張り気味にして流していくと、1投目からヒット!
足の裏サイズですが、幸先良いスタートです。
素早くスカリに投入して仕掛けを振り込むと、チャーリーが連続ヒット。
少し間が空いて、鱗海スペシャル0号の竿先を引っ手繰っていくアタリがありました!
アワセを入れると、クリーンヒット!
「これは、まずまずの手応え」と、魚を怒らせないようにソフトなやり取りで40cmクラスの量産型チヌを取り込みました。
そこからチャーリーとギザミが釣れ続いたので、型を狙おうと思い、荒食いブラウンと喰い渋りイエローのマーブル練り餌を試してみることに。
すると、潮が右流れに変化するタイミングで、再び竿先を引っ手繰るガツン!というアタリ!!
アワセを入れると重量感たっぷりで、点在するシモリに気を付けながら、やり取りを楽しみます。
すると、サイズアップの45cmクラスの良型居着きチヌが浮いてきました。
「モーニングタイムの時合だー」と素早くスカリに投入して、練り餌メインで仕掛けを振り込みます。
ここ出崎の中は、これまでの経験から高場より低場の方が釣りやすく、右の定置網の方向に潮が流れる時が本命です。
その本命潮に乗せて右のシモリの沖を張らず緩めずで流していくと、再びガツン!と竿先を引っ手繰るアタリ!
ズッシリとした手応えで、ドラグがジリッ、ジリッと音を立てます。
「魚を怒らせないように」と落ち着いてソフトなやり取りで対応すると、大きな銀ピカチヌが浮いてきました。
シモリの間を誘導して無事取り込み成功。計測すると、47.5cmの良型でした。
その後、1投1尾で連続ヒット。
竿先を引っ手繰る爽快なアタリと0号の柔らかいロッドでのやり取りで、楽しい時間を過ごすことができました。
モーニングタイムが終わり下げ潮に転流して潮が満ちてくると、低場が浸かってしまうので後ろに後退。
後ろの釣り座からも2枚追加しましたが、潮が左に流れると船着きの三角岩が邪魔になって釣りづらいので高場へ移動することに。
20分ほどかけて、ロッククライミングで大汗をかきながら高場へ荷物を移動。
ちなみに松の木からロープが垂れさがっていますが、そのロープは使わずに、もう一段上に上がって松の木の根元を移動する方が安全です。
移動する際は、くれぐれも滑落しないように注意してください。(夏場の暑い時期だと、膝まで浸かりながら下を移動するのがお勧め)
満潮時刻を過ぎ、高場から左方向へ流れる潮に乗せて流していくと、サヨリの大群の中にボラッキーが出現。
「魚群リーチか!?」と思っていると、ガツン!というアタリ!!
手応え十分で良型サイズだと思いましたが、やり取りの最中に無念の鍼外れ。。その後は音信不通となりました。
結局この日は47.5cmを頭に45cmクラスの良型が3枚に、40cm前後の量産型と足の裏サイズで計9枚という結果でした。
満ち上がりのみでしたが、テーマにしていた沈め探り釣りの仕掛けがバッチリ当たって満足の釣行でした。
このところ仕事がめちゃくそ忙しくノイローゼ気味だったのですが、気が付いたら港に居ました。
この日のお客さんは少なく、遠くに行く便はないので、近場のヤグラに向かうことに。
今日もエサ盗り地獄だろうと思いながら、黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けを組み立て、近距離に投入して様子を見ます。
潮はちょうど転流前の潮止まりで、緩く沖から当ててくる感じです。
1投目、仕掛けを回収すると、予想に反してサシエが丸残り。
2投目、3投目も同様にサシエが丸残りで、「ひょっとして、チヌが寄っている?」とニヤニヤしながら打ち返しますが、ギザミが釣れるのみ。
「少しずつ沖へ投げてみよう」と、仕掛けの投入点を変えながら探っていくものの、ギザミとワッペンサイズのチャーリーが釣れるのみ。
満ち潮に転流すると、東からの風が強くなってきたので、スリムグレ3B+3B+G4の半誘導仕掛けに変更。
タナを3ヒロにして流していくと、スーッとスリムグレが海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
やり取りを開始しますが、また嫌らしい引き方で「も~、またアイツか。。」と雑に寄せてくると、トゲ付きの白いヤツが浮いてきました。
宇治島で散々デカいのを掛けたけど、水温が高いから、あちこち湧いとるんかな。。
毒針に気を付けて鍼を外し、早々におかえり願いました。
気を取り直して仕掛けを打ち返しますが、竿1本半~1ヒロ半までタナを変えても、ギザミが喰いあげてきます。
海面は鉛筆サヨリの大群で、時折スリムグレに体当たりして、棒の部分がゴツン、ゴツンと振動しています。
そのまま、あれこれ試すものの、途中でまたスリムグレを足元の岩にぶつけて首チョンパに。。
そこで、さらに重い仕掛けの釣研の黒鳳STの5Bにチェンジ。
その後、12時まで本命からの魚信はなく、「もしかしてヤグラでハゲ散らかすのか!?」と、嫌な脇汗でビチョビチョに。。
タナを3ヒロに変更して、潮が緩いときのヒットポイントに仕掛けを投入し、マキエを多めに撒いて張り気味にしていると、
棒ウキが半分沈んだ後、元に戻り、一瞬置いてスーッと海中に消えていきました!
アワセを入れると、会心の一撃!
「やっときたー」と鱗海アートレータ04で、少し強引に寄せてきて、40cmクラスの金色がかったチヌをゲットしました。
次のマキエを撒いてからスカリに投入。
「ここが勝負どころ」と思い、同じポイントに仕掛けを入れると、馴染んだタイミングでスパッと気持ちよく黒鳳STが沈みました!
アワセを入れると、クリティカルヒット!
秋チヌの元気の良い引きを楽しみながら、少しスリムな45cmクラスのチヌをゲットしました。
「時合だー」と仕掛けを素早く投入し、同じ要領で流していくと、またしてもスパッと黒鳳STが沈みました!
しかし今度は痛恨の空振り。黒い三連星とはならず、その後は音信不通となり無念のタイムアップ。
危うくもう少しでハゲ散らかすところでしたが、なんとかギリギリセーフ。まだまだ修行が足りません。
磯研岡山10月大会 in 宇治島
ハクト渡船にお世話になり、クラブの大会を福山沖の宇治島で行いました。
ハクト船長の新型船に初めて乗ったのですが、船首にハシゴが付いて座席もフカフカで、とても快適でした。
クジで2番を引いた私は、宇治島の西面にある高磯に降りることに。
宇治島の磯はどこも岩が切り立っていて、足元からドン深の様子です。
北から風が吹いていることもあり、前回釣行で首チョンパになったのを修理した、棒ウキのスリムグレ3B+3B+G4の半誘導仕掛けをセット。
足元から水深がありそうですが、タナを2ヒロに設定してスタートです。
しかし前回同様、この日もアクシデントが頻発。
「さぁマキエを打って」とシマノのファイヤーブラッド柄杓を振ると、ペッコリ45度。
根元から折れてしまいました。。
「最悪や。。」と20年以上愛用している釣研のマック75を取り出し、右沖へ払い出している潮に乗せて流していきます。
すると早速、スリムグレがスーッと静かに海中に消えていきました!
アワセを入れると、がっちりフック!
鱗海スペシャル0号を水平に構えて臨戦態勢に入りますが、一呼吸置いた後にグーっと暴力的な勢いで走り出します!
SUTブレーキで対応しようとしましたが、タンコブ野郎に修理したスリムグレもろとも仕掛けを全部持っていかれてしました。。
「さっき仕掛けを作ったばかりなのに。。」と意気消沈して、再度仕掛けを作り直します。
気を取り直して再開しますが、日生釣行の時の再現のようにエサ盗りのオンパレード。
上層は40cmクラスのバリとチャーリー、中層から底はペットポトルサイズのフグとギザミ。。
一投一尾で釣れるのですが、本命のチヌにたどり着きません。
タナを1ヒロ半~1本半の範囲で色々試していると、少し右流れの潮が緩んだタイミングで竿2本ほど沖を流していたスリムグレがスポン!と海中に消えました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
「今度は、竿を叩きまくる嫌らしい引きじゃないな」と思いながら寄せてくると、ようやく40cmクラスの本命が浮いてきました。
新調したタモ枠で無事取り込み、スカリに投入。
「さぁ次を」と狙いますが、再びエサ盗り地獄にハマり、なかなか抜け出せません。
結局、バリとチャーリーは浅ダナで最後まで釣れ続いたものの、本命のチヌを釣りきることができませんでした。
もっと修行を積んで、引き出しを増やさなければいけませんね。。
3連休の中日、前回の日生釣行でエサ盗り地獄に惨敗したので、エサ盗りをかわす修行のため、ホームの出崎沖に出かけました。
この日も、まだ上がったことがないポイントに上がってみようと思い、井島の東の石切に上がりました。
井島の東面は投げ釣りのお客さんを降ろすことが多いのですが、フカセ釣り師が降りるを見たことがありません。
釣り座に到着するとゴツゴツした岩山で、平らな足場は3箇所。潮が満ちてくると足場がなくなるので、釣りづらそうに思いました。
この日は小潮で潮位が低い時間帯だったので、船着きの岩に陣取ってマキエを控えめに10杯ほど撒いておきます。
石切場だけにシモリがゴロゴロ沈んでおり、水深は15mほど沖まで浅い様子です。
思いのほか北からの風が吹いているので、釣研のスリムグレ3B+3B+G4の半誘導仕掛けでスタート。
タナを2ヒロ半に設定して左へ流れる緩い潮に乗せて流していくと、案の定、エサ盗りにサシエのオキアミをかすめ盗られます。
アタリがわからなかったので、タナを2ヒロに変更して流していくと、早速、ウキがスーッと海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
2投目で足の裏サイズのチヌをゲットしました。
そこから朝マヅメのゴールデンタイムに突入し、40cmクラスの居着きチヌを2枚連続で取り込みました。
さらにタナを浅くして1ヒロ半で流していくと、近距離の浅場でバキューン!!という感じでウキが海中に消えていきます!
左の磯際に逃げ込もうとしますが、鱗海スペシャル0号の弾力でいなし、40cmクラスの量産型チヌを追加。
右流れの潮に変化した後、右の磯際でヒット!!
さらに浅いゴロタ浜の方に向かいますが、ロッドをコントロールしながら、何とか無事に5枚目を取り込みました。
開始1時間半で5枚という好スタートを切りましたが、そこでアクシデントが発生。
まず、素鍼りを引いたときに、新品のスリムグレが岩に激突して首チョンパに。。帰って修理せねば。
予備のスリムグレにチェンジ後、竿2本ほど沖でヒットしたチヌを取り込もうとしたとき、今度はタモ枠がポキッと折れてしまいました。。
枠が折れて網がクシャクシャになった状態でしたが、なんとか無理くり40cmクラスの量産型チヌを取り込みました。
「10年くらい使ってるから、さすがに寿命か。。なんか戦国無双の加藤清正が使ってる武器みたいになってしもうたなー」
とタモ枠が殉職してしまったのですが、その後も怒涛のチヌラッシュが続きます。
しかし、タモが死んだのでハリスを持って抜き上げようとしたところ、プチっという音とともにリリース2枚。。
ヒットしたデカいやつにシモリに突入され、いつものパターンのラインブレイクが3回。。
と、バラシを挟みながら、何とか岩場にひこずり上げるのに成功した5枚と、赤い彗星も出現して1枚追加。
型は42cm止まりでしたが、11枚のチヌと真鯛1枚の水揚げに成功しました。
課題のエサ盗り対策も、練り餌・コーンのサシエと、時間差の仕掛け投入で対応することできました。
何より浅いタナで棒ウキがバキューンと消し込むアタリが多かったので、楽しい1日を過ごすことができました。
磯研岡山10月大会 in 日生沖
クラブの大会で、日生沖の鶴島に出かけました。
この日は満ち潮一本の潮回りで、事前のクジで2番を引いた私は、鶴島の東の磯に上がりました。
どうも大多府・鶴島周りの磯とは相性が悪く、いつもどこを釣ってよいかがわからないまま終わってしまいます。
とりあえず近場に20杯ほどマキエを撒いておいて、黒魂アクセル0号、ハリス2ヒロの全誘導仕掛けをセット。
周囲を見渡すと水深はあまりなく、全体的に浅そうな雰囲気がします。
竿2本沖に仕掛けを投入して様子を見ると、右流れの緩い潮が少し突いてくる感じで流れています。
鍼上10cmのところにジンタンG4を打って沈めていくと、エサ盗りが湧いているのか、サシエが瞬殺されます。
マキエとの投入位置をずらしたり、大き目の練り餌を付けたりなど色々試しますが、効果がありません。
そこで、ジンタンを外してノーガンの状態で流していくと、加速しながらウキが海中に入っていきます!
しかし正体はコッパグレ。。
その他、チャリコ、ギザミが湧いている様子。
さらにフグかと思って掴もうとしたところ、近くでよーく見ると、小型のバリではありませんか!
危うく毒針で手をやられるところでした。。
そんな感じでエサ盗りのオンパレードに苦しめられます。
全誘導ではラチが開かないと思い、釣研スリムグレ3B+2B+G3の半誘導仕掛けに変更。
すると右流れの潮で、棒ウキのスリムグレがスパッと海中に消し込みました!
アワセを入れるとクリーンヒットしますが、どうもやり取りの感覚が違います。
いやらしい叩く感じの手応えから正体を推測していると、予想通り40cmクラスのバリが浮いてきました。
タモで掬いあげ、早々におかえり願いました。
バリが好きな人もいますが、昔、背開きで刺身にして食べたところ、途中でウ○コの臭いがしたので、
それ以来、持って帰るのはやめています。。
なんやかんやで、あっという間に10時過ぎ。
下げ潮に転流して左方向へ潮が流れ出したので、サシエサにコーンを3連結して左のシモリの沖を流していくと、ようやくヒット!
鱗海アートレータ0.4号のパワーで、量産型チヌがすんなりと浮いてきました。
素早く取り込んでスカリに投入。次を狙います。
しかしコーンもサナギも瞬殺されるようになり、エサ盗りの猛攻に意気消沈。。
食べごろサイズのカワハギを2枚キープしたところで終了。今日も日生沖を攻略できませんでした。。
鶴島の磯はエサ盗りまみれでしたが、鹿久居島のグンカン、ドングリとその周辺に上がったメンバーはエサ盗りはいなかったとのこと。
みなさん苦戦していましたが、全員安打だったので良しとしましょう。
次回こそはリベンジじゃ。。
3連休の中日、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は満ち潮一本の潮回りで、豊島の家浦方面に行くお客さんに便乗して、豊島の北西にある甲崎に上がりました。
甲崎は初めて上がるポイントで、到着すると平らな広い岩場があり、足場はすごく良さそうです。
潮は緩く右方向へ流れている様子で、周囲を見回すとシモリが点在していて浅そうな雰囲気がします。
とりあえず竿1~2本の範囲にマキエを20杯ほど撒いておき、黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けを組み立てます。
道糸1.5号、ハリス1.25号で2ヒロ取り、針上10cmのところにジンタンG4を打ってスタート。
いかにも釣れそうなチヌ潮で、1投目からウキがスーッと海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし手応えは薄く、足の裏サイズのチヌでした。
これまでの経験から1投目で掛けると後が続かないことが多かったのですが、この日は立て続けにヒット。
開始30分で、足の裏サイズを3枚ゲット。
「型がイマイチじゃなー」と思いながら、左方向へ転流したので練り餌を付け、誘いをかけながら流していくと、
「バキューン!!」という感じでウキが高速移動!
アワセを入れるとガッチリフックしますが、鱗海スペシャル0号が弓なりになり、微動だにしません。
強引に浮かせにかかると、沖ではなく磯際のシモリ地帯に走って行きます!
慌ててロッドを反対側に倒し、魚が走る向きを変えようとしましたが止まらず。
無念のラインブレイクとなりました。。orz
「やはりデカいヤツは、逃げ場所を知っとるなー」と思いながらハリスを結び直し、気を取り直して再開します。
満ち潮に転流後、再び潮が右方向へ流れ出したので、練り餌を付けて大型を狙います。
ギザミ、チャリコ、鉛筆サヨリの大群に邪魔されながら、仕掛けが馴染んだところで誘いをかけると、またまたヒット!
今度は35cmクラスの量産型チヌで、ようやく納得サイズを確保できました。
甲崎は後ろが崖になっているので朝のうちは日陰になり、足場も広いので快適に釣りができます。
8時半を回ると時合に突入。
右流れの潮が少し速くなったところでチヌが浮いてきたのか、1ヒロ~矢引きのタナで入れ食い状態になります。
しかもサイズが46cm~43cmと、どれも良型ばかり。
途中、足の裏サイズも挟んで9時までに合計9枚。スカリにどんどん投入していきます。
ヒットするタナが浅いので、ウキが横方向へ走っていくのが楽しくてたまりません。
さらに竿2本沖の駆け上がりを沿うように流していくと、黒魂アクセルが加速しながら海中に消えていきました!
ズッシリとした手応えに、鱗海スペシャル0号の釣り味を楽しみながらやり取りすると、良型のチヌが浮いてきました。
海面を滑らせるようにしてタモ入れ成功。49cmの今日イチサイズでした。
その後、40cmサイズのバリがヒットした後、松崎しげるより黒い、40cmサイズのドス黒居着きチヌをゲット。
さらに2枚を追加して計13枚。
11時を過ぎると下げ潮に転流し、右流れの速い本流が少し沖を流れ出すと、パタッと釣れなくなりました。
納竿間際、磯際から下げの本流へ引かれる潮が出ていたので、下げ潮でも釣れないことはないように思いました。
甲崎は足場が良くチヌ潮の流れる時間帯も長いので、(岡山弁で言うと)みやしい釣り場じゃ。
少し暑さが和らいできた中、赤い彗星を狙いにホームの出崎沖に出かけました。
他のお客さんは皆さん豊島方面へ行くとのことで、便乗しようか迷いましたが、結局、大蛭島のペンキに向かうことに。
釣り座に到着すると、ちょうど干底前の潮止まりだったので、マキエを30杯ほどに撒いておいて、
ゆっくりとソルブレのシルバーアロー1号+1号ナマリ、ハリス2ヒロの半誘導ドボン仕掛けを組み立てます。
蒸し暑いので、クーラーに座りながらの大名釣りで開始。
仕掛けを投入すると、いきなりヒットしそうな雰囲気の緩い潮で、竿1本チョイからタナを調整していきます。
毎回サシエがかじられるのですが、シルバーアローに反応が出ないのでエサ盗りが活発な様子。
そこでハリスにジンタンG4を追加してタナを微調整すると、イソベラがヒットしました。
その後、立て続けにギザミがヒットし、どうやらベラ類たちが湧いているようです。
しばらくして右流れの潮が少し速くなったので、ブレーキを掛けながら流していると、右沖の方でシルバーアローが静かに海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリティカルヒット!
ズシっとした感触で竿先を持っていかれそうになりしたが、極翔0.8号の竿尻を腰に当て、「つ」の字の状態で対抗します。
ググっと抵抗されますが、2号のハリスを掛けているので、腰を捻りながら強引に絞りあげていきます。
しかし、やり取りの最中、シモリにラインが触れて痛恨のラインブレイク。。。
またやってしまいました。。orz
急いでハリスを結びなおして仕掛けを投入しますが、この日は台風の影響からか、湧き潮や2枚潮が多くて釣りづらい時間帯が続きます。
そして潮が緩むと、ギザミ、ギザミ、足の裏チヌ、ギザミ、ギザミ・・・
これだけ釣れたらギザミ屋さんができるわい。でも塩焼きにしたら美味しいので、食べる分だけキープするけど。。
その後、2ヒロ半から竿2本半までタナを調整するものの、ギザミ祭りで踊らされただけで終了。
この日は赤い彗星の気配は一撃だけで、不完全燃焼の1日となってしまいました。。
しかし下げ潮の流速が川みたいに速いし、大型船が通ると斜めになってるバリケード岩を大波が越えてくるし、なんか変な潮じゃったな。
と、腕がポンコツなのを潮のせいにしておこう。。。まだまだ修行が足りません。
岡山も最高気温が37℃と体温並みの猛暑日の中、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は赤い彗星狙いで、定番の大蛭島のペンキに向かいます。
ペンキに到着すると干底前の緩い潮が流れており、とりあえず15杯ほど近距離にマキエをしておいて、
ソルブレのシルバーアロー1号+1号ナマリ、ハリス2号を1ヒロ半とった半誘導ドボン仕掛けをセットします。
この日、準備を怠ってしまったのが、真鯛狙いのときに必須アイテムの半ボイルのオキアミ。
ケチって、釣行で残ったものを何回も冷凍・解凍を繰り返しているうちに、ボロボロになってしまっていました。
これではマキエにしか使えません。。
「しまったー」と思いながら、オキアミ生をメインにスタートします。ちなみにこれも、前回釣行で残った半パックのやつ。。
開始直後は緩い潮の時間帯が多く、「これはすぐに釣れそうな予感」と思いましたが、開始1時間はイソベラがヒットするのみ。
AM7時に近くなり、干底前の潮が止まりそうなタイミングで、ようやく10mほど沖を流していた棒ウキのシルバーアローが海中に突き刺さりました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」と一呼吸置いてアワセを入れると、ガッチリフック!
赤い彗星の手応えですが、極翔0.8号のパワーで、すんなり35cmクラスのスッピン真鯛が浮いてきます。
難なくタモ入れしてスカリに投入。
その後、ゴミが流れてきて釣りづらくなったので近距離をメインに狙っていると、根掛かりでシルバーアローをロスト。。
そこで仕方なく、棒の部分をカスタマイズした釣研の黒鳳1号にチェンジ。
すると、緩い当て潮に変化したタイミングで、15mほど沖をタナ2本弱で流していた黒鳳カスタムが、スローモーションのように海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
ズシっと重い感覚がロッドを通して伝わりますが、やり取りをしていると赤い彗星ではない様子。
ハリスがシモリに触れる感触がありましたが、何とか40cmクラスの量産型チヌを取り込みました。
ハリスを交換して次を狙っていると、同じように黒鳳カスタムがスーッと海中に消えていきます!
しかし今度はサイズダウンの35cmクラスのチヌ。
さらに潮が左向きの石島方向に変化したタイミングでスパッと消えるアタリがありましたが、待ち過ぎたのがいけなかったのか空振り。。
同じ潮を狙っていくと再びヒットしますが、今度はやり取りの最中に痛恨の鈎外れ。。
この日も定番のバラシ三昧。仕掛けが重いから吸い込みがいまいちなのかなぁ。。
少し間が空いて、再び右流れの潮に変化したタイミングで、10mほど沖を流していた黒鳳カスタムが一瞬で海中に消し込みました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」と一呼吸置いてアワセを入れると、今度はガッチリフック!
やり取りの手応えから赤い彗星であることを確信し、ロッドを寝かせ気味にして慎重に浮かせにかかります。
1枚目より粘られましたがレバーブレーキを使うほどでもなく、ほどなくして40cmクラスのベッピン真鯛が海面に浮かんできました。
「もうちょいデカいやつはおらんのか」と思いながらタモ入れ成功。
その後、10時を回ると気温の上昇に体力を奪われ、空振り1回、鈎外れも1回。。
途中で頼みの綱のオキアミ生が無くなり、余りの暑さにマキエも集中力も切れてしまいました。
結局この日は、型はいまいちでしたが赤い彗星が2枚にチヌも2枚。空振り2回にバラシも2回という結果でした。
それにしても、めっちゃ暑いわぁ。
お盆の三連休の中日に、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は豊島の唐櫃に行くお客さんに便乗して、途中にある家浦の旧豊島中学校校舎の沖の石波止に上がりました。
一度上がってみたかったポイントだったのですが、これまでなかなか機会がなく、今回が初の釣行になります。
石波止に着くと、周囲は底の砂地が透けて見えており、水深が浅いことがわかります。
最近、棒ウキばかり使っていたので、久しぶりに0号ウキの全誘導仕掛けで夏チヌを狙おうと仕掛けを組み立てます。
ハリス2ヒロのノーガンからスタート。
潮はかなり緩く、沖へ払い出している様子。
とりあえず近距離からマキエを多めに打ち、仕掛けを送り込んでいきますが、イエローのオキアミが丸々残って返ってきます。
「ん!? 既にチヌが寄ってるんかな?」と思いながら仕掛けを打ち返しますが、水温が高いためか、
オキアミが茹で上がったように白くなって返ってくるばかり。。。
ハリスにジンタンG6を1つ追加し、少し早めに仕掛けを沈めていくと、沖から突いてくる潮に変化したタイミングで、
ようやく黒魂0号が海中に消えていきました!
アワセを入れますが、軽い手応え。。
手のひらより少し大きいサイズの夏チヌがヒット。
スカリに投入して「次は大きいヤツを」とサイズアップを狙いますが、2匹目も同じくらいのサイズ。。
さらにサシエを沈めて誘いをかけると、強烈な引きでドラグがジリジリジリと鳴り出しました!
しかし、0号の鱗海スペシャルでやり取りしていると、真鯛でもコブ平でもない感触。。
SHIMANOの高橋てっちゃんばりに石波止を走り回りながらやり取りした挙句、ようやく巨ボラが浮いてきました。。orz
「無駄な時間と体力を使ってしまった。。」
その後、石波止の左側から沖に抜ける潮のヨレを狙いますが、チャーリーがヒットするのみ。
時計の針が11時を回ったところで、白灯台方向に流れる良さげな潮が発生。
マキエを多めに打ちながら流していくと、手のひらと足の裏サイズのブラックエンジェルズ2枚とギザミを追加。
そして12時になったところでスマホがブルルっと鳴ったので確認すると、香川県土庄町の熱中症アラート。。不要不急の外出を控えよと。
そのアラートを読んでいると、またブルルっと鳴るので「今度はなんじゃろ?」と思ったところで、リールからラインがブルルっと飛び出していました!
「チヌアラートやん!!」と慌ててスマホを仕舞い、アワセを入れるとクリーンヒット!
ようやく、まともなサイズの量産型チヌがヒットしました。
かなり流したところでヒットしたので、鱗海スペシャル0号の釣り味を楽しみながら、無事タモ入れ成功。
結局この日はチヌ5枚でしたが、納得サイズは1枚のみでした。
ちょっと水温が28℃で高すぎかもしれませんね。。
台風6号の影響で風が強い予報の中、真鯛とメバルを狙いに夜釣りに出かけました。
この日は玉野の花火大会があるということで、夜釣りをしながら花火を眺めようと企んでいたのですが、
港に着くと船長から「今日の花火はないで」と聞き、少し残念。
東からの強風が吹く中、ハリダシに到着し、船着きから出崎の先端部の山をよじ登って西向きの岩場に移動します。
強風によろけながら3Bの電気ウキをセットした半誘導仕掛けを組み立てます。
潮はあまり動いていない様子で、とりあえずハリスを1ヒロにして磯際から探っていきます。
やがて日が暮れて、夏祭りで賑わう宇野港の灯りが煌々と輝きだしました。
しかし、アタリの方はさっぱりで、強風にあおられて仕掛けがうまく流せません。。
しばらくすると小蛭島の南側から大きな満月が昇り、風にあおられる海面の波を幻想的に照らしています。
夜空を見上げると、時折、流れ星が明るく束の間の輝きを放ち、そして暗闇に消えていきます。
1時を回ったところで、またストロングゼロを飲み干して、波の音を聞きながら2時間ほど眠りに落ちました。
肝心の釣果の方ですが、強風のせいで仕掛けが絡みまくるわ根掛かりが頻発するわで電気ウキをたくさんロスト。。
結局、夜明けまで頑張ってメバルが3匹だけの貧果に終わってしまいました。
やっぱり明るい朝に釣りする方がええわ。
熱中症アラートが発令している中、ホームの出崎沖で修行に出かけました。
この日は満潮が7:49で干底が3:52と14:30という潮回りで、どこへ行こうか迷った挙句、石島の砂置き場に上がることに。
看板前の船着きに到着。潮は結構速いスピードでヘラガ崎方向へ流れているのでマキエは撒かず、ゆっくり半誘導仕掛けを組み立てます。
いつものように、釣研のスリムグレ3B+ガンダマ2B、ハリス2ヒロにG3のジンタンを打ってスタート。
タナは竿1本チョイで駆け上がり付近を探っていきます。
左流れの潮が緩んだのを見計らって仕掛けを流していくと、エサ盗りが活発な様子。サシエのオキアミがボロボロになって返ってきます。
開始30分、タナを微調整しながら流していくと、駆け上がり付近でヒット!
しかしアワセが甘かったのか、やり取りの途中で鈎外れ。。朝一から幸先の悪いスタートです。
その後、左流れの潮がさらに緩み、10m沖を流していたスリムグレがスーッと海中に消えていきました!
しかし手応えが浅く、上がってきたのは足の裏サイズの夏チヌ。。
塩焼きにするため、スカリに投入して素早く再開します。
その後、止まりかけの潮で、同じく10m沖を流していたスリムグレが、一瞬で消し込みました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」と思って鬼アワセ!
からの~、高切れ。。やっぱり、どうもPEラインは性に合わんな。。
仕掛けを1から組み直して再開。朝マヅメの貴重な時間を無駄にしてしまいました。
気を取り直して、しつこく駆け上がり付近を攻めていると、ヌーっという感じで予備のスリムグレが海中に消えますが、今度はコブ平。。
続いてチャーリーと足の裏サイズの夏チヌ、コッパグレが連続ヒット。
さらにサシエを底まで入れると、メスのギザミのオンパレード。
「今日は、小まいのばっかりじゃな。。」と思いながら、猛暑の中、仕掛けを振り込みますが、下げ潮に転流後はパタッとアタリが無くなります。
横流れの潮が速い時間帯は、水分補給と夏の定番の冷やし素麺を食べながら休憩。
少し潮が緩んできたタイミングで、仕掛けを黒魂アクセル0号の全誘導にチェンジ。
ヘラガ崎方向に流れる本流がヨレているところを狙っていくと、かなり流したところでヒット!
しかし磯際に近かったため、やり取りの最中にハリスがシモリに触れたのか、無念のラインブレイク。。。
その後、遠・近・中と狙いを変えながら探っていくものの、釣れるのはギザミンチョスばかり。
納竿時間も間近になり、「今日はオチビさんだけか~」と落胆しながらラスト1投を振り込みます。
すると、10m沖の黒魂アクセルがスーッと海中に消えていき、アワセを入れるとクリーンヒット!!
ラスイチで、ようやくまともなサイズの量産型チヌを取り込み終了。
今日もバラシ三昧の一日でした。。まだまだ修行が足りません。
日中が猛暑で暑いので、出崎沖に夜釣りに出かけました。
夕まづめにナイトフカセで赤い彗星を狙おうと、17時の便で大蛭島のペンキに上がることに。
釣り座に着くと、ちょうど干底からの満ち上がりの潮が緩んだタイミングだったので、急いで半誘導仕掛けを組み立てます。
ソルブレのシルバーアロー1号に1号ナマリ、ハリス2ヒロにG4のジンタンを打ってスタート。
タナは3ヒロから探っていきます。
日没までの2時間、フカセ釣りで赤い彗星を狙いますが、ヒットしたのは左流れの緩い潮で量産型の38cmのチヌが1枚。。
日が暮れて次第に暗くなり棒ウキが見えなくなったので、電気ウキにチェンジします。
夜中は寒いかと思って寝袋を用意しましたが、風が無く蒸し暑さで汗ばむ状況で、まったく不要でした。
ただ、携帯型の蚊取り線香を用意したのは正解でした。
日が暮れて20時を回ると、東の方からドーン!という音とともに、きれいな花火が上がっているのを見つけたのでしばし休憩。
どうやら西大寺の花火大会のようです。
少し休憩した後、サシエサを青虫にチェンジ。
左向きの石島方向に流れる潮に乗せて流していくと、3ヒロのタナで量産型チヌとハネがヒットしました。
その後、満潮時刻を回って右流れの下げ潮の激流に変化したため、晩飯を食べて休憩。
大岩の上で満天の星空を眺めながら横になり、STRONG-ZEROで一杯やっていると極楽気分。3時間ほど熟睡しました。
目が覚めるとAM2時過ぎ。「そろそろ下げの激流が緩んだかな?」と思い、釣りを再開します。
潮が下げ、水没していた船着きの釣り座も海面から出てきたので、そちらへ移動。
右流れの潮に乗せて仕掛けを流していくと、青虫でまずまずの型のメバルが3連続ヒット。
しかし、赤い彗星は姿を表しません。
4時半を回ると朝焼けで少し明るくなったのでフカセ釣りを再開しますが、結局、納竿まで何もヒットしませんでした。。
やはり夜釣りでフカセ釣りは成立しないですね。青虫があれば十分だと思いました。
梅雨の晴れ間の日曜日、ホームの出崎沖に修行に出かけました。
この日は9時満潮で、どこに行こうか迷いましたが、10年ぶりに石島の北の石切へ。
この北の石切は大昔、小学生の頃に親父とキャンプに来たことがあり、夜中に野ねすみが走り回っていたのを思い出します。
また以前は親父や子供を連れてよく上がっていたのですが、きれいに並んでいた石積みが、10年ほど前の台風で崩れて以来の久しぶりの釣行になります。
到着すると、やはり石積みが崩れており、かなり足場が悪くなっています。
転ばないように注意しながら、釣り座の鉄柱の右側から正面の駆け上がりにマキエを20杯ほど撒いて、仕掛けを組み立てます。
なぜかこのポイントは全誘導釣法と相性が悪いので、スリムグレ3B+ガンダマ2B+G4の半誘導でタナ1本からスタート。
赤い彗星が出現するポイントなので、ロッドは極翔0.8号を選択します。
潮は本命の右へ流れる緩い潮で、右側にある藻場の駆け上がりにマキエが溜まるように流すのがポイント。
しかし朝から小フグの猛攻にあい、大苦戦。
そうこうしていると、右の戸尻鼻から、巨大なUFOキャッチャー船が現れました!
先週、ヘラガ崎からの帰りに見た、寄神建設の超巨大クレーン船「海翔」です。カッチョええ。
3艘のタグボートを引き連れて目の前を通過して行きました。動かすだけで莫大なお金がかかるそうです。
この日は大潮で、左流れに変わったり、目の前でグルグルと回転したり、潮がなかなか安定しません。
水潮のためか、スリムグレの角度が潮の向きと逆になることがしばしばあり、ゴミも回遊して釣りづらい状況。
タナを2本半まで調整して駆け上がりの沖を狙いますが、何も起きないまま3時間が経過します。。
8時を回ったところで、左流れの緩い潮に練り餌を付けて流していたところ、ようやくヒット!
しかし、手のひらサイズのおチビちゃんです。。
「ようやく時合に入ったかな!?」と練り餌を付けて、ゴミに捕られないように海面から道糸を出して流していくと、
鉄柱の沖で再びヒット!
グググッ、グググッと、今度は良型のようです。
手前の捨て石にラインが触れないように、沖で浮かせようとしますが、時折、ジリリッ、ジリリッとドラグが鳴ります。
しかし、しばらく粘ったところでフッとテンションが無くなり、無念の鈎外れ。。_| ̄|○
また千載一遇のチャンスを逃してしまいました。
その後、満潮間際の潮止まりで赤い彗星が出現するかと思いましたが現れず、大ゴミと速い潮に大苦戦。
さらに日が照ってきて暑いので、磯靴を脱いで裸足で浸かりながら頑張りますが、既に時計の針は12時を回ったところ。
「今日は手のひらだけで終了か!?」と思いながら、左流れの緩い潮で、鉄柱前に竿1本半のタナで練り餌を送り込んでいくと、
スーッとスリムグレが海中に消えていきました!
アワセを入れるとズシっとした手応え!
沖の方で浮かせようとやり取りを開始しますが、なかなか浮いてきません。
ロッドを立てると捨て石にラインが触れるので、水平に寝かせながらの攻防が続きます。
左の鉄柱の向こう側まで走られましたが、ようやく銀色の魚体が海面に現れました!
海面を滑らせるように取り込み、計測すると49cmのナイスサイズ!
納竿時間まで間がないので、素早くスカリに投入して次を狙います。
左流れの潮がさらに緩んできたので、マキエを多めに撒きながらボイルのオキアミを付けて流していくと、スリムグレが一瞬で消えました!
「これは、♪マジで鯛来る2秒前!」と思った刹那、ブルブルブルーと手元までバイブレーションが伝わって来て、通常の3倍のスピードで竿先が引っ手繰られます!
「キタ――(゚∀゚)――!! ♪♪とっても とっても とっても とっても 鯛好~きよ♪♪」と臨戦態勢に入りますが、ジリジリジリー、ジリジリジリーと
目覚ましのようにドラグが鳴り、止められません!
かなり走られたところでフッとテンションが無くなりました。この日2回目の鈎外れ。。歌とタイトルが違ったのがまずかったのか?_| ̄|○
赤い彗星で鈎外れになるのは、棒ウキが消えた瞬間、反射的にアワセを入れた時が多いように思います。
「1・2・3!!」と数えてからあわせると取り込める確率が上がるのですが、つい脊椎反射であわせてしまうという。。
結局この日は大・小の両極端なおチヌ様2枚で、また赤い彗星に惨敗。もっと修行を積まねば。。
梅雨チヌを狙いにホームの出崎沖に出かけました。
この日は10時頃が干底で、どこに行こうか迷いましたが、船長に「戸尻のハナレ(シズミ)は?」と尋ねたところ、
「沈んでるからダメ」ということで、今年2回目のヘラガ崎に向かうことに。
いつものように海洋安全の石碑の横を通ろうとすると、なぜかピンクのメガネが横に落ちていました。
「阿佐ヶ谷姉妹?」と思いながら、触らぬ神に祟りなしと通り過ぎ、枯れ木の下をくぐり抜けて西の足場の良い釣り座へ。
前回、鱗海アートレータ0.4号で赤い彗星にラインを切られまくったので、今回は極翔0.8号でチャレンジです。
棒ウキのスリムグレ3Bに、3Bのガンダマ、ハリス1.5号2ヒロの真ん中にジンタンG5を1つ打ってスタート。
手前の10m前後は激浅シモリ地帯でその沖がストンと落ちた駆け上がりになっており、タナを2ヒロ半にして駆け上がりの際を狙います。
下げ潮の本流が出崎方向に流れており、3つ並んでいる一番西の岩の付近で潮が寄れているので、そこにマキエが溜まるように流していきます。
すると開始早々、棒ウキのスリムグレが岩の手前でスッと海中に消えていきました!
思いっきりロッドを水平に倒してアワセを入れるとクリーンヒット!
手応えよくシモリに気を付けながら、やり取りを開始します。
グググッ、グググッと絞り込まれますが、ラインを出したりロッドを立てるとやられるので、ロッドを水平にしたまま魚の動きをコントロール。
少し強引に引っ張り上げると、40cmクラスの量産型チヌが海面に姿を表しました。
海面を滑らせるようにタモ入れし、幸先の良いスタートです。
素早くスカリに投入し、次を狙います。
練り餌を付けて仕掛けを張り気味にしながら同じ潮筋を流していくと、やはり岩の手前のヨレに入ったところで、スッとスリムグレが消え去りました!
またまたグググッという感触で、同型のチヌであることがロッドを通して伝わってきます。
やり取りの途中、駆け上がりのワカメ地帯に逃げ込まれましたが、張らず緩めずの藻抜きの要領でワカメ地帯から引きずり出します。
手前のシモリ地帯をかわしながら、同サイズの2匹目をゲット。
しかし、本流の潮の角度が変わり、激浅シモリ地帯の上を速い潮が流れるようになったので休憩。
朝ごはんのおにぎりを食べながらのんびりしていると潮が緩んで止まりかけてきたので、今度はタナを3ヒロ半にして、ダイレクトに大岩の西側に狙いを変更します。
前回釣行時は、この潮の止まりかけで赤い彗星が連発したのですが、この日はなぜか黒い三連星が登場。
40cmクラスを1枚追加した後、足の裏サイズを2枚とコブ平を取り込みますが、この日も3バラシ。。
3バラシのうち2回はスリムグレがスパッと消える赤い彗星のアタリだったのですが、シモリでラインを破壊されたので姿が見えませんでした。
その後、満ち潮に転流後の潮が緩んでいるタイミングに40cmクラスを1枚追加しますが、干底を挟んだ後は海面がゴミだらけに。、
そこら中、ガラ藻の切れ端が浮遊する状況が、納竿の時間まで続きました。
結局、40cmオーバーのチヌ4枚を含む計6枚で、まずまずといったところでしょうか。
乗っ込み終了後の端境期ですが、修行のためホームの出崎沖に出かけました。
この日は豊島の南方面に行くお客さんに便乗して、赤い彗星を狙いに産廃場の北(通称、ごみ焼き)に向かうことに。
夜の潮位が高いためか、ガラ藻や流木などのゴミが海面を浮遊しています。
ポイントに到着後、船着きの北面にマキエを15杯ほど撒いておき、ソルブレのシルバーアロー1号+1号ナマリの半誘導ドボン仕掛けを組み立てます。
前回の釣行では西面の砂浜を狙ったのですが、今回の北面の磯は初めて。
潮は緩く西へ流れている様子で、いかにも釣れそうな雰囲気です。
とりあえずタナを竿1本からスタートし、サシエが盗られるまで深くしていくと、竿1本半でオキアミが齧られました。
さらに微調整しながら流していくと、10mほど沖は竿1本半〜2本ほどの水深で、船着きの左右が浅くなってシモリやガラ藻がある様子です。その沖はもっと深そう。
1時間ほどあれこれ試していると、ようやくシルバーアローが海中に消えました!
アワセを入れると、まずまずの手応えですが、あっさり30cmクラスのピンクのべっぴんさんが浮いてきました。しかし、後が続きません。。
タナを微調整しながらガッシーたちと遊んでいると、7時半になってようやく時合に突入!
右向きの緩い潮に変化した後、竿1本沖の近距離を流していると、スパッと海中にシルバーアローが消えました!
すかさずアワセを入れると、ずっしりとした手応え!
至近距離で掛けたので、シモリをどうかわすかを考えながらやり取りを試みますが、ドラグがジリジリと鳴りながら、ラインが少しずつ引きずり出されます!
結局、最後は抵抗むなしく、チモトを飛ばされてしまいました。。
そこで急いでハリスを1.5号から2号にアップ。
同じラインを流していくと、再びシルバーアローが消し込みます!
しかし今度はアワセが早すぎたのか、やり取りの途中で無念の鉤はずれ。。
さらに間髪入れず3発目のアタリがあり、ひと呼吸おいてからアワセを入れると、またまた、ずっしりとした手応え!
少し強引にやり取りして、46cmの元気なおチヌ様を海面に引きずり上げました。
さらに次を狙いますが、ゴールデンタイム終了。
その後は棒ウキが逆方向に傾く二枚潮と、ガラ藻などのゴミに悩まされ、追加できず。。
スキル不足を痛感しました。まだまだ修行が足りません。
先週の笠岡のジャパンカップがコテンパンの丸ハゲ釣行だったので、鬱憤ばらしのため、ホームの出崎沖にでかけました。
この日は5:30満潮で下げ潮一本の潮回り。両潮やれる、ヤグラに向かいました。
ヤグラに到着すると、北から満潮時の強烈な当て潮が流れており、開始2時間ほどは北向きが狙えません。
とりあえず、赤い彗星狙いでソルブレのシルバーアロー1号+1号ナマリのドボン仕掛けで、南の大岩の沖を狙います。
マキエをセーブしながらのんびりギザミと遊んでいると、ようやく北側の潮が緩んできました。
北向きに狙いを変え、沖から緩く突いてくる潮に乗せて仕掛けを流してると、2段階シフトしながらシルバーアローが海中に消えていきました!
アワセを入れるとがっちりフック!
目測40cm弱の居つきチヌを取り込みました。
その後少し間が空いて、8時を回ったあたりの止まりかけの潮で、時合いに突入します。
10m沖のシルバーアローが一瞬で消し込みますが、1〜2発目は空振り。。
3発目にようやくフックしますが、40cmくらいのべっぴん真鯛を足元まで寄せたところで無念の鉤はずれ。。
4発目はアワセを入れたところでズシっとした手ごたえを感じますが、やり取り中にサルカンの結束部分から飛ばされラインブレイク。。
赤い彗星にボコられました。
その後は赤い彗星の気配が無くなり、代わりに46cmと足の裏サイズの居つきチヌを確保。
しかし、9時を過ぎるとパタッとアタリが無くなり終了。
魚は寄ってこず、代わりに小さいコバエみたいな虫が、たくさん寄ってくるのみでした。。
次回から蚊取り線香をぶら下げて釣行しないといかんな。。
シマノ・ジャパンカップ(笠岡予選)
5年ぶりにシマノ・ジャパンカップ笠岡予選の抽選が当たり、参加することができました。
前日は日が変わる直前まで仕事をして帰宅後、準備ができ次第、神島外浦の港へ直行。
一杯飲んで仮眠して、4時前に起床して受付します。
辺りを見回すと、テレビや雑誌で見たことのある人ばかり。
クジで5番を引いた私は、さかえ3号に乗り、北木島の東側にある大島の北東の磯に上がりました。
福山から来られた6番の方と話をして、北向きのワンド寄りの釣り座を選択します。
ゆっくり準備をして、6:30から試合開始。あいさつをして仕掛けを投入します。
仕掛けは釣研のスリムグレ3Bに2Bのガンダマ、2ヒロ半のハリスの中央にG5を1つ打った半誘導仕掛け。
見た感じ、水深はかなり浅い様子なので、3ヒロにタナをセットして仕掛けを流していきます。
潮は緩く右へ流れており、いかにも釣れそうなチヌ潮ですが、エサ盗りのフグが活発でオキアミは瞬殺されます。
前回の釣行時と同様、ボラッキーの大群がバシャバシャと音を立てながら、ゴミと一緒に泳ぎ回っています。
サシエをオキアミ→コーン→練り餌とローテーションしていくと、ギザミやカサゴ、フグがヒットします。
程なくして足の裏サイズのチャリコがヒット。
その後、チャリコやエサ盗りたちが釣れ続きますが、本命のアタリはまったくありません。
同磯した6番の方と、「今日は、なんかおかしいですねぇ」と会話をしながら、あれこれ試すものの、音信不通。
前半はチャリコとエサ盗りたちがヒットしたのみで、本命はノーヒット。
9:30のハーフタイムに釣り座を後退して、東向きに釣り座を構えます。
その後はド遠投したり磯際を狙ったりしますが、生体反応ゼロの死の海の状態。。
結局、乗っ込み終了なのか、タイムアップまで本命のおチヌ様のアタリはなく、ノーフィッシュで惨敗となりました。
帰港すると、磯より波止の方がよく釣れていたそうで、やはり上手な方はきっちり大型を揃えられていました。
また来年に向けて、練習しなければ。。
釣り具のオーシャンの大会に参加しました。
これまで3回連続で三崎方面だったので、さすがに今回は高見島方面じゃろ、
と思っていましたが、クジを引くとまた三崎方面。4回連続(1/16の確率)で三崎を引き当てました。。
到着したのは古三崎の湾側の磯。昨年の同時期には、30枚と爆釣したポイントの隣の磯です。
昨晩の大雨で水潮が出ていると思い、とりあえず大征黒沈めの全誘導沈め釣りで、滑る上潮を突破して様子をみます。
開始直後は仕掛けを投入するとかなりの底潮の流れで、あっという間に湾奥方向へ流れていきます。
餌盗りのフグも活発な様子。
ハリスにジンタンを打ったり、近距離〜遠距離に仕掛けの投入位置を変えて探るものの、本命の反応なし。
そうこうしていると、緑色の細長いトコロテンみたいな謎の海藻がたくさん流れてきて、一面ゴミだらけになりました。
さらにボラッキーの大群がやってきて、藻に付いている何かをみんなでつついてバシャバシャと音を立てています。
そこでゴミをかわしながら探っていると、ようやく「ブ〜ン!」という感触で気持ちよく竿先を持って行かれ、
ようやく、松崎しげる風の真っ黒な居着きチヌを1枚ゲット。
その後、ラインブレイクで良型のバラシが2回ありましたが後が続きません。。
いつもは沖の潮目で乱舞するチヌも、この日は水潮の影響のためか、沖では無反応。
そこで二枚潮攻略のため、普段はあまり使わない二段ウキの釣研ツインフォース深攻3Bにチェンジして、近距離を狙うことに。
ついでに、刺し餌をクーラーで冷やしておいたカチカチの荒食いブラウンに変更します。
すると、古三崎の先端方向に流れる潮で下ウキが底潮に噛むようになり、再び居つきチヌが連続ヒット!
その後も謎の緑色の海藻に悩まされますが、ぽつりぽつりと拾っていき、何とかリミットメイクを達成します。
それからしばらくして、ふと湾側を眺めると、謎の黒い物体が湾内から流れて来るではありませんか!
「ん!? 死体??」と思って眺めていると、モリを持ったシュノーケラーが、目の前を泳いでいきました。
「おいおい、それはアカンやろ。。」
結局この日は、チヌ7、大コブダイ1、チャリ子2という釣果でしたが、型を揃えることができず、あと少しのところで
入賞できませんでした。バラシたやつが取れていれば、もしかしたら入賞できていたかも。。
まだまだ修行が足りません。
磯研岡山5月大会 in 日生
まこと渡船さんにお世話になり、クラブの大会を日生沖でおこないました。
クジで2番を引いた私は、メンバーのT田君と2人、大多府島のA級磯の平岩に上がりました。
T田君は大赤石との水道側、私は海に向かって左手に釣り座を構えることに。
潮はほとんど動いておらず、とりあえずマキエを15杯ほど近場に撒いておき、黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けを組み立てます。
水深が浅そうなので、しばらくしたら浮いてくるじゃろと思いながら、仕掛けを送り込んでいきます。
エサ盗りは、小型のフグがウロウロしている様子。
開始3投目、練り餌さを付けて仕掛けを送り込んでいくと、ウキがスーッと海中に入っていきます! が、空振り。。
再び竿2本沖の同じポイントに練り餌さを付けて送り込むと、アワセを入れたタイミングでハリスの中央がパッツリ切れてしまいました。
フグにハリスを噛まれていたのかもしれません。
しばらく静寂の時が流れますが、風も少し吹いてきて仕掛けの入りが悪いと感じたため、棒ウキのスリムグレ3Bにチェンジします。
すると、もぞもぞと棒ウキの先が入ったり出たりを繰り返すのですが、なかなか海中に入っていきません。
しびれを切らせてアワセを入れると空振り。。
さらに少し沖目でヒットするものの、やり取りの最中に鈎外れ。。
今日もバラシ三昧です。
隣ではT田君がバンバン釣り上げており、楽しそう。(*´ω`*)
沖の方から緩く突いてくる潮に乗せて来て、手前の方で仕掛けを回収しようと思ったところ、今度は居食い。
「逃がすかー」とやり取りを開始しますが、またまた逃げられます。。
10時半頃になり、ようやく45cmクラスの量産型チヌを1枚ゲット。
しかし、緩い潮と、もぞもぞする棒ウキのアタリに苦戦が続き、結局A級磯で1枚のみの貧果に終わってしまいました。_| ̄|○
どうも日生沖は、トロい潮の攻略方法がつかめず苦手意識があります。
次回の日生の釣行時は、トロい潮と、なかなか喰い込まないチヌの攻略方法を考えなければ。。
乗っ込みチヌを狙いに、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は下げ潮一本の潮回りで、久しく上がっていない磯に上がろうと思い、石島のヘラガ崎に向かいました。
ヘラガ崎に上がるのは10年ぶりくらいで、昔、海難事故があったため、船着きに安全祈願の小さな石碑が立てられているポイントです。
東向きの砂置き場向きでも釣れるのですが、西向きの方が狙い目。
しかし西向きは、足元から7mくらいは激浅シモリ地帯になっており、取り込みの際に要注意です。
とりあえず様子見のため、黒魂DETのJ3でハリス1.25号を2ヒロとった、棒ウキスルスル仕掛けを組み立てます。
まだ満ちの潮が緩く南西方向へ流れており、すぐに喰ってきそうな雰囲気。
足元には小型のフグたちがウロチョロしているので、魚の活性も高そうです。
しかし開始1時間半はフグたちと戯れる時間になり、なかなか本命が当たってきません。
そうこうしていると、棒ウキの黒魂DETの棒の部分が取れてしまったため、前回の反省もあり、早めにスリムグレ3Bの半誘導仕掛けにチェンジ。
3ヒロのタナで仕掛けを振り込むと、早速、スコン!という気持ちよいアタリで、1投目からスリムグレが海中に入っていきました!
アワセを入れると結構な重量感。「足元付近はシモリだらけのため、気を付けねば」と考えながらやり取りするものの、
しばらく耐えた末に右のシモリに潜り込まれ、無念のラインブレイク。。
気を取り直して同じポイントに練り餌さを付けて流していくと、連続ヒット!
「今度こそは」と鱗海アートレータ0.4号を寝かせ気味にして、半ば強引にやり取りしますが、グググッと突っ込まれた瞬間にラインブレイク。。
朝マヅメの貴重な時間に、痛恨の連続バラシでガックシです_| ̄|○
その後、しばらく静寂の時間が流れ、ボラッキーやグフ、コブ平たちと遊んでいる間に、だいぶ潮が下げてたので、少し前に出れるようになりました。
釣り座を1つ東側へ移動し、3つ並んでいる岩から西向きに流れる潮に乗せていくと、スリムグレがスーッと海中に入っていきました。
完全に見えなくなるまで待ってからアワセを入れると、クリーンヒット!
やり取りを開始すると今度は魚が沖の方へ出ていくので、ロッドのパワーで沖で浮かせにかかります!
チラリと海面に見えたのは、黒鉄色ではなく赤い彗星。
海面を滑らせるように寄せてきて、40cmオーバーのベッピン真鯛を取り込みました。
「そろそろ時合に突入か!?」と、間髪入れずに仕掛けを振り込みます。
すると、再び連続ヒット!
しかし、またまたシモリ地帯にハリスが触れ、ラインブレイク3回目。。
さらに同じことを繰り返し、無念の4バラシ。。_| ̄|○
そして痛恨の極みは、40cmオーバーのベッピン真鯛2匹目を何とか足元まで寄せてこれたものの、タモ入れ直前でラインブレイク。。
結局7打数2安打の惨敗で、10年前と同様、激浅シモリ地帯の罠にまんまとハマってしまいました。
バラシが多かったですが、赤い彗星もよく当たってきたので、次回は硬めの号数のロッドで勝負するかな。。
釣り具のオーシャンの大会に参加させていただきました。
毎回、三崎方面なので、たまには高見島方面に行ってみたいなと思っていましたが、またまたクジで三崎方面を引き当てました。。
三崎に到着すると、灯台下付近の主要ポイントには先客が居る様子。
南の丸山島へ船が向かっていきます。
丸山島の南側から順次、参加者を降ろしていき、私は西側の狭い岩場に上がることに。
とりあえず、沖の潮目にマキエを15杯ほど撒いておき、黒魂アクセル0号の全誘導仕掛けを組み立てます。
ハリス2ヒロにジンタンG5、G6を段打ちして、沖の潮目を集中攻撃。
スルスルと仕掛けを送り込んでいきますが、反応がありません。
ふと足元を見ると、子供のカブトガニが泳いでいるのを見つけました。
博物館以外でカブトガニを見たのは、初めてじゃわ。
「今日はカブトガニがエサ盗りか!?」と思いながら潮目を狙うものの、一向に浮いてくる気配がありません。
西向きで背後が絶壁になっており、左右にも岩壁があるので、竿を振り被ると穂先がガリガリ君になってしまいます。。
さらにすぐ左手の岩場に参加者が上がっていて、潮がずっと左流れなので、「今日はマキエ係かよー」とテンションが↓↓↓。
しばらくすると予想通り、左の人が2枚立て続けにヒットして、変なプレッシャーがかかります。
西向きで日が当たらず風も吹いてきて、気温も釣果も寒い状況。。
10時を回って一行に浮いてこないのと風も結構吹いているので、全誘導をあきらめて、スリムグレ3B+ガンダマ2B+G4の半誘導仕掛けにチェンジ。
タナを竿1本からエサが残るまで探っていくと、ようやく竿1本半のタナで20mほど沖を左に流していたスリムグレが、ヌーっという感じで入っていきました。
アワセを入れるとまずまずの手応え。
鱗海スペシャル0号の曲がりを楽しみながら、40cmオーバーの三崎標準サイズのチヌを取り込みました。
「やっと時合に突入か!?」を思いましたが後が続かず、1時間程、静寂の時が流れていきます。。
「沖がダメなら手前の方で」と、練り餌さを付けて探っていると、スッとスリムグレが海中に入っていきました!
が、暴力的なパワーで引き込まれ、タンコブ野郎に乱暴されてしまいました。。
その後、11時半になると、沖の潮目を竿2本弱のタナで流していたところで、スパッと消し込む赤い彗星のアタリ!
しかし、2回連続で空振りします。。
3回目にようやくタイミングをあわせることができましたが、やり取りを始めると、どうやら正体はおチヌ様の様子。
1枚目と同じ、レギュラーサイズを取り込むことができました。
「さっき素鍼を引いたのは、もしかしてチヌだったんかな?」と思いながらも、後が続きません。
その後は、食べごろサイズの赤い彗星を1枚追加したのみで、あえなく終了。。
早めに全誘導を見切って半誘導に切り替えるべきでした。まだまだ修行が足りません。
乗っ込みチヌを狙いに、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は隣の渡船屋さんの大会の手伝いがあるということで、いつもより遅めの6時に出船。
満潮が正午過ぎの潮回りのため、赤い彗星を狙いにペンキに行こうと思いましたが、隣の大会の関係で迎えが15時になるとのこと。
ペンキだと満潮時刻から下げ潮に転流すると、お昼寝タイムになってしまうので、ヤグラに上がることにしました。
午後から風が吹く予報のため、午前中の満ち上がりが狙い目。
あわよくば赤い彗星も、ということで、棒ウキのスリムグレ3B+ガンダマ2B+G4の半誘導仕掛けでスタートします。
手前の駆け上がり付近にマキエを撒いておいて近距離から探っていきますが、週末の大雨のせいか、開始直後は生体反応がない状況。
タナを竿1本チョイから徐々に深くしていき、ハリスを這わせながら探っていきますが反応がありません。
途中、川から放水したのか、泥水のような潮が押し寄せてきて、早いタイミングでカレーヌードルを食べながら休憩。
少し風が吹いていますが、ポカポカ陽気で絶好の釣り日和です。
泥水が過ぎ去って潮が落ち着くと、ようやく食べごろサイズのウミタナゴがヒットしました。
煮付けにすると美味しいので、とりあえずキープ。
その後はフラフラと落ち着かない二枚潮に翻弄されますが、満ち6分の10時頃に、ようやく棒ウキが消し込むアタリ!
アワセを入れると、まずまずの手応え。
手前のシモリやワカメ地帯に気を付けながら、40cmクラスの腹パン量産型チヌを取り込みました。
「ようやく時合か!?」と手返しよく仕掛けを振り込みますが、後が続きません。。
30分ほど間が空いて、この日ようやく2回目のヒット!
「赤か?黒か?」と、やり取りしながら寄せてきた魚体を確認すると、茶色かーい。。。
足の裏サイズのコブ平を取り込みました。
「こいつもタナゴと一緒に、煮付けにしよう」と、ライブウェルに投入。
その後も生体反応は薄く、イソベラとガッシー君がヒットするものの、結局最後まで厳しい状況が続きました。
腹パンのチヌも持って帰って捌いてみると、胃袋から大量のコマセとカキ殻が出てくるのみで卵は小さく、乗っ込みはまだ早い様子でした。
花粉症で鼻水がズルズルですが、気がついたら港に居ました。
この日は9:30満潮で中途半端な潮回り。久しく上がっていないポイントでのんびり釣ろうと思い、石島のタコツボへ出かけました。
タコツボに到着すると、下げ潮の本流がタコ向かい方向へ流れており、左にあるワンドから引かれ潮が出ています。
とりあえず、黒魂アクセル0号の全誘導で、ハリス1.25号2ヒロ、鍼上10cmにG4のジンタンを打ってスタートします。
セオリー通り、引かれ潮から仕掛けを入れ込んでいきますが、本流の筋が近すぎて、うまく流せません。
小型のグフとボラッキーが海面をウロウロしているので、そこそこ魚の活性は高い様子。
1時間半ほど悪戦苦闘していましたが、潮が落ち着いてきたタイミングで練り餌を這わせていると、ようやくウキが加速しながら海中に消えていきました!
アワセを入れると、がっちりフック!
結構な手応えで、やり取りを開始しますが、ラインがシモリに振れたのか痛恨のラインブレイク。
前回釣行したとき、同じパターンでやられた記憶が蘇ってきました。。。
気を取り直して仕掛けを振り込みますが、サシエが冷たくなってそのまま返ってくる状況が続きます。
満潮時刻を回って釣りづらい潮になったので、ジェットボイルでお湯を沸かして磯ラーを食べながら、しばし休憩。
春はウグイスの鳴き声と山桜がきれいです。
再開後、棒ウキのスリムグレ3B+ガンダマG2+G4の半誘導仕掛けにチェンジ。
浮いてくる気配がないので、竿1本から徐々にタナを深くしていき、チヌの居場所を探ります。
サシエがそのまま返ってくる時間帯が続き、ナイカイ塩業かどこかの工場のエーデルワイスが聞こえてきて、気がつくと12時です。
しかし、タナを竿2本にして右流れの潮に乗せて流していると、右の駆け上がり付近で2段階シフトしながら棒ウキが消し込みました!
ひと呼吸置いてアワセを入れると、クリーンヒット!
「やっときたー」と鱗海スペシャル0号でやり取りを堪能しながら、シマシマ模様の量産型チヌを取り込み成功。
しかし後が続かず、クジメがヒットしたのみで終了。
またまたタコツボの攻略に失敗しました。。
天気予報で日曜日が雨の予報だったので、前日の土曜日にまたまた睡眠時間を削ってホームの出崎沖に出かけました。
13時満潮の潮回りのため、赤い彗星を狙いに大蛭島のペンキをリクエスト。
釣り座に着くと、ちょうど下げ潮が緩んでいるタイミングだったので、急いでマキエを20杯ほど撒いておいて準備に取り掛かります。
赤い彗星がターゲットのため、極翔0.8号に道糸はシマノのファイアブラッド・フロート2号を選択。
棒ウキのソルブレ・シルバーアロー1号+中通しナマリ1号、ハリスはサンラインのSV-I1.5号を2ヒロ、ジンタンG4を1つ打ったシャア専用半誘導仕掛けでスタートします。
潮は程よく濁っており、タナを10mを基準に生体反応を探っていきます。
すると、いつもの右の急激な駆け上がり付近でガッシー君がヒット。
フグ系のエサ盗りの姿は見えず、ガッシー君が釣れ続きます。
少しずつタナを調整しながら探っていくと、正面右沖に出ていく潮に変化したタイミングで、スパッと棒ウキが消えるイリュージョン!
しかしアワセ損ねて空振りに終わります。
その潮もすぐに消え、右方向へ流れる潮に変化。
すると、やはり駆け上がり付近でシルバーアローがスーッと静かに海中に消えていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
首を振る感触がやり取りの中で伝わってきますが、ロッドのパワーを活かして35cmクラスの量産型チヌを簡単に浮かせることに成功しました。
とりあえず活かしバッカンに入れておいて、再び竿2本の深ダナで赤い彗星の居場所を探ります。
時計の針が9時半を回った頃、右流れの潮が緩んだタイミングで、正面15mほど沖を流していたシルバーアローがスーッと海中に消えていきました!
少し間を置いてアワセを入れると、ズッシリした重い手応え。
極翔0.8号が「つ」の字に曲がり、なかなか底を切ることができません!
しかし、ロッドの角度に気を付けながら、少し強引に浮かせにかかります。
レバーブレーキを何度か解放しながら、長い格闘の末、きらりと光るピンク色の大きな魚体が海面に見えてきました!
子犬ほどあろうかという大きさの魚体に、大真鯛であることを確信。
何とか海面に浮かせますが、タモを入れようとした途端に反転して強烈な突っ込みで反撃されます!
竿をのされそうになりましたが、レバーブレーキを駆使して何とか耐えることができ、タモ枠の2倍ほどあろうかという魚体をタモ入れ成功!
ついに自分の釣り人生の目標としていた75cmの大真鯛を釣り上げることができました。
船長が元気なうちに、出崎沖(砂置き場)で亡き親父が釣った70cmの大真鯛を越えることが、自分の目標の1つでした。
それを14年かかって、ようやく達成することができました。それも親父の形見の極翔で。
しばらく感動の余韻に浸った後、50cmサイズのライブウェルに75cmの鯛を入れてみるとギリ入るくらいのデカさです。25Lのクーラーには入らん。
よく1.5号のハリスで捕れたな。さすが安心と信頼のサンライン。
その後は右流れの潮で量産型チヌを1枚追加しますが、赤い彗星の反応はありませんでした。
結局、潮が緩んだ一時(いっとき)のみに真鯛・チヌがヒットした状況で、乗っ込みシーズンインは、まだもう少し先のようです。
前回の釣行がコテンパンの完全ハゲ散らかしだったので、リベンジのためホームの出崎沖に出かけました。
赤い彗星が狙える磯をと思い、お気に入りポイントのヤグラに上がることに。
この日は朝方の潮が低く、ヤグラの北面にあるシモリがあちこち海面から顔をのぞかしています。
しかし花粉症が酷く、目がかゆいし、くしゃみと鼻水が止まりません。。
とりあえず、竿1本程沖の手前の駆け上がりにマキエを撒いておき、スリムグレ3B+ガンダマ2B+G5の半誘導仕掛けをセット。
タナを竿1本チョイにして、北向きを攻めます。
潮は当て気味ですが、スタートしてしばらくはフラフラと安定しません。
しかし30分ほど経過したとき、手前の駆け上がりの沖で棒ウキのスリムグレがスーッと海中に入っていきました!
すかさずアワセを入れるとクリーンヒット!
極翔0.8号のパワーで、白っぽい回遊タイプの量産型チヌを浮かせ、難なく取り込みました。
とりあえず連敗脱出で、ほっと胸をなでおろします。
しかしその後、前回と同じ冷水の底潮と二枚潮のせいか、しばらく音信不通になります。
剥き身のムキエモンをつけて仕掛けを這わせていると、スパッとスリムグレが入っていくシャア専用のアタリがありましたが、
咥えていたムキエモンが口に合わなかったのか、無念の空振り。。
しばらくガッシー君たちと戯れる時間が続きました。
潮が満ちてきて10時半を回ったころに、ようやく時合に突入。
右方向へ流れる潮が緩んでいるタイミングで、北向きの竿2本ほど沖を流していた棒ウキがスーッと消えていきました!
アワセを入れるとクリティカルヒット!
1枚目と同じ回遊系の白っぽいチヌで、35cmクラスの量産型をゲット。
さらに連続で2枚追加。いずれも同じくらいのサイズで、寒の時期よりひと回り小型になった感じがしました。
続けて同じポイントを攻めていると、通常の3倍のスピードで棒ウキが消し込みました!
「来たな!」と臨戦態勢に突入!
ヤグラの北側はシモリだらけなので、ロッドを寝かせ気味にしながら慎重にやり取りを開始します。
途中、チヌっぽい手応えがしましたが、ガツン、ガツンというシャープな突っ込みを見せるので赤い彗星であることを確信します。
程なくして、アイシャドーバッチリのベッピン真鯛が浮いてきました。
たっぷり空気を吸わせて、無事取り込み成功。赤い彗星を攻略できました。
さらに同じポイントでもう1枚、今度は黒色でした。
時合終了後は納竿まで反応がなく、結局、朝方のチヌ1枚と、10時半から11時半までの時合の間にチヌ4枚+真鯛1枚の釣果でした。
今年は全体的に例年よりチヌが多いように思いますが、上がる場所によってムラがあるようにも思います。
もうそろそろ、乗っ込みシーズンに突入かな?
このところずっと仕事が忙しく体がしんどい状態でしたが、日曜は朝から町内会の掃除があるし、
過労死する前にたくさん釣りに行っておかなければと思い、土曜日にホームの出崎沖に出かけました。
前の日も午前様でしたが、ネットで見つけた「絶対に他県の人に通じない岡山弁」という記事を読みふけってしまい、寝れなくなってしまいました。
その記事によると、通じないのは「いんどかれー」「おーがっそー」「てーてーてー」だそうで。
確かに文字で見ると、どう見てもカレーですな。
さて、この日もどこに上がろうか迷いましたが、そろそろ赤い彗星が出現するシーズンだと思い、大蛭島の船着きへ。
船長の話では、しばらく誰も上がっていないとのこと。
船着きに到着して海の様子を伺うと、海の水がえらいきれいに透き通っていて、沖の方まで底が丸見えでした。
これがほんとのシースルー(Sea Through)。えっろ
「でーれー透けとるが」と嫌な予感がしましたが、とりあえずスリムグレ3B+ガンダマ2B+G4の半誘導仕掛けで少し沖目を狙うことに。
V字になっている駆け上がりの右側を竿1本半のタナで狙いますが、生体反応がありません。
足元にマキエをパラパラ撒いても、フグすら見えない状況。
このところ調子が良かったムキエモンも無反応。
サシエをオキアミ生、イエロー、半ボイルとローテーションするも、ハリスを這わせたり、誘いを掛けたりするものの、まったく反応なし。
そのままの状態で返ってくるサシエを触ると、めちゃめちゃ冷たくなっていました。
「冷たい水が底に溜まっていて、ぬくいところへ逃げとるんじゃなぁ」と思いながら、仕掛けを打ち返します。
寒い時期は、コタツがあったら入りたくなる人間といっしょですね。。
前回の砂置き場は調子がよかったのですが、この日はまったくお手上げ。
魚にとってコタツになる藻が今年は全然生えていません。いつもなら、おおがっそー(めちゃボサボサ)なのですが。
満潮を過ぎて発生する湧き潮の時間帯になったので、転がっていた木の根っこを枕にお昼寝タイム。
1時間ほど熟睡していましたが、寝返りを打って海に落ちそうになり目が覚めました。
ポカポカ陽気だったので、めっちゃ気持ちよかったわ。
再開後も無駄な抵抗が続き、結局サシエが数回盗られたのみで、1回もウキが入ることなく撃沈しました。
場所によっては2桁釣れていたところもあったみたいで、「まぁ、こういう日もあるわな」と思いながら撤収。
魚に「いんどかれー」(帰りなさい)と言われた一日でした。。
ちなみに「てーてーてー」は「ソーセージ」と同じ発音で、「炊いておいてください」という意味。
活用例)「鯛を炊いておいて」⇒「てーをてーてーてー」
このところ仕事が忙しくかなり疲労が溜まっていましたが、気がついたら港に居ました。
ストレス解消と寒チヌ修行のため、ホームの出崎沖に出かけました。
日曜日は雨の予報だからと思って土曜日に強行スケジュールで釣行したものの、石島の西の石切(砂置き場)に到着する頃には小雨がパラつく状況。
とりあえず潮の様子を見ると、満ちの潮が速いので、ゆっくりとスリムグレ3B+ガンダマ2B+G4の半誘導仕掛けを組み立てます。
水深は7m前後なので、タナを竿1本チョイにセットしてスタート。
前回の釣行時に、手前に沈んでいるゴロタ石に潜られてラインブレイクが頻発したので、それを頭に入れながら仕掛けを流していきます。
1時間ほど経過して潮が緩んでくると、船着きの左沖に伸びている駆け上がり付近で、棒ウキのスリムグレがスーッと視界から消えました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
とりあえず、ゴロタ石にラインが触れないように鱗海スペシャル0号を横に倒しながらやり取りし、40cmクラスの居着きチヌを取り込みました。
その後、ポツリポツリと2枚追加しますが、いずれも唇の皮に鍼が掛かっています。そして、やり取りの最中に鈎外れでバラシが2回。。
この日もサシエサの剥き身(ムキエモン)に、よく当たってきます。
満潮前の潮止まり間際、タナを竿1本半にして駆け上がり付近を流していると、入れ食い状態に突入!
潮が緩んでいる間に、46.5cmが2枚を含む、40cmオーバーのチヌを6枚追加しました。
さらに満潮を挟んで下げ潮に入り再び潮が緩むと、同じ駆け上がり付近や竿1本沖の近距離で4枚追加。
2月にしては珍しく2桁台を達成しました。
たくさん家に持って帰ると怒られるので、写メを撮った後、大きいものからベスト3を残して10枚リリース。
ニ・八(にっぱち)と言って2月と8月はチヌが美味しいので、持ち帰って食べる分の3枚だけキープします。
その後、ヘラガ崎方向へ流れる潮が速くなり、釣りづらくなりました。
そこでいつものようにジェットボイルでお湯を沸かし、冬の海を眺めながら熱々のカップヌードルを食べて休憩。
再開後、納竿の30分前までは潮が速く、釣りづらい状況が続きましたが、潮が緩んだ途端に再びヒット!
「どんだけ、おるんじゃろ!?」
と思いながら、さらに2枚を追加したところでタイムアップ。納竿の時間になりました。
結局この日は15枚だったのですが、おそらくそのまま続けていれば、さらに釣果が伸びたのではなかろうかと。。
いつも2月は釣果が落ちる時期ですが、今年はなぜか例年よりチヌが多い気がします。
しかし、鍼がついたままのチヌをライブウェルに入れていると、なぜか帰る頃にはいつも鍼が外れて落ちてますね。。
魚には、自力で鍼を外す技があるんじゃろか。
寒チヌ修行で、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は風もなく、ポカポカ陽気の釣り日和でした。
正午前が満潮で、どこに行こうか迷いましたが、石島北面で唯一これまで上がったことがない、ベニ岩に上がりました。
船長から水深やシモリの位置などアドバイスをもらって、タタミ2畳ほどの狭い岩に上がります。
水深が浅いので近距離のシモリ周りを攻めようと思い、マキエをパラパラと撒いてから仕掛けを組み立てます。
この日は半誘導の沈め探り釣りを練習しようと思い、黒魂R2の3Bに3B+G2のガンダマを打ってスタートします。
満ち上がりの潮が結構な勢いで沖から突いてきて手前の方で二手に別れ、西の砂置き場方向と、東の石島港側のワンドに入っていきます。
「これは難儀な潮やな。。」と思いながら沖に遠投して、道糸を巻き取りながら仕掛けを沈めていきます。
すると、右前方のシモリ際まで仕掛けが寄ってきたタイミングで、ウキが加速しながら入っていきました!
アワセを入れると手応えあり!
鱗海スペシャル0号の弾力で溜めていると、レギュラーサイズの量産型チヌが、暴れることなくピカピカ光りながら上がってきました。
とりあえず、ホッと一息。
「やはりシモリ際が狙い目やな」と思い仕掛けを打ち返しますが、潮が反転して逆方向へ流れ始めます。
右へ左へ安定しない中、口オモリのジンタンG6を追加して竿2本ほど沖に仕掛けを這わしていると、クイッと竿先に反応が!
しかし空振りで、仕掛けを回収すると、サシエサの剥き身が盗まれていて、チモトにキンクが付いています。
「しまったぁ。。。」と悔やみましたが、「まだ魚は居るはず」と思って素早く仕掛けを投入し、張り気味にしながら這わせていきます。
すると、再び竿先に反応が!
今度は慌てず、少し送り込んでからアワセを入れるとクリーンヒット!
慎重にやり取りを開始すると、また魚が怒らずに浮いてきました。
0号のロッドの釣り味を楽しみながら、40cmオーバーのチヌを取り込みました。
その後、満潮時刻を周ると、沖の方にナメソ(スナメリ)が出現。
潮が速くなり釣りづらくなったので、ジェットボイルでお湯を沸かしてカレー味のカップヌードルを食べ、しばし休憩。
ふと足元に目をやると、チヌが泳いでいるのを発見しました!
マキエをパラパラ撒いてみるものの、ガン無視。
ツンデレのおチヌ様に相手をしてもらわなければ、と、石島港向きに流れる引き潮を観察。
すると、ワンドから本流に向けて引かれ潮が出ているのを発見しました。
仕掛けを黒魂アクセル0号にジンタンG1、G4、G5を段打ちして引かれ潮に投入すると、本流の下に潜っていきます。
しばらく仕掛けを這わせて待っていると、竿先にわずかな反応が!
すこし誘いをかけてみると、おチヌ様が誘いに乗ってきました!
手前にある大きなシモリをかわして、40cmオーバーのチヌをゲット。
素早く同じ要領で仕掛けを本流の下に潜り込ませると、わずかに竿先が動いた直後、クイっと持っていかれました!
すかさずアワセを入れますが空振り。寒くて口が動かないので、サシエサを咥えてレロレロしてるだけなんじゃろか。。
そこで、あまり張り気味にせず、剥き身と半ボイルのオキアミを付けて本流の下に潜る潮で這わせていると、またまた竿先に微妙な反応。
すーっと誘いをかけると、再び誘いに乗ってきました!
やり取りを楽しみながら、シモリの間をかわして40cmオーバーのおチヌ様を取り込みました。
この日は満ち潮時の強烈な当て潮に苦戦しましたが、潮が緩んだタイミングでポツリポツリと、狙い通りに4枚を釣ることができました。
サシエサの剥き身と仕掛けを這わせることで、なんとか寒チヌを攻略できましたが、ベニ岩はなかなかマニアックなポイントでした。
磯研岡山1月大会 in 蒋渕
今年も蒋渕でクラブの大会を行いました。
このところ仕事が忙しく、激務の合間を縫って大会に参加。
へろへろになりながら山岳地帯を抜けて現地に到着し、仮眠所で熟睡。
当日は風も弱く凪でしたが、海水の色が緑がかってどんよりしています。。
クジで4番を引いた私は、黒島3番というハナレ岩に降りることに。
ポーターの若船長から「高場に向けて満ち潮が走るので遠投・深場で」とアドバイスをいただきました。
プロテック1.5号にグレ道2.5号、ハリス2号を2ヒロで、釣研スリムグレ3Bに、2BとG4のガンダマを打ってスタートします。
黒島の高場に向けて激流が流れているので、とりあえずパラパラとマキエを打ち、本流を流してみますが反応なし。
タナを2ヒロから竿1本半の範囲で調整しながら流し行くものの、イソベラがヒットするのみです。
竿1本以上にすると、ところどころでウキが入っていくので、水深は浅くシモリが点在していることがわかります。
そこでシモリにマキエが溜まるようにコントロールしてみるものの、静寂の時が流れていきます。。
本流でアタリがないので、ヨレを狙ったり、磯際を狙ってみますが、なぜか無反応。
しばらくすると本流が止まり、どよ~んとした潮に変化します。
あちこち狙うものの反応がないので、タナを竿2本まで深くして南向きに思いっきり投入すると、ようやく反応あり。
しかし上がってきたのは、丸々と肥えたカワハギくんでした。
おいしいおかずになるのでクーラーへ投入します。
その後、弁当船がやってきて若船長に他の磯の状況を聞くと、どこも今日は厳しい状況とのこと。。
美味しい弁当をたいらげて、気を取り直して再開します。
その後も、あれやこれやと思いつく手を色々使うものの、本命の反応はなし。。
結局、カワハギ2枚という貧果に終わってしまいました。
近いうちにリベンジじゃー
この日も昼から爆風の予報でしたが、寒チヌ修行のため、ホームの出崎沖に出かけました。
満ち上がり一本の潮回りで午前中は風が弱いことから、どこに行こうか迷いましたが、出崎の先端部(通称ハリダシ)に上がることに。
AM6時が7cmのド干底で7時過ぎに到着すると、名前の通り海苔が付着したシモリが沖に張り出していました。
「海苔ですべるから、気をつけろよ」と船長から声を掛けてもらったのですが、船着きから西の岩山へ移動中に、ツルッと海苔で両足を滑らせて、
テリーマンの必殺技、テキサス・コンドルキックを岩に誤爆。
「ぐぬぬぬぅ」と、しばらく悶絶しながら、のたうち回るという、幸先の悪いスタートです。。
とりあえず、足を引きずりながら西の岩山へ移動。
まだ潮が低いので、下側の釣り座からスタートします。
水深が浅いので、黒魂DET-J3の棒ウキスルスルのノーガンで様子を見ることに。
なぜか風が予報とは逆で、北東から吹いてきます。
満ち潮の本流が石島のヘラガ崎方向へ勢いよく流れており、西向きに潮がヨレているところを狙います。
2~3投に1回はサシエが盗られるので、フグ系のエサ盗りがいる様子。
シモリやガラ藻などの障害物の周りを攻めますが、本命からの反応はありません。
このポイントは本流の角度が変わり直島方向へ流れるときにきれいな潮目ができるはずで、その時間帯がチャンスタイムです。
しかし、この日はなぜか本流の角度があまり動かず、しぶとく本流のヨレを狙ってみたり、ド遠投も試してみるものの反応なし。
それなら手前の浅いシモリを、と狙ってみると、ようやく黒魂DETがスーッと海中に消し込みました!
アワセを入れると、鱗海スペシャル0号がきれいな弧を描きます。
「ようやくきたかー」とやり取りを開始しますが、寄せてくる途中で無念の鍼はずれ。。。
アワセが弱く、掛かりが浅かったのかなぁ。
朝一の両ひざ打撲でケチが付いてしまったのか、試行錯誤が延々と続きます。
11時を周り、潮が止まりかけたタイミングで、竿2本程沖を流していた黒魂DETが海中に消えていきました!
「今度は逃がさんー」と豪快にアワセを入れるとガッチリフック。
やり取りを堪能しながら、慎重にレギュラーサイズの量産型チヌを取り込みました。
とりあえずズル剥けは免れた。。とホッとしましたが、後が続かず。
12時を過ぎた途端、天気予報の通り、急に西からの爆風状態に。
ちょうど下げ潮に転流したので、砂浜側の落ち込みを狙いますが万事休す。
結局、量産型チヌが1枚のみの貧果に終わってしまいました。
やはり浅場でも厳寒期にスルスル釣法は効率が悪いんじゃろか。まだまだ修行が足りません。
2023年の初釣りで、ホームの出崎沖に出かけました。
Yahooの天気予報を見ると、西北西3mの風の予報。
風は吹くものの天気が良さそうなので、ヤグラへ上がることにしました。
到着した途端に、なぜかいつものように風が強くなる状況。。。
とりあえず、赤い彗星が回ってくるかもしれないので、20m沖の2段目の駆け上がり付近にマキエを撒いておき、半誘導仕掛けを組み立てます。
この日もソルブレのシルバーアロー1号+中通しオモリ1号、ハリス1.5号を1ヒロ半とり、竿1本チョイからスタートします。
モロに向かい風なので、マキエのかけらを浴びながら左に流れる潮に乗せて、駆け上がり付近を流していきます。
サシエが丸々残って返ってくるので、タナを徐々に深くしきながら流していきますが、静寂の時が流れていきます。
沖から緩く突いてくる潮に変化した後、手前の方でウキがスーッと海中に沈んでいきました!
アワセを入れると手応えあり!
グググッ、グググッと首を振る感触を感じていると、フッとテンションがなくなり無念の鈎外れ。。。
しかし、手前側の駆け上がり付近にチヌが寄ってきていると思い、マキエを多めに撒きながら流していくと、予想通り棒ウキが2段シフトで静かに消えていきます!
アワセを入れるとクリーンヒット!
少し強引にやり取りをすると、レギュラーサイズの銀ピカの魚体が浮いてきました。
素早く取り込んで活かしバッカンに放り込みます。
「満潮前の今がチャンス!」と手前に狙いを絞って流していくと、緩い右流れの潮に変化しました。
「この潮でヤグラの北にあるチヌマンションから出てくるはず」と根掛かりに気を付けながら流していくと、またまた棒ウキがきれいに消えていきました!
シモリ地帯に逃げ込まれないようにと、ロッドを水平に倒してやり取りを開始しますが、グググッ、グググッと2度目の突っ込みに耐えきれず、無念のラインブレイク。
気を取り直して同じパターンで流していきますが、3連続ヒット&ラン、じゃなくてラインブレイク。。。
テンションがダダ下がりしますが、4度目のアタリでようやく40cmクラスの銀ピカチヌを取り込むことができました。
その後、満潮を挟んで下げ潮に変わると、棒ウキがスパッと消し込むアタリに反応が遅れ、痛恨の空振り。。。
さらに左に流れる緩い潮で棒ウキがモゾモゾと動いた後、スッと消えていきますが、またもやラインブレイク。
この日は6回もラインを切られたので、最後に2号のハリスに変更すると、納竿間際にようやくタンコブの付いたヤツが上がってきました。
「今年はコブダイが湧いとるんかぁ!?」と、ヤグラでは釣った記憶がないコブダイ祭りを初釣りから堪能?しました。
6回切られたうち、何匹がコブだったんじゃろ?
さて、帰ってコブダイのコブ締めとフライでも作るか。。