2021年も早いもので、もう竿納め。ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
天気予報では西の風、爆風の予報。東向きで下げ潮のポイントは...ぽくぽくぽくチーン。
出崎のハナに行くことにしました。
到着すると風裏で快適な状況。
しかし途中から風が舞い込んでくると予想して、釣研のスリムグレ3B、ガンダマ3B+G4の半誘導仕掛けでスタート。
とりあえず近距離から、と思い、緩く当ててくる潮に乗せて探っていきます。
ちょうど満潮前で、タナを竿1本から生体反応があるまで段々深くしていくと、竿1本半でようやく反応がありました。
ウキがスポッと入ったので、アワセを入れるものの空振り。。。
2回目はうまく竿に乗ったのですが、エサ盗りの正体はチャーリーでした。
その後、チャーリーズエンジェルたちと戯れていると、右へ緩く流れる潮で棒ウキがスーッと海中に消えました!
アワセを入れると、ようやく本命の手応え。
慎重にやり取りしますが、レギュラーサイズより一回り小さい、32.5cmのおチヌ様でした。
同じパターンで近距離を流していくと、再び棒ウキに反応があります!
アワセを入れてやり取りを開始しますが、途中で無念の鈎外れ。。。
さらに同じ潮で三度目のフック!
今度はウキが見えるところまで寄せてきたものの、またまた鈎外れ。。。
水温低下で口が動かず食いが浅いのか、2号の鈎でも飲み込んでくれません。
1号の鈎にチェンジした後、止まりかけの潮に仕掛けを乗せて流していると、棒ウキがモゾモゾと動いたのを見逃しませんでした!
竿先で魚信を聴くと、やはり魚がついている感触。
アワセを入れて、「今度は逃がさんぞ」と強引に浮かせにかかります。
あっさり浮いてきたのは、サイズダウンの29.5cmの銀ピカのチヌでした。
さくっとタモ入れして次を狙いますが、次第に爆風が酷くなり、ヨロけながら釣りを続ける状態。
その後はチャーリーズエンジェルたちと楽しくないひと時を過ごし、2021年を締めくくりました。
今年は10月まで暑かったせいか藻が全然生えておらず、この時期なのに、チヌの型が例年より小さいような気がします。
竿納めはなんとか2枚の釣果でしたが、今年は魚がヒットするもののバラしまくりの1年でした。
来年はバラさない対策を考えて釣果をアップしなければ。。。まだまだ修行は続きます。
西から爆風が吹く予報の日、気がついたら港にいました。もう病気です。
「さすがに誰もおらんやろ」と思っていると、同じ病気の人が4人もいらっしゃいました。
みなさん豊島に向かわれるとのことでしたが、私は近場の丸山へ。冬の定番ポイントです。
冬場はベタ底狙いが基本と思い、釣研の大征黒沈めをセットして全誘導沈め釣りでスタートです。
少し遠投気味にマキエを大量に撒いた後、その沖に仕掛けを投入して巻き戻し、張り気味にしながらゆっくり沈めていきます。
潮は緩く左に流れている様子で、落とし鉛にG1、ハリスの中央にG5を1つ打ち、底にハリスを這わせるイメージで沈めます。
すると、開始2投目で早速、鱗海スペシャル0号の竿先が持っていかれました!
アワセを入れるとグングンと首を降る感触。ロッドが大きく曲がり、怒らせないようにやり取りを開始します。
ゆっくり慎重に足元まで寄せて取り込んだのは、34cmの銀ピカチヌでした。
開始2投目で釣れたので、ヨシヨシと思いながら同じポイントに仕掛けを投入すると、再び竿先が持っていかれます!
アワセを入れますが、鱗海スペシャル0号が「つ」の字の状態。
しばらく耐えていましたが、グググッーと強引に引き込まれて無念のラインブレイク。仕掛けを全部持っていかれました。
気を取り直して仕掛けを1から作り直し、もう一度同じポイントに仕掛けを入れると、またまたヒット!
しかし今度も同じパターンで、強引な突っ込みに耐えきれずラインブレイク。。。
「なんか変だな!?」と思っていると、次に釣れたのはコブダイの赤ちゃん。
「あー、そういうことか」と思い、ハリスを1.25号から1.5号にアップしました。
しばらく沈黙の時間が続いた後、30cmほどのコブダイをゲット。
その後も2発、3発と、仕掛けが着底するたびに暴力的な引きでボコられます。
風裏の丸山ですが、強風波浪注意報が発令され、西からの爆風が舞い込んできて釣りづらい状況。
魚のアタリでロッドが持っていかれているのか、風で煽られているのかがわからないくらいの強風になったので、
1号棒ウキ+1号ナマリのドボン釣法にチェンジ。
満潮時刻を過ぎた後、沖の方でヒットするも、またまたコブダイ。今度は40cmオーバーです。
納竿間際、沖を流していた棒ウキがシュッと海中に引き込まれたのでアワセを入れたところ、強烈なトルクで引き込まれます!
またも「つ」の字にロッドが曲がった状態でしばらく耐えていましたが、ギュイーンと強引に引き込まれてラインブレイク。
きっと70cmクラスのケツアゴ野郎かと。。。
結局この日、おチヌ様は最初の1枚のみで、あとはコブダイ祭りの1日でした。捕れたのは2枚でしたが。
アタリがあったのはすべて20mほど沖の方で、朝の潮止まり後と左へ緩く流れる潮。チヌが1回にコブが7~8回でした。
先週はライフジャケットを忘れたため乗船できなかったので、忘れ物をしないように念入りに確認をして、家を出発しました。
しかし早めに港に着いてみると、「本日は大会のため、7時半出船」って書いとるし。。。
しばらく車の中で時間を潰し、遅めの出船となりました。
本日の潮回りだと大蛭島のお気に入りポイントのペンキが良い潮ですが、12月はあまり良い思いをしたことがありません。
釣り座に着くと緩い潮が左方向へ流れているので、マキエを20杯ほど撒いておいて、棒ウキのスリムグレ3Bでスタートです。
タナを竿1本チョイにしてエサ取りの様子を伺いますが、生体反応なし。。。
海の色も深緑の海水の中に、ところどころ黄土色の水が混じっていて、泥水が流れている様子。
この日も膠着状態が続き、一番低い釣り座が浸かり始めるゴールデンタイムも無反応。気が付けば11時を回っています。
大岩の上に移動した後、沖狙いを諦めて磯際を流していると、棒ウキがスーッと海中に消えていきました!
アワセを入れるとズシっとした重量感。やり取り開始を開始しますが、磯際で掛けたため2号のハリスがラインブレイク。。。
切れたラインを回収するとザラザラになっていました。
寒の時期の貴重な1枚を逃してしまいましたが、チヌが寄っていると思い、素早く仕掛けを作り直して同じ潮筋を流していきます。
すると、続けざまに磯際でヒット!
今度は先ほどより少し手応えが軽い感触ですが、間違いなくチヌの引き!
ロッドを立てないように水平にしてやり取りを開始しますが、まさかの連続バラシ。
またまたラインブレイクの大バラシ素子です。。。
結局この日の時合は、11時過ぎのわずかな時間帯のみ。
今日もポンコツぶりを遺憾なく発揮し、玉砕したのでした。
寒空の中、寒チヌ修行に出かけようと、いつもの出崎沖に出かけましたが、この日は朝から大失態。
出船時間ギリギリに港に到着すると、ライフジャケット&小物一式を家に忘れてきたことに気づきました。
道具がないと釣りができないため、船長に「また来まーす」と挨拶だけして撤収。
家にライフジャケットとコロコロを取りに帰り、そのまま与島へ移動。
フィッシャーマンズワーフ跡地に車を停めて、コロコロを引きながら歩いて北中へ移動します。
大汗をかきながら歩いていくと、すごい釣り人の数。
とりあえず北中のゴロタが空いていたので、釣研の大征黒沈めを使った全誘導沈めで、遠投して探っていきます。
潮はゆっくり左沖へ流れており、フグなどのエサ取りがちらほら見えますがサシエがそのまま返ってる状況。
しばらく膠着状態が続いた後、左へ流れる潮が加速し始め、手前は右へ流れる潮のため釣りづらい状態になりました。
粘っても無駄だと思い、道具をいったん仕舞って、汗だくになりながら塩浜港へ移動。
塩浜港にも家族連れが多くいましたが、波止の中央が空いていたので、探り釣りをしていた隣の人に声を掛けて釣りを再開。
足元にマキエを撒いて、0号の全誘導で右へ流れる潮に乗せて流しますが、サシエがそのまま返ってきます。
ジンタンを追加したり外したり、流し方を変えてみたりするものの、生体反応なし。
結局この状態が最後まで続き、撃沈しました。。。
朝、忘れ物をした時点でアウトでしたね。
磯研岡山11月大会 in 御五神島
クラブの大会を御五神島で行いました。
石橋渡船さんにお世話になり、御五神島の石橋バエに上がることに。
事前の情報ではエサ盗りだらけでグレの食いが渋いとのこと。
とりあえず足元にパラパラとマキエを撒くと、ワラワラと小魚が集まってきます。
南ウキG2にハリス2号を2ヒロ取り、ジンタンのG2、G4、G5を段打ちにした半誘導仕掛けを少し沖目に投入します。
オセンやイソベラが当たってきますが思っていたほどエサ取りはおらず、サシエがそのまま返ってくることもしばしば。
仕掛けの入りが悪いので、仕掛けが馴染むとジワーっと沈むようにジンタンで浮力を調整していくと、竿1本チョイのタナでイサキがヒットしました。
イサキは塩焼きでも刺身でも美味しいので、活かしバッカンに投入。
グレの様子は確認できないものの、仕掛けを竿1本以上沈めていくとイサキが連続でヒットします。
「またイサキ祭りかぁー」と思いながら竿2本沖を流していると、竿先を引っ手繰る強烈なアタリ!
アワセを入れて反撃態勢に入ると、プロテック1.5号がひん曲がります!
「さぁ、やり取り開始だ!」と思った瞬間、無念のラインブレイク。。。
磯際で掛けたのでチモトがザラザラになっていました。
気を取り直し、タナを変えながら少しでも潮の流れているところを攻めていきますが、当たってくるのはイサキばかり。
良型なので次々と活かしバッカンに放り込んでいきます。
手前の方はイサキだらけなので沖に狙いを変えて流していくと、しばらくながしたところで竿先にブルるっとアタリ!
しかーし、またまたイサキです。
イサキと戯れているばかりなので、仕掛けを変更して大征黒沈めの全誘導に変更。
仕掛けを張り気味にしながら沈めていくと、これまたイサキ。。。
「イサキしかおらんのかーい」と、結局この日は最後までイサキ三昧の一日でした。
冷凍庫に保存していた魚の切り身が底をついたので、漁のためホームの出崎沖に出かけました。
近場へ行こうと思っていたのですが、沖へ行く便に便乗して、アワラ島の東のハナレへ行くことにしました。
ハナレに到着すると予想外の南西からの爆風で、完全に向かい風の状況。
とりあえず15杯ほど竿2本沖にマキエを撒いておいて、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
シャア専用が出現する可能性が高いので、ロッドは極翔の0.8号を選択。
道糸1.75号、ハリス1.5号でスタートです。
緩く沖から当ててくる潮で、風も同じ方向から吹いてくるので釣りにくい状況です。
ハリスにジンタンG4を2つ段打ちして沈めていきますが、定番のギザミが連発。。。
エサ取りも活発で、鈎先に小さい鱗がついて返ってくることからサヨリが湧いている様子です。
2時間ほど悪戦苦闘していると、右に緩く流れていた潮でスーッとウキが海中に入っていきます。
アワセを入れると重い感触。しかし、グーンと手元に重さが伝わって来た直後、ウキごと仕掛けを飛ばされてしまいました。。。
風がきついのと底の方でヒットした感触があったので、1号棒ウキのドボン仕掛けに変更。
近距離~中距離~沖とあちこち探るものの、ギザミしか反応がありません。
しばらく続けていると、竿3本沖で棒ウキが消し込みました!
アワセを入れると再び重い感触が伝わってきます!
が、またも道糸から飛ばされ、仕掛けを全部持っていかれてしまいました。
「くそぉー」と思いつつ、風がやんできたので0号ウキの全誘導に仕掛けを戻します。
エサ盗りとの格闘が続きますが、またまた竿3本沖でウキが海中に消えたのを確認後、アワセを入れるとまたも高切れ。
「ぎゃーー」と、いつものキレ芸3連発に心が折れそうになります。
正午を回ってここまで赤も黒も本命ゼロで、まさかのテッパンポイントで初のボ〇ズかと冷や汗が。。。
干底を挟み、満ち潮に転流すると、右流れの良い感じの潮が払い出していきます。
すると、竿2本程沖を流していたウキがスーッと海中に消えていったので、アワセを入れるとクリティカルヒット!
「しかし、この手ごたえは黒やな」と思いながらやり取りすると、やはり銀色の魚体が浮いてきました。
「とりあえずボ〇ズは回避」と40cmジャストのチヌを取り込みました。
「この潮が生きている間に」と、急いで仕掛けを投入すると、右方向へ流れていたウキが通常の3倍のスピードで海中に消えていきます!
「またキタ――(゚∀゚)――!!」とアワセを入れますが、止まりません!!
SUTブレーキで耐えようと試みたものの右方向へ走られ、またまたウキから飛ばされてしまいました。。。
その後はマキエも底を尽き、この日はシャア専用に4連敗で、仕掛けも全部持っていかれて高くついてしまった一日でした。。。
まだまだ修行が足りませんね。
前回の日生の釣行が不本意だったので、鬱憤を晴らしにホームの出崎沖に出かけました。
夜明け前、まさかの土砂降りで今日は誰もおらんだろうと思っていましたが、キングこと南さんのグループが豊島方面に向かわれるとのこと。
私は、過去のデータから近場の大蛭島のヤグラをリクエストしました。
ヤグラに着くと、いつものように北西を向いて竿2本沖の駆け上がり付近にマキエを撒き、0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
シャア専用が出現する可能性もあるので、ロッドは極翔0.8号を選択しました。
またエサ取りが多いと予想し、マキエを先打ちしておいてから仕掛けを投入。案の定、一投目からサシエがボロボロになって返ってきます
緩く右方向へ流れる潮に2投目を投入すると、仕掛けが馴染んだタイミングで早くも竿先を引っ手繰るアタリ!
この日の潮回りは潮位が低く、足元は障害物だらけ。あちこちに点在するシモリに気を付けながら、40cm弱の量産型チヌを取り込みました。
幸先の良いスタートに気をよくしていると、再び竿先を引っ手繰るアタリ!
同じくらいのサイズの量産型チヌをゲットしました。
「これはもしや!?」と思い、手返しよく仕掛けを投入すると三連チャン!
黒い三連星の3匹目は結構な手応え。ロッドを寝かせ気味にやり取りし、48cmの良型チヌを取り込みました。
開始早々の連チャンモードに、「今日はいったい何枚釣れるんじゃろ!?」と淡い期待を抱いたものの、左流れの潮に変わり、しばらく沈黙の時間が過ぎていきます。
雨がポツポツと降る中、北東の風が少し吹いてきて仕掛けの馴染みが悪いと感じたので、ジンタンのG4を段打ちにして早めに沈める仕掛けにチェンジ。
するとすぐに答えが返ってきて、海底に這わせ気味にして誘いをかけると、グググッと竿先が持っていかれました!
4枚目は40cm弱のレギュラーサイズ。続けて足の裏&手のひらサイズのチャーリーズ・エンジェルたちがヒット。
それからペットボトルサイズのフグ、ギザミなどが釣れた後、仕掛けを投入してマキエをガサガサといじっていると、いつの間にやらウキが行方不明に!
慌てて糸ふけを取りながらアワセを入れますが、ハリスがシモリに触れてズルズルになっている感触が手元に伝わってきます。
なんとか海面まで浮かせたものの、最後は無念のラインブレイク。またやってしまいました。
その後はウキを凝視して目を離さないようにしていると、少し海中に入った後、サスペンドしたままの状態で静止。
「咥えたんじゃろか!?」と竿先で魚信を聴くと、グググッと重い感触が手元に伝わってきます!
ぐぃぐぃ引きずり込む手応えに、思わず「おぉ!」と声を漏らしますが、ロッドをコントロールして重量感のある魚体を海面まで浮かせました。
無事タモ入れに成功しますが、引き上げるのが重い!
計測すると、年無しにあとわずかの49cmでした。
その後もポツリポツリと量産型チヌを追加し、終わってみると49cmと48cmを頭にチヌが8枚、足の裏サイズの真鯛が2枚で、チヌは8枚のうち7枚が35cm以上でした。
この日は久しぶりに良い釣りができて、前回釣行の鬱憤を晴らすことができました。
磯研岡山10月大会 in 日生沖
クラブの大会でまこと渡船さんにお世話になり、日生沖に出かけました。
日生沖の鶴島の一文字から順番にお客さんが降りていき、事前のクジ引きでドンケツを引いた私は鹿久居島の南の磯に上がりました。
磯靴のスパイクピンが丸坊主になり、前回の与島大岩の釣行で滑りそうになったので、釣行前日にカスタマイズしました。
ホームセンターで六角ネジ(300円)を買って、8本ずつ磯靴の裏のフェルトにねじ込んだところ、滑りが解消。足の裏の感触も悪くありません。
さて、鹿久居島の潮は前回の下津井と違い、池のように静かな所。朝一はトロんとした緩い当て潮が突いてくる状況です。
足元から水深がありそうなので、近場にマキエをドカドカ投入しておいて、鱗海スペシャル0号に黒魂Accel0号、ハリス2ヒロ半を取った全誘導仕掛けで様子を見ます。
潮が緩いので、ジンタンのG4を針上10cmに打ってフワフワとサシエを沈めていきます。
1投目から鈎が無くなったので、エサ盗りのフグが湧いている様子。
チヌが寄れば蹴散らしてくれるだろうと、多めにマキエを撒きながら、突いてくる潮に仕掛けを投入。
すると、ウキが当て潮に乗って足元近くに来たタイミングで加速しながら海中に入っていきます!
糸ふけを取りながらアワセを入れると、ガツンとヒット!
鱗海スペシャル0号が曲線を描き、やり取りを楽しみながら足の裏サイズのチヌを取り込みました。
しかし、単発で後が続きません。
足元付近はエサ盗りが活発なので、沖に狙いを変更しますが沈黙の時間が過ぎていきます。
魚が一向に浮いてくる気配がないので、棒ウキのスリムグレ3Bに仕掛けを変更。
タナをどんどん深くしていくと、やはり手前の方で棒ウキがスッと海中に入っていきます!
しかし手応えは薄く、手のひらサイズの小チヌがヒットしました。
その後も池のように潮がほとんど動かず、食いが渋い状況が続きます。
そこで、3B棒ウキ→0号ウキ全誘導→全誘導沈めと仕掛けをチェンジ。
気温が急に低下したせいか、最終的にベタ底でしか食わないと判断。
釣研の大征黒沈めでサルカンの下に2Bのガンダマ、ハリス2ヒロにG4を2つ打ち、根掛かり覚悟でハリスを這わす作戦に変更。
30mほど沖に遠投して、仕掛けを張りながら落としていきます。
サシエが着底した後、少し張り気味にして待っていると、ゴンゴン、ギュイン!と竿先を引き込むアタリ!
ロッドを寝かせ気味にしてやり取りを開始すると、結構な手応えでグイグイ持っていきます。
日生のチヌはよく引くと言われる通り、34cmのチヌでも0号のロッドでやり取りを堪能することができました。
しかし、真冬の釣りのような這わせ釣りで、サシエを底に置いて誘いを掛けながらの待つ、忍耐の釣りです。
しばらくして、再びギュイン!と竿先が引っ手繰られ、先ほどよりも強い手応え!
アワセを入れてやり取りを開始しますが、手前に寄せようとしたところで無念の鈎外れ。
「また今日もやってもうた。。。」
食いが渋いので、もう少し飲ませてからアワセを入れるべきでした。
結局、この日は34cm、足の裏、手のひらの3枚と満足のいかない釣果。
もっと早い時間から這わせ釣りに切り替えておけば、もう少し釣果が上がっていたかもしれません。
まだまだ状況判断が的確じゃないので、もっと修行を積まなければ。。。
遅い夏季休暇で平日に休みを取ったので、普段はなかなか上がれない人気磯で大鯛を狙おうと与島の大岩に行きました。
貸し切り状態のきりしま丸で大岩に着くと、思っていたよりも大きな岩でビックリ。
低い方の岩は意外と足場が良いのですが、満ちてくると水没しそうな雰囲気です。
ここ数日で気温がグッと下がり、しかも天気予報に反して東から結構な風が吹いているので寒い。。。
高い方の岩はフリーザ様の乗り物のような形をしていて、誰かが杭を4本打ち込んであるので上がれそうですが、
「こりゃ落ちたら死ぬな」と思ったので、低い方の岩からスタート。
大鯛狙いのため、極翔1.2号で道糸3号、ハリス2.5号のグレ釣り用タックルに真鯛鈎7号をセット。
日の出前で真っ暗なので、とりあえず1号の電気ウキをセットして釣りができそうな場所を探します。
釣り始めは大岩の両サイドを西方向へ抜ける激流が流れていて、西向きしかできそうにありません。
西向きには足元に2つの大きなシモリが顔を出しており、魚を掛けても道糸が触れるとラインを飛ばされそうです。
そこで東側と北側の足元を探ってみますが、ガッシーくんが釣れるのみ。
仕方なく西向きに構えて、ラインがシモリに触れないように操作しながら竿3本沖を狙います。
竿2本沖までは海中に隠れて見えないシモリが点在している様子。
マキエをパラパラと撒いていると、時折水面でバシャバシャと何かが小魚を追い回しています。
そこで、タナを竿1本から2ヒロに浅くして潮のタルミを流していると、電気ウキの青い灯がスパッと海中に消えました!
キタ――(゚∀゚)――!! と、やり取りを開始しますが、手前に顔を出しているシモリがあるのでロッドで溜めて沖の方で魚を浮かし、シモリの間に誘導。
足元で突っ込みますが強引に浮かせて、ピンクのベッピンしゃんを取り込みました。
タモ枠より少し短い42cm。とりあえず朝マヅメに1枚確保です。
続けて同じポイントを攻めますが、背中から吹き寄せる爆風と刻々と変化する潮に大苦戦。
タナを色々変えてみるものの、ギザーミーさんとガッシーくんが釣れ続きます。
その後、潮がどんどん満ちてきて恐怖を感じたので、荷物を持ち、狭くて足場の悪いフリーザ様の席へ移動。
大岩の両サイドを抜ける西向きの潮の間にできたタルミを狙いますが不発。
8時半を過ぎると潮が転流し、与島方向へ流れる潮と、羽佐島との水道を東に抜ける潮に変化します。
低い岩が満潮時刻に水没しそうにないので、フリーザ様の席から降りて、逆風の中、東向きを攻めます。
しかし川のような激流と湧き上がる潮に悩まされ続け、沈め探り釣りや0号の全誘導も試してみるもののギザミのオンパレード。
その後、潮が緩んだので北側の羽佐島との水道向きを攻めてみると、チモトにチヌが噛んだ跡のキンクができましたが、ギザミ祭りは終わらず。。。
結局、朝マヅメの真鯛が1枚のみで、あとは売れるほどギザミとカサゴを釣り上げたという結果になりました。
この与島大岩は、満潮を挟む釣行より干底を挟んでの釣行の方が良い気がしました。
やっぱり下津井の磯は難しいですね。。。
ホームの出崎沖に赤オニ退治に出かけました。
この日はAM7:00干底の潮回りのため、近場のお気に入りポイントの1つ、大蛭島のペンキに上がりました。
とりあえず手前の方に広範囲にマキエを撒いておき、前回釣行で良かった釣研の棒ウキ「スリムグレ」3Bをセット。
タナを竿1本チョイにセットしてスタートします。
このペンキは足元から水深があり、干底の潮止まり前後と、潮が満ちてきて一番低い釣り座が浸かり始めるくらいに時合が訪れます。
1時間ほど経過して、右方向へ緩く流れる潮で、足の裏サイズの真鯛がファーストヒット。
その後、同じパターンで竿2本ほど沖の右流れの潮に乗せて流していくと、真鯛特有のウキがスパッと消し込むアタリ!
ガツガツガツッという鋭く突っ込む感触から、真鯛であることは確実です。
極翔0.8号を寝かせながらやり取りすると、30cmクラスの赤い魚体が浮いてきました。
難なく取り込んで2枚目をゲット。その後、しばらく沈黙が続きます。
左に潮が変わってから、沖を狙っても反応がないので足元を眺めていると、「あれ!? 今、チヌが横切ったような。。。」
と一瞬、黒っぽい魚体が見えました。
そこで手前の磯際を攻めていると、左流れの緩い潮でウキがスーッと入っていきます!
アワセを入れると極翔が弧を描き、銀色の魚体が浮いてきました。
タモ入れに成功したのは42cmの量産型チヌ。上唇の皮一枚に、ささめ鈎のケイムラ1号が掛かっていました。
赤→赤→黒と段々サイズアップしているので、「次は大型真鯛こんかなー」と思いながら仕掛けを流していると、キーホルダーサイズの真鯛。。。
さらに、足の裏サイズのチヌを追加しました。
AM9:00頃、潮が止まり掛けたタイミングで再び棒ウキがスパッと海中に消えます!
通常3倍のスピードで突っ込みますが、ロッドを寝かしながら耐え、35cmのシャア専用チヌを追加しました。
こうなると、あとは大型真鯛が出現するのを待つのみ。
過去、潮が止まりかけたタイミングで何回も良型を仕留めたことがあるので、棒ウキの周りに多めにマキエを打ちながら、まだかまだかと待ち続けます。
すると、やはり棒ウキが一瞬で消えました!
ガツガツガツッ!とこの日3回目の手応えを感じますが、手前に寄せてきたところで痛恨の鈎外れ。。。
「また口の硬いところに鈎が掛かってたのか」と悔やみながら、仕掛けを打ち返します。
少し間をあけて、右へ緩く流れる潮に乗せて手前の方を攻めていると、ウキがスーッと入っていきます!
「今度はチヌかな?」とアワセを入れますが、右の磯際に逃げ込まれて張り付かれてしまいます。
張らず緩めずで何とか引っ張りだそうと試みますが、最後はチモトからラインが飛んでしまいました。。。
その後、一番低い釣り座が浸かり始めたので、大岩の上の特設ステージへ上がろうかと思いましたが、風が吹いていて落ちたら嫌なので、大岩のさらに右にある低い岩へ移動しました。
釣り座を移動後、右流れの緩い潮に乗せて磯際を流していると、再び棒ウキがスーッと入っていきます。
「今度は潜り込まれてたまるかー」と目いっぱいロッドを後ろに倒して強引に浮かせにかかると、根負けした銀色の魚体が浮いてきました。
足元は浅くシモリだらけなので、素早くタモ入れして35cmのチヌを追加。
「左に潮が流れているので、右に流れる引き潮の激流に変わる前に、もう一度潮止まりがあるはず」と思っていると、潮が緩んできました。
すると、竿2本程沖を流していた棒ウキが、またまた一瞬で海中に消え去ります!
アワセを入れると、ガツガツガツッという手応え!
「今度こそぉー!」と手前に寄せてきますが、またまたなぜか足元で痛恨の鈎外れ。
1号の鈎を飲ませて捕ろうと思ったのですが、ささめ鈎のデルタポイントは刺さらず。。。鈎が小さ過ぎたんじゃろか?
結局この日は赤3枚+黒3枚、そしていつものバラシ2枚という結果に終わりました。
またリベンジに来ねば。。。
秋チヌを求めてホームの出崎沖に出かけました。
この日はAM7時半干底で、満ち潮ポイントが多い出崎沖では良い潮回りです。
あまり人が上がらないところに行ってみようと思い、今年1月に上がった出崎の先端部をリクエスト。
しかし磯付けの際、私が不用意に、付ける場所を船長にお願いしたのが失敗でした。
出崎の一番南の岩場は小蛭島向き(東向き)に大きなシモリが2つ張りだしており、磯付けの際に潮位が低かったため、ガガガガという音とともにペラが。。。
朝の送りの時はまだ何とか無事だったのですが、帰りの迎えの時間、途中でスクリューのギアが故障して走行不能になり、船長には本当に申し訳ないことをしてしまいました。
釣りの方はというと、朝から手のひらサイズのミニ鯛、フグ、鉛筆サヨリのエサ盗り軍団に悩まされ続けました。
全体的に浅いポイントのため、潮が低いうちは根掛かりが多発し、大征黒沈め2つと黒魂Accel0号を1つを奉納。。。
近場は反応が無いので狙いを沖に切り替え、目いっぱいド遠投すると、張り気味に流していた仕掛けと一緒に鱗海スペシャル0号の穂先が持っていかれます。
「何?赤いヤツか!?」と臨戦態勢に入り、なんとか沖の方から手前まで寄せてきたものの、近くに来たところで無念の鈎外れ。
なんか先週も、同じパターンでやらかした記憶が。。。
その後は足の裏サイズの真鯛とギザミを数匹釣り上げた以外はウンともスンとも言わず、12時まで沈黙が続きました。
しかし12時になると、それまで石島のヘラガ崎の方へ流れていた本流が角度を変え、直島の方を向いて流れ始めます。
すると、足元から西向きにきれいな潮目の筋ができ、まるで「ここを釣りましょう。ココでーす、ココ、ココ」と海に書いているかのようです。
すでに仕掛けは釣研の棒ウキ「スリムグレ3B」にチェンジしており、潮目の筋にマキエが溜まるように投入します。
すると、それまでの沈黙が嘘のように、仕掛けが馴染んだ途端、気持ちよく棒ウキが海中に消し込みます!
まず35cmの量産型チヌを1枚釣り上げましたが、その後1投ごとに棒ウキが消し込み入れ食い状態になるものの、次々と右の方にあるシモリに逃げ込まれ、バラスわ、バラスわ。。。
魚も賢いので逃げ場をわかっているのでしょうが、明らかに今年の夏に買った鱗海スペシャル0号を使いこなせていない自分の技量不足の問題です。
大物にサルカンの結合部から飛ばされたり、根ズレでチモトから斬られたり、鈎外れ、アワセ損ねの空振り三振と、結局、時合の30分間に10打数2安打3三振の惨敗。
バラシのスペシャリスト。バラシストか。
船長と同船のお客さんに迷惑を掛けてしまったし、ブルーな1日でした。。。
クラブの釣り仲間と再び、豊島・アワラ島方面に出陣しました。
先週、カルパッチョの鯛を釣りに行って返り討ちにあったので、リベンジを狙いアワラ島の東のハナレへ。
先々週とは逆順に、カベ、丘、ハナレの順に降りて私は一番最後。
釣り座に着いてとりあえず、近場にマキエを15杯ほど撒いてから0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
赤い彗星が出る確率が高いポイントなので、ロッドはよく一緒にこのアワラ島に上がったのを思い出しながら、親父の形見の極翔1.2号を選択。
パラパラとマキエを打ちながら仕掛けを流すとエサ盗りが活発な様子。サシエが残りません。
ハリスのジンタンを追加したり外したりしながら流していきますが、ギザミが釣れ続くので仕掛けが底まで入っているのは確認できます。
それと、ギザミは塩焼きにすると大変美味しいので、クーラーの中へ次々と放り込んでいきます。
ハナレの両サイドから南へ抜ける潮のヨレでしばらくエサ盗りと戯れていましたが、ようやくウキが入っていきました!
アワセを入れると、通常の3倍のスピードで右手前の方に猛突進!
あわてて仕掛けを巻き取りますが間に合わず、最後は無念の鈎外れ。。。おそらく口の硬いところに掛かっていたのでしょう。
気を取り直してヨレの中を流していると、次第に両サイドの本流が緩んできました。
すると再びウキがスーッと海中に。アワセを入れてやり取りを開始しますが、いつもと違う手応え。
ゴンゴン・ゴンゴンという感触で、手前に寄せてくると大阪のおばちゃんのようなヒョウ柄模様が。。。
「なんだ、バリか」と雑にあしらって、毒針に気を付けながらリリース。
この日は手前の方はいつも釣れる良い感じの潮が流れているものの、まったく反応がないため、沖狙いの遠投に変更します。
0号の全誘導で流していましたが北からの風のせいか仕掛けが入りが悪いので、ハリスの中央にガンダマのBを追加してウキごと強制的に沈める作戦に変更。
練り餌さの荒食いブラウンを付けて仕掛けを張り気味にしながら沈めていくと、すぐに答えが返ってきました!
グググぃと極翔1.2号の竿先が持っていかれ、やり取り開始。
沖の方で掛けたので寄せてくるまで時間がかかりましたが、40cm級の銀ピカのチヌを取り込みました。
仕掛けを変えて1投目で答えが出たので、狙い通りで気持ちがいいです。
その後しばらく沈黙の時間が続き、満潮前に下げ潮に転流しました。
潮が徐々に緩んできたのでガンダマを外し、ハリスも痛んでいたので1.5号を2ヒロ半張りなおしてG5を2つセット。
沖へ遠投して右へ緩く流れる潮に乗せていくと、ウキが視界から消えました。
一呼吸置いてアワセを入れると、♪クリティカルヒット!
グイグイ引く手応えで、良型の予感がします。
手前の方は左右にシモリがあるので、素早く釣り座の右端へ移動して、ロッドを倒し気味にしながら寄せてきます。
足元まで寄せてくると、松崎しげる風の真っ黒な魚体が浮いてきました。
体高があるマッチョな風貌だったので、タモ入れの時は年無しかと思いましたが、あとで計測すると45cmでした。
連発を狙いますが潮が変わってしまい、再び沈黙の時間が過ぎていきます。。。
この日は手前の方の反応がなく、沖も浮いている気配がしないので、1号棒ウキのドボン釣法にチェンジすることに。
タナを竿1本半に設定して沖の方を流していきます。
すると、またまた右へ流れる潮で突然、ブルルルルーと極翔1.2号のバイブ機能がONに。
「着信キタ――(゜∀゜)――!」とアワセを入れると、通常の3倍のスピードでグイグイ突っ込んでいきます!
極翔1.2号が胴まで曲がりますが、竿の弾力を最大限活かしてねじ伏せていきます。
最後は、青いアイシャドーがきつめのピンクのベッピンさんが海面に浮いてきました。
たっぷり空気を吸わせてタモ入れ成功。47cmのきれいな真鯛でした。
「ツガイはおらんじゃろか」と2匹目を狙いますが、時間切れ。
数釣りはできませんでしたが、パワフルな引きを堪能することができ、楽しい一日でした。
さて、晩のおかずは鯛のカルパッチョや。
先週釣った真鯛で作ったカルパッチョがめっちゃ美味しかったので、2週連続でカルパッチョを求めて出崎沖に出かけました。
ポイントは真鯛が出現する大蛭島のペンキを選択。しかしこれが大誤算でした。
釣り座に着いて準備をしていると、近くにタイラバの船が一艘、エンジンを掛けたまま近くでウロウロ。
しかも、操舵の度にガチャンガチャンと大きな音を立てていて、これでは魚が散ってしまいます。
いつもの全誘導沈め釣りの仕掛けで、赤い彗星対策のためロッドは極翔1.2号。
少しでも魚の警戒を抑えようと、ハリスは1号を選択します。
しかし、これが2つ目の誤算。あとで後悔する羽目になろうとは。。。
仕掛けを投入しますが、案の定、魚の気配が無い状況。
ポンポンポンポン・ガチャンガチャンと至近距離で騒音を出すのでイライラがつのります。
「船底に穴が開いて沈め」とか「ロシア船に拿捕されろ」とか「急に腹痛がして下痢になれ」とか色々呪いを掛けますが、この状況が9時頃まで続くことに。。。
邪魔くさい船がようやく居なくなり平常心を取り戻していると、沖を右方向へ流していたところに竿先がクイッと小さく引っ張られます。
そこで竿先で聴いてみると、グググっと竿ごと持っていかれます!
しかしドラグがジリジリと鳴りながら右の磯際へ高速移動。
「まずいーー」と思い強引に止めようとしたところで、無念のラインブレイク。。。
ここで初めて、タックルのバランスが悪いことに気づくというテイタラク。硬い竿に細い仕掛けでは取れません。
その後、2号のハリスにチェンジしますが、結局この日のチャンスは1回のみ。
朝の騒音がいけなかったのか、1号棒ウキに変えて試してみたものの、ベラやカサゴといったザクが釣れるのみで赤も黒も不発に終わりました。
今日は、最初から最後までツイていない一日でした。まだまだ修行が足りませんね。
クラブの釣り仲間と6人で、出崎から豊島・アワラ島方面に出かけました。
アワラ島の東のハナレ、丘の順に1人ずつ降りて、私はカベに上がることに。
釣り座に到着後、手前の方に広範囲にパラマラとマキエを撒いておき、いつもの大征黒沈めを使った全誘導沈め釣りの仕掛けをセット。
とりあえず様子見で、口ナマリのG4をセットして流してみます。
赤いヤツが出現する確率が高いので、ロッドはゴツめの極翔1.2号を選択。
朝一の潮は緩くて左手前に突いてくる潮で、道糸を巻きとりながら流していきます。
しばらくエサ取りとの格闘が続きましたが、仕掛けのなじみが悪いと感じたので、落とし鉛のG2をセットします。
すると、たちまち答えが返ってきて、30cmオーバーの量産型チヌをゲット。
しかし、しばらくすると、手前の方の潮が止まってしまいます。
そこで手前の方は諦め、50mほど沖の潮目をダイレクトに攻めるためド遠投。
すると早速、答えが返ってきて、バチバチバチっと竿先を引っ手繰るアタリ。
通常の3倍の鋭い突っ込みを見せるので、シャア専用チヌであることがわかります。
だいぶ沖の方で掛けたので、落ち着いてやり取りしながら足元まで寄せてきて、43cmのきれいなピンクの真鯛を取り込むことができました。
しかし、その潮もしばらくして終了。
途中、強烈な二枚潮に悩まされ、沈め釣りだと根掛かりが多発して仕掛けをロストしたので、得意の0号ウキを使ったウキを浮かせる全誘導にチェンジ。
しかし、この日は一向に魚が浮いてくる気配がないので、満潮前の下げ潮に転流後、1号棒ウキのドボン釣法にチェンジ。
潮も満ちてきたので手前の方を流していると、棒ウキがきれいに海中に沈んでいきました。
一呼吸置いてアワセを入れますが、手応えは薄く35cmの量産型チヌが、あっさりと海面に浮いてきました。
その後、納竿間際まで膠着状態が続きます。あっちこち攻めてみるものの、暑さでクタクタに。。。
練り餌さを付けて仕掛けを投入しますが、餌箱に戻そうとした練り餌さの塊が、コロコロと一段低い岩へ転がり落ちていきます。
「あらら。。」と言いながら、ベイルを起こしまま一段降りて練り餌さを拾っていると、ロッドを持っていた腕から、
「ブルルルルー!」と勢いよく道糸がはじき出されていきます!
「あ゛ぁーー」と虚しい悲鳴を上げますが、プツッという音とともに、仕掛けを全部持っていかれました。。。
だいたい、仕掛けを流したまま、いらんことをしていると、なぜかこのような目に会うことが多いです。
長丁場でマキエも底を付いてしまいましたが、手前の方を流している棒ウキが、スポっと消えてなくなります!
「これは赤い彗星の仕業では!?」と、マキエが尽きたので、同じラインを刺しエサのオキアミだけで流してみますが、ベラが釣れ続きます。
迎えの時間が近いので、「ラスト1投」と半ボイルのオキアミを付けて同じラインを流すと、再び「スポッ!」と棒ウキが消し込みました!
すかさずアワセを入れるとクリーンヒット!
手前の方で掛けたので、慎重かつ高速にやり取りをしながら、ラスト1投でピンクのシャア専用チヌを仕留めることができました。
終わり良ければすべてよしですが、この日も2回、バラしてしまいました。。。
まだまだ修行が足りません。
天気が悪い日が続いていましたが、週末ようやく回復したので、ホームの出崎沖に出かけました。
10時半頃が満潮なので、どこがよいか迷いましたが、お気に入りポイントのヤグラを選択。
長雨の後なので、きっとゴミがたくさん回遊しているだろうと予想していると、案の定ゴミだらけ。
とりあえず、いつもの大征黒沈めをセットして口ナマリにジンタンG5をセットし、朝食を取ります。
しばらくしてゴミがはけたので、駆け上がり付近にマキエを多めに投入。前回の反省を活かしてドラグ調整は万全です。
緩い当て潮だったので、道糸を巻き取りながら仕掛けを流していきますが反応ありません。
正面に仕掛けを入れると障害物が多く根掛かりが多発するため、出崎の鼻の方向を向いて投入します。
ゴミがあちこちに浮遊しているので、ナビの下に落としナマリのG1をセットし、早く沈める作戦に変更。
サシエに練り餌のエサ持ちイエローを付けて這わしていると、ようやく鱗海スペシャルの穂先にコンコンコン!というアタリ。
一呼吸置いてアワセを入れますが、根ズレでラインブレイク。。。
気を取り直して、同じポイントに再びエサ持ちイエローを投入し、張り気味にしながらステイさせます。
すると再び同じアタリがあり、アワセを入れますが2連続のラインブレイク。
バラシて散らす、やばい展開に冷や汗が出ます。
しばらく沈黙の後、緩く右に流れる潮に変わったタイミングで、イエローとブラウンのマーブルの練り餌にヒット!
足元は障害物だらけなので、竿を寝かせて水平にやり取りします。
0号の鱗海スペシャルで魚を怒らせることなく無事タモ入れ成功。40cm弱の量産型チヌでした。
さらに同じ要領で沈めていくと、竿先にわずかな前アタリ。
「ここは我慢」とグッとこらえますが、喰い込みません。仕掛けを回収するとチモトにキンクが付いており、明らかにチヌが噛んだ跡が。
「これはチヌが寄っているな」とマキエを集中砲火し、仕掛けを張りながら沈めていくと、竿を引っ手繰るアタリ!
鱗海スペシャルの釣り味を堪能しながら、43cmの量産型チヌを取り込みました。
さらにそこから、時合に突入します。
手のひらサイズのオチビちゃんはリリースし、30cmオーバーをチヌを2枚取り込みました。
途中、ハリスを飛ばされること2回、さらに「ちゅどん!」というシャア専用のアタリもありましたが技量不足で鈎外れ。。。
久しぶりにチヌの活性が高いものの、なぜかこの日は練り餌にしか反応しない状況です。
しかし6回もバラシてしまう無能ぶりに、我ながら情けない。。。
そして調整したはずのドラグが、またまた「ジャーーー」という音とともに引きずり出されていきます!
「なんや?なんや?」とアタフタしていると、なぜかウキが空中に。その向こうを見ると、大きなエイがジャンプ。
サルカンから先を持っていかれました。
「またつまらぬものを斬ってしまった。。。」と呟きながら仕掛けを作り直しますが、しばらくして引き潮に転流。
このヤグラは大潮の満潮前、引き潮に転流してからは南へ流れる激流と湧き上がる潮のため、釣りになりません。
日が照ってきて蒸し暑くなったので、休憩して冷やしそうめんを食べたり、脳天締め→血抜き→神経締めで魚を締めたり、
あと、ヤグラの風景を写真に収めたりして2時間ほどを暇を持て余しますが、まったく潮が落ち着く気配なし。
♪ この潮が 暴れて 止まらない~ 野蛮な太陽
♪ A CHI CHI A CHI 止まらないんだろうか~
♪ もう A CHI CHI A CHI 釣れないんだろうか~
と郷ひろみのGOLD FINGER'99を歌っていると、迎えの船がきました。。。
おしまい。
前回、New鱗海スペシャル0号の入魂の儀が空振りに終わったので、改めてホームの出崎沖に出かけました。
過去のデータを見ると、夏の10時台が満潮の潮回りで好釣果だった出崎の中を選択。
ポイントに着いてマキエを15杯ほど撒いた後、大征黒沈めをセットして全誘導沈め釣りの仕掛けを組み立てます。
潮は緩く、右のワンドにある立て網の方向へ流れています。
すると1投目から手のひらサイズの小チヌがヒット。
過去、右流れの潮で数釣れた経験があるので爆釣の予感がしますが、後が続きません。。。
すぐに左流れの潮に変化。いつものようにポツリポツリとギザミが釣れ続きます。
ギザミの塩焼きは大好物なので、緑色の大きいオスをクーラーへ投入。
その後3時間ほど沈黙が続き、再び右流れの緩い潮になったタイミングでマーブルの練り餌さを流していると、
鱗海スペシャルの穂先に微妙な変化が出るアタリが。
ゆっくり竿先で聞いてみると、グググッと持っていかれるのでアワセを入れます。
すると、鱗海スペシャルが胴に乗るきれいな曲線を描いて、ようやく魂を入れることができました。
手前の方にシモリが点在しているので竿を少し倒した状態でやり取りすると、銀色の姿が海面に姿を現しました。
そのまま怒らせることなく、ゆっくりタモ入れ成功。計測すると44cmのナイスバディでした。
New鱗海スペシャル0号ですが、細身で軽く微妙なアタリを穂先で捕えることができ、釣り味も最高で本当に良い竿です!
その後、釣り座の低い三角岩が浸かり始めたので、磯靴を脱ぎ、膝まで浸かりながら高い方の岩へ道具を移動。
海水に膝まで浸かると気持ちよいのですが、暑さですぐにバテバテに。。。
高場で座りながら北向きに流れる潮に乗せて流すものの、エサ取りしか反応がありません。
仕方なく低場に引き返してきて、足元が浸かった状態で再び三角岩の沖を攻めます。
満潮を過ぎ、11時を回っても本命のアタリがないので油断していたところ、左に流れる潮が止まりかけたタイミングで
スプールを押さえていた指が突然弾かれます!
「赤い彗星だ!!」と咄嗟にリールのベイルを返そうとしますが、なかなか返らず手間取ります。
さらにドラグがジジジーと鳴りながら道糸がすごい勢いで出ていくので、「えーと、えーと、ドラグを締めなきゃ」と
パニクリながらドラグ2回捻りますが勢いは止まらず。
通常の3倍のスピードで右の立て網の方向へ一直線に向かっていく赤い彗星にもたもたしていると、
プツっという音ともにPEラインが切れてしまいました。。。
0号の竿だから、とドラグ調整を甘めにしていたのが命取りでした。
その後は茶色い泥水が押し寄せてきて終了。。。
New鱗海スペシャルには入魂できましたが、赤い彗星にはやられてしまいました。いつどんな時でも油断は禁物ですね。
先日、今年発売されたNewロッドの鱗海スペシャル0号を購入しようと思い、岡山、倉敷、総社とあちこちの釣具屋を回ったり、
TELしまくったのですが、コロナの関係でどこも在庫がない模様。メーカーのシマノも受注を停止しているそうです。
原因は、材料のカーボンが不足しているそうで、自動車などの製造に優先的に回されているそうです。
同じ要因で半導体も不足しており、電動リールも品薄という噂。
しかしネットを探しまくっていると、奇跡的にAmazon Primeで1本だけ在庫があるのを発見しました。
少し割高でしたが背に腹は代えられず、ポイント還元で購入。
前置きが長くなりましたが、Newロッドの入魂の儀のため、ホームの出崎沖に出かけました。
ポイントはヤグラの南の大岩を選択。釣り座に着くと、緩い下げ潮が南に向いて流れ始めていました。
マキエを多めに撒いて、0号ウキを使った全誘導釣法でハリス1号を2ヒロ半取り、口オモリにG4のジンタンを打ってスタートです。
オキアミ生、半ボイル、練り餌さのローテーションで流していくとギザミが連発。
底まで沈めるとギザミなのかと思い、ハリスを短く取って上層を狙いますがギザミのフェスティバル。
緑色のオスのギザミは塩焼きにするとおいしいのでクーラーへ投入。しかし今回は茶色のメスも多くヒットします。
さらに今年は目つきが悪いササノハベラも頻繁に釣れる状況。
ギザミと戯れた後、潮が止まって池のような状態に。。。
そこで、大蛭島のヤグラ向かいの方向に遠投して本流筋に仕掛けを投入すると、いくらか北西に向いて緩い潮が流れていました。
しかし、そこでもギザミが連発。鈎も1号・2号を使っているので飲み込まれる率が高くなります。
Newロッドの鱗海スペシャル0号はどうかというと、細身で非常に軽く、1日振っても持ち重りがしませんでした。
2cmロングになったバット部分も竿のしなりもよく、遠投性抜群です。
ところがこの日はギザミ連発で結局本命のアタリはなく、2週連続の撃沈。鱗海スペシャル本来の性能を味わうことができませんでした。。。
他の場所に上がられていた人で数釣りを楽しまれている人もおり、場所によって当たりはずれがあるように感じました。(腕の差なのかも)
「あの竿をキシリア様に届けてくれよ。あれはいいものだ・・・」とリベンジを誓い、ヤグラをあとにしたのでした。
まだまだ修行が足りません。
4連休の土曜日、夏チヌ修行でホームの出崎沖に出かけました。
誰も上がらないところでチャレンジしてみようと思い、石島港のすぐ東にある岩場に上がることに。
砂地かと思っていましたが砂ではなく小石だらけの浜で、打ち寄せる波でカラカラ、カラカラと音を立てています。
また、夜の潮位が高く日中は乾燥しているため、浜に打ち上げられた流木やガラ藻の切れ端などのゴミが乾いて流れ出し、大量に浮かんでいる状況。
これはしばらく釣りにならんわ~、とゴミが少なくなるまで30分ほど待機。
ようやく釣りができる状態になったので、いつもの大征黒沈めを使った全誘導沈め釣りで様子を見ます。
どこを釣ろうかとキョロキョロ見回すと、西へ流れる本流に引かれる潮が石島港から出ているのを発見。仕掛けを投入します。
足元を見ると小型のグフ、じゃなかったフグが大量に泳ぎ回っているので、エサ盗りが活発なことが伺えます。
仕掛けを張り気味にして沈めていきますが、フグにエサを盗られる状況が続き、底まで沈めると根掛かりで仕掛けをロスト。
投入点を変えたり練り餌を流してみますが、ササノハベラやカサゴが釣れ続きます。
しばらくすると、また大量のゴミがやってきて釣りづらい状況。
満潮の1時間前に潮が転流し、今度は石島港から強烈な当て潮が東方向へ払い出したので、浜の反対側の岩場へ移動します。
こちらは沖の方まで遠浅で、フグが湧いている状況。根掛かりが多発して釣りになりません。
東からの風もきつく、仕方なくまた浜を移動して石島港へ向いて釣ることに。
石島港へ向かって流れる潮に変わりますが、湧き上がるような潮で釣りづらく万事休す。
結局この日は暑いばかりでよいところなく、チャレンジ失敗でした。。。
このポイントは大潮では湧いたような潮が流れる時間帯が多く、釣りになりませんね。潮がこまい時の方が良い気がします。
クラブの釣り仲間と3人で、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は下げ潮一本で、東から爆風の予報。
出崎沖は下げ潮のポイントが少ないので、どこに良いか悩みましたが、西向きで広いゴロタ浜のある鞍掛の桟橋を選択しました。
仲間2人は水深がある桟橋の左右に陣取ってもらい、私は歩いて北側のゴロタ浜からやってみることに。
朝のうちは北側のワンドから川のような激流が払い出しており、釣りづらい状況です。
しかも手前10m付近は水深がかなり浅く底が丸見え状態です。掛けたとしても、果たして取り込めるのだろうか。。。
とりあえず様子を見ようと思い、釣研の大征黒沈めとハリス2ヒロ半の中央にジンタンG4を1つ打った全誘導沈め仕掛けでスタートです。
マキエを多めに打ちながら流していきますが、激流が落ち着くまで釣りになりません。
30分ほど経過すると左流れの潮が緩んできたので、サシエをローテーションしながら流していきますが、フグらしきエサ盗りに毎回サシエを盗られてしまします。
また、手前の方は根掛かりが酷いので、20m~30m沖のラインを攻めることに。
しばらく我慢の釣りが続きましたが、AM7時を回ったところで急にサシエが残るようになり、その後すぐに手のひらサイズがヒット。
鈎を飲んでしまっているので持って帰って塩焼きです。その後もアタリ餌のオキアミ生で、足の裏サイズと手のひらサイズが連続ヒット。
さらに、左へ流れていた底潮が右へ転流したタイミングで、「バチバチバチッ!」とスプールを押さえていた指が弾かれました!
臨戦態勢に入ると、「コンコン!」とシャープに首を振る感触。「シャア専用だ」と確信してロッドを倒したところでラインブレイク。。。
かなりの手応えがあったものの、最後にゴロタ石ゾーンに逃げ込まれて無念のラインブレイク。
気を取り直して先ほどと同じラインを狙いますが、右流れの潮はすぐに終了。
底潮が動かなくなり、背中から回り込んできた風で水面のみ左へ流れる二枚潮の状態になりました。
蒸し暑いし少々疲れてきたので、休憩を取ってファミマの冷やしそうめんを食べることに。夏場はこれに限ります。
20分ほどの休憩した後、ナビの下にジンタンG3を打ち、練り餌を使って早めに沈めて流してみることにしました。
練り餌が着底した頃合いを見て、仕掛けを張り気味にして待っていると、突然「ジジジジーーッ」というドラグ音とともに竿先が突然引っ手繰られました!
あわてて構えますが、暴走特急を止めることができず、またまたラインブレイク。。。「くそ、今度はコブ兄ぃの仕業か」
その後は沈黙の時間が過ぎましたが、干底前の転流のタイミングで左へ流れる潮にマーブル練り餌を張りながら沈めていくと、
鱗海アートレータ04の穂先が、「ググッ」と引っ張られていったん元に戻った後、「ググググーッ」と引き込まれていきました!
「今度はバラさんぞ!」と手前にあるシモリに気をつけながら魚を誘導し、銀色の魚体を無事、玉網に納めることができました。
ガリガリ君でしたが意外なことに帰宅後に計測してみると、出崎沖では珍しい48.5cmの、スマートなイケメンおチヌさんでした。
そのまま納竿の時間を迎え終了。本日もバラシがあり反省点はあるものの、夏のチヌ釣りを堪能できた1日でした。
雨の予報がまたまた曇りに変わったので、先週バラしまくったリベンジのため、ホームの出崎沖に出かけました。
この日はAM6時過ぎの満潮後、昼まで下げ潮になるため、下げ潮のポイントが少ない出崎沖で、どこにしようかと迷いましたが、両潮やれるヤグラを選択しました。
ポイントに着くと、潮は動いていない様子。
全誘導沈め釣りの練習のため、釣研の大征黒沈めをセットし、G3のナビにハリス2ヒロ半、中央付近にG3のジンタンを打って、スタートです。
釣り開始後、少し経つと引き潮に転流。当て潮が段々きつくなってきて、根掛かりが頻発します。
カサゴやギザミはヒットしますが、クセの強い当て潮のせいで、仕掛けのトラブルばかり。
満潮前後は南に流れる速い潮で釣りにならないのは頭に入っていましたが、「上がるポイントをミスったか!?」という言葉が脳裏をよぎります。
「北がダメなら南で勝負!」と南に向いて流れる潮に乗せてウキを沈めていきますが、また根掛かり。。。
ウキを2つも奉納してしまいました。
ここヤグラは周囲にガラ藻やシモリなどの障害物が多く、それらをかわして釣る必要があるので、沈め釣りには難易度が高いポイントです。
休憩して朝食をとり、南に流れる潮が緩んできた頃合いを見て、再び北側を攻めます。
すると、ヤグラの北側にある大量のシモリの中でヒットーー! でも、もちろんラインブレイクーー(T_T)
ここに逃げ込まれると、太刀打ちできません。
その後、クセの強い当て潮に大苦戦。しかし、AM11時前になるとようやく潮が緩み、流れが変わりました。
20m程沖にエサ持ちイエローを付けて張りながら沈めていると、ガツン!と竿先を引っ手繰るアタリ!!
やり取りを楽しみながら、気張って脱腸してしまったチヌを玉網に取り込むことができました。
同じ場所にマキエを多めに投入し、再度、エサ持ちイエローを投入。
すると、仕掛けが馴染んだタイミングで連続ヒット!勢いよく竿を引っ手繰っていきます!
2匹目は少しサイズダウンの41cmでした。
「これはチヌが寄っているな」と、急いで本日の当たり餌のエサ持ちイエローを投入します。
するとやはり、3連続ヒット!
「確変突入(゚∀゚)!!」とアワセを入れますが、先ほどのやり取りでハリスが痛んでいたのを横着して変えなかったせいで、無念のラインブレイク。。。
「いや~ん」と急いでハリスを交換。再度、エサ持ちイエローを放り込みます。
またまた仕掛けを張り気味にして底まで落としてくと、4連続ヒット!
「コンコンコン」という前アタリの後、ぐぃーっと竿先が持っていかれるのを待って、アワセを入れます!
しかしタイミングが合わず、無念の鈎外れ。。。
4打数2安打で打率.500ですが、連続バラシで魚が散ってしまったのか確変終了。
結局その後はアタリがなく、この日の時合は11時の確変タイム15分間のワンチャンだけでした。
前回の反省を活かしきれず、またまたバラしまくってしまいました。
上手な人なら全部取ってるんだろうなぁ。今夜もヤケ酒飲んで反省だーー。まだまだ修行が足りません。
梅雨の間の日曜日、天気予報が外れて雨から曇りになったので、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は満ち上がりの潮回りのため、大蛭島のお気に入りポイント、ペンキに上がりました。
このところ練習を重ねている全誘導沈め釣りで、ラパラのPEライン「ラピノヴァ・マルチゲーム0.6号」に
釣研の大征黒沈めをセットし、ナビの部分にG3、ハリス2ヒロ半の中央にG3を1つ打ってスタートです。
オキアミ生→半ボイル→喰い渋りイエロー→荒食いブラウンの順にサシエをローテーション。
エサ盗りは活発ではありませんが、底まで仕掛けを入れるとサシエが盗られる状況が続きます。
雨の影響か水が濁っていて流木などのゴミも多く、活性が低いのかもしれません。
開始直後はゆっくりと底潮が右方向へ流れていましたが、1時間程経過して左流れの潮に変わったタイミングで、
15m沖の底付近でようやくガツン!と竿先に乗るアタリ!
ゴンゴン!と首を振る感触を味わいながら、38cmの量産型チヌを取り込みました。
ファーストヒットのサシエはオキアミ生でしたが、右流れの潮に変わった後、喰い渋りイエローと荒食いブラウンの
マーブルを底まで落としていくと、竿先がツツーっと持っていかれ、またまたガツンと竿先に乗るアタリ!
アワセを入れますが無念の鈎外れ。。。練り餌なので、もう少し喰い込むまで待ってからあわせるべきでした。
気を取り直し、同じマーブルで仕掛けを投入して底まで沈めていくと、今度はカンカンカン!という魚信。
「今度こそ!」とアワセを入れ、臨戦態勢に入りますが、ハリスに傷が入っていたのか今度はラインブレイク。
「くそー!」と、三度目の正直とばかりに同じポイントを攻めると、ググっと竿先に乗る感触!
アワセを入れ、ロッドを寝かせて耐えますが、結び直したハリスにもかかわらず、またまたラインブレイク。。。
あまりにも外しまくるので、たまたま昨晩Youtubeで見た、サッカー・フランスワールドカップ予選(ジョホールバル)の
岡野選手を思い出してしまいました。。。
「外してもいいから、とにかくゴールを狙っていけ」というヒデの岡野に対するアドバイスを自分にも言い聞かせ、
折れそうになった心を元に戻して仕掛けを打ち返します。
その後、しばらく沈黙の時間が過ぎますが、船着きの岩が波を被り始めるころ、左流れの潮で底付近まで沈めていくと、
ようやくガツン!と竿先に乗るアタリ!
1匹目と同じ首を振る感触で、まったく同じサイズの量産型チヌを取り込みました。
潮が少し緩んできたので、沖の方に狙いを定めてマキエを大目に打ちながら沈めていくと、ガツガツガツ!という感触で竿先が持っていかれます!
勢いはよかったものの手応えは軽く、なんなく足の裏サイズの真鯛を取り込みました。
「もしかして寄ってるのでは」と思い、沖の方を攻めていくと、再びガツガツガツ、ギューーン!というアタリ!
しかし、またまたラインブレイク。ハリスが痛んでいたのを横着してそのままにしていたのが敗因です。
素早くハリスを結びなおして仕掛けを投入。右方向へ潮がゆっくり流れ始めたので仕掛けを張らず緩めずで沈めていくと、「ちゅどん!」と着弾。
竿ごと持っていかれそうになったので慌ててアワセを入れますが、通常の3倍のスピードで高速移動され、本日5回目のラインブレイク。。。
バラしまくって場を荒らしてしまったせいか、その後は赤い彗星の気配がなくなり、結局ラインを切られまくりの1日でした。チクショー!!!
前回エサ取り地獄で惨敗した悔しさで発狂しそうになったので、リベンジのため単独、笠岡沖に乗り込みました。
以前から一度、どうしても上がってみたかった沖の白石に行くため、敢えて天気の悪い日を選択。
さかえ渡船さんにお世話になり、朝一番の4時の船で出船しました。
「雨が降る予報だし、さすがに他のお客さんはおらんやろ」と思って港に行くと、予想通りルアーマンの方が1人のみ。ほぼ貸し切り状態です。
まだ夜明け前で薄暗い中、シーズンオフの端境期ではありますが、念願の沖の白石の欄干に上がることができました。
釣行前日、マルキューのネリエ王子の動画をYoutubeで見て勉強。この日のテーマはネリエの練習と決めていました。
用意した練り餌は、マルキューの「喰い渋りイエロー」「荒食いブラウン」「魚玉ハード」の3種類。
ラパラの格安PEライン「ラピノヴァ・マルチゲーム0.6号」に中ハリスのVハード2.5号を10m取り、ネットで購入した釣研の「大征黒沈め」をセットします。
ハリスはVハード1.5号を2ヒロ半、G3のナビに口オモリG5を鈎上30cmに打ち、2号の鈎でスタートします。
潮はほぼ止まっている様子で、ウキを沈めていきますが底潮も動いていない様子。
サシエを喰い渋りイエロー、荒食いブラウン、オキアミ生、ボイルとローテーションしますが、潮が動いていないせいか、反応がありません。
サシエのオキアミがそのまま帰ってくるので、エサ取りもまだ活発ではない様子。
ただ、足元に70cmくらいの白いコブ兄ぃが2匹、こぼれたマキエを拾いながらウロウロしています。
AM6時半頃、欄干の両サイドを西向きに抜けていく潮が動き出したタイミングで、ようやく欄干の正面20m沖で底に這わしていた仕掛けが勢いよく引っ手繰られました!
アワセを入れると、まずまずの手応え。やり取りを開始すると首を振るいつもの反応で、無事43cmの銀ピカチヌを取り込みました。
とりあえず連続ヒットを狙ってマキエを打っておき、取り込んだチヌをストリンガーにつないだ後、ヒットエサの荒食いブラウンを再びセット。
同じポイントに仕掛けを投入すると、今度は仕掛けが馴染んだ刹那、再び竿を引っ手繰るアタリで連続ヒット!
「ほんまに荒食いや!!」と思いながら、サイズダウンした35cmの量産型チヌを取り込みました。
久しぶりの黒い三連星を狙って荒食いブラウンを投入しますが、潮が変わってしまいました。
しばし沈黙の後、三回ほど竿引きのアタリがありましたが、鈎外れにラインブレイク3回。
底を這うように仕掛けを馴染ませていたので、ハリスに傷が入っていたのを見落としていたのだと思います。。。
満ち潮に転じると、パッタリとアタリがなくなり、ペットボトル大のフグや赤チンさん、タナゴなどのザク、じゃなかった雑魚が釣れるのみ。
12時過ぎの満潮間際になると、白石島方向へ川のように流れる激流に変化。
3Bのガンダマを2つ打ち、強制的に沈めながら流してみましたが、ベビーコブチンが釣れるのみ。
北東からの強風も吹き荒れ、結局本命は朝マヅメの2枚のみの結果となりました。
念願の沖の白石の欄干に初めて上がりましたが、満潮前後は激流で釣りになりませんでした。
干底を挟んだ潮か、小さい潮周りを狙う方が良いのかもしれません。
クラブの先輩からお誘いがあり、ハクト船長にお世話になって笠岡は六島方面に釣行しました。
上がった磯はハブ島の南東の磯。ハブ島は4年前振りで、前回釣行時とは反対側の南東の磯に上がりました。
仕掛けを組み立てながら辺りの様子を伺うと、砂地で遠浅になっている模様。足元にはシモリが点在しています。
とりあえずマイブームの00号ウキを使った全誘導沈め釣りで、ナビの部分にG3、口ナマリにG5を2ヒロのハリスに打った仕掛けでスタートします。
朝一の潮は、ほぼ止まっている状況で、仕掛けを張りながら沈めていくとギザミが連発します。
オキアミ生→ボイル→練りエサとサシエをローテーションしますが、どれもギザミがヒットする状況。
唯一、コーンとサナギのコラボだとサシエが残りますが、それも続けているといつの間にか盗られています。
次第に右流れの潮が速くなり、潮に仕掛けを引っ張らせながらパラパラとラパラ・ラピノヴァXのPEラインを出していきますが、ギザミとペットボトル大のフグが連発。
仕掛けを張って沈下速度を遅くしたり、反対に練りエサを付けてベタ底に仕掛けを這わせたりしますが状況は変わらず。。。
干底近くになると、川から雨水が流れてきたのか、大量のゴミが漂流してきて釣りになりません。
30分程休憩タイムの後、0号ウキを使ったウキを浮かせる全誘導仕掛けにチェンジ。
ハリスも1.5号から1.25号に落とし、G6の口ナマリに打って流していきます。
すると、仕掛けが馴染む前にウキが海中に消し込んでいきます!
が、明らかにおかしなアタリ。
やり取りを開始すると、右へ左へ海面を逃げ回る細長い魚体。正体はビール瓶大のサバでした。
「ギザミと一緒に塩焼きにしよう」とクーラーへ投入。
軽い仕掛けで流していくと、今度はサバが連発します。
0.4号の鱗海アートレータが壊れそうになるくらいに曲がるので、「もう、ええて!」と思いながら対策を思案。
マキエと仕掛けの投入位置をずらしたり、練りエサでウキごと沈めたりと手を尽くしますが、エサ盗りの猛攻に耐えきれずギブアップ
結局、大量に涌いていたギザミとサバをかわすことができず、本命を手にすることができませんでした。
エサ盗り対策を見直して、リベンジせねば。。。
前回のギザミフェスティバルの反省を活かそうと思い、いつもガラガラ、ほぼ貸し切り状態でコロナ対策万全の出崎沖に出かけました。
この日は晴れているものの、午後から南西の風が強くなる予報。
北向きのポイントでどこにしようかと迷いましたが、二枚潮対策の練習をしようと思い、石島の砂置き場を選択しました。
このポイントは相性が悪く、今まで良い思いをしたことがありません。
しかし今日こそは苦手克服をと意気込んで、00号の全誘導沈め釣りのオールレンジ攻撃でスタート。
ナビの部分にG3、チモトにG4の口ナマリを打ってウキごと沈めていきますが、右流れの潮が強いので、ハリスの中間にG3をもう1つ追加しました。
道糸は前回良かったラパラのPEラピノヴァ0.6号に2.5号の中ハリス10m、先ハリスにSUNLINEのトルネード黒鯛1.5号を2ヒロ取っています。
00号のウキをサシエ先行で沈めていき、鈎、ハリス、ナビの順に着底させ、ウキが海中をホバリングする状態をイメージしながら仕掛けを流していきます。
すると、右流れの潮でグググッというアタリが竿先に!
しかし、足の裏サイズのタナゴでした。煮付けにすると美味しいので、クーラーへ投入。
海面にはグフ、じゃなかったフグがちらほら泳いでいるので、魚の活性はまずまずのはず。
しかし、右流れの潮では反応がありません。
AM7時を回ったところで、左流れのヘラガ崎へ流れる速い潮に変化。
潮が速いので、ハリスに打った2つ目のナマリをG3からG1にチェンジ。
その潮に仕掛けを引っ張らせていくと、カンカンッ!という振動を手元に感じました。
ゆっくりアワセを入れると、ズシっとした重量感。
やり取りを開始しますが、通常の3倍のスピードで抵抗するので、「シャアか!?」とすかさず臨戦態勢に入ります。
量産型チヌとは違う、鋭い突っ込みを何度もかわし、海面に浮いてきたのは目測50cmクラスのべっぴんしゃん。
タモで丁寧にすくって無事取り込みました。
計測すると48cm。ようやく苦手な砂置き場で1尾釣ることができました。
ストリンガーにつないで泳がせていましたが、足元の鉄骨に絡まるので、脳天締め→血抜き→神経締めでクーラーへ投入。
後続を狙いますが、満潮を過ぎて下げ潮に変化すると、泥水とゴミが流れてきて上潮と底潮が完全に逆方向の強烈な二枚潮になり苦戦します。
再び左流れの潮になったとき、ボラ?チヌ?ハネ?
なんだかわからないけど20匹ほどの魚の群れが水深1m付近を泳いでいきます。キラっと光ったのでチヌだったのかな??
「もしやこれは激アツの魚群リーチか?」と、ひとりテンションが上がります。
しかしその後はマリンちゃんも現れず、沈黙となりました。
結局、全誘導沈め釣りのオールレンジ攻撃でシャア専用チヌを仕留めることはできましたが、後が続かず終了。
まだまだ修行が足りません。
中国地方が観測史上2番目の早さで梅雨入りしましたが、色々試したいことがあり、ホームの出崎沖に出かけました。
まず、前回使用したときに高切れしたPEライン0.6号(ラパラ・ラピノヴァ・マルチゲーム)ですが、ネットで調べていると、PEラインの高切れ対策には中ハリスが良いとの情報を入手。
そこで、SUNLINEのVハード2.5号を10m取り、10ノットという超簡単な結び方でPEラインと結束。
そこからさらに、1.5号の先ハリスを2ヒロ取るようにすると、高切れも糸絡みも解消されました。
いつも愛用している0号ウキを浮かせて釣る全誘導仕掛けには、風が強い日とニ枚潮のときに対応が難しいという弱点があります。
そのため、00号ウキを使った全誘導沈め釣りを練習しようと思い、前述の中ハリスに00号ウキをセットし、直結部にG3の落としナマリ、鈎上10cmにG4の口ナマリを打った仕掛けでスタート。
開始早々、仕掛けを張り気味にしながらフォールしていると、ギザミがヒットします。
潮は緩く当ててきており、東からの風が強くなってきたので、G4のジンタンをもう1つハリスの中央へ打ち、様子を見ます。
すると、2投目、3投目もギザミがヒット。
底潮は左方向、右方向へ変化しますが、この日は潮があまり動かず、緩い状況が続きます。
すると、次第に辺りが真っ白になり、土砂降りの状況。。。あまりに激しく雨が降ってくるもんだから、なんだか笑けてきました。
仕掛けが海底まで届いているのですが本命からの応答がないため、全誘導を諦めて、1号棒ウキ+1号ナマリを使ったドボン釣法にチェンジ。
しかし、駆け上がりに仕掛けがもたれたタイミングでギザミが釣れ続きます。
マキエにもひと工夫。釣行前日にDAIWAの木村公治さんの真似をして、小さいオキアミのブロックを4個、マキエの中に仕込んでおきました。
しかし、私の技量ではマキエをすると空中分解。。。
オキアミだけが分離して、パラパラと風に乗って落ちていきます。
あまりにギザミが釣れ続くので、得意の0号ウキの全誘導仕掛けに変えてみますが、ギザミ地獄からは脱出できず。
結局、ギザミばかりで赤も黒も本命を手にすることはできませんでした。
やっぱり天気が悪い日は、家でおとなしくしていないといけないですね。。。
後輩で釣り仲間のM君と、久しぶりに笠岡沖に釣行しました。
さかえ渡船さんにお世話になり、真鯛が出現するというコゴチのベロへ上がることに。
先客のルアーマンの方が7時の迎えということで、とりあえず西向きを攻めることに。
初めて上がる磯でよくわからないので、00号ウキを使った全誘導沈め釣りで様子を見ます。
しかし終始当て潮で釣りづらい状況。
しかも後で潮が引いてわかったのですが、ベロの西側は砂地でとても浅く、岩があちこちに点在していました。
そのため、5Bの棒ウキと0号の円錐ウキをロスト。。。
7時を過ぎてルアーマンの方が帰られたので、北向きの先端へ移動して竿2本沖を攻めます。
左に流れる緩い潮でギザミがぽろぽろと釣れましたが、0号の全誘導仕掛けで流していくと、ウキがビューっと加速しながら海中へ入っていきます。
アワセを入れると手応え十分。
左側のシモリに潜られないように気をつけながら、銀ピカの量産型チヌを取り込みました。
その後は左流れの潮が速くなり、釣りづらい状況。
1号棒ウキ+1号ナマリのドボン仕掛けも試してみたものの、水深が浅く、仕掛けも絡まるわ、鱗海スペシャルRBの穂先が折れるわでトラブル続出。
結局、ギザミをぽろぽろと追加したのみで、何事もなく納竿の時間を迎えることになり、なんかしっくりこない1日でした。
ちなみに一緒に上がったM君は、30cmサイズの真鯛と大量のギザミを捕獲していました。
のっこみシーズンに突入したホームの出崎沖に、赤い彗星を撃退するため、出かけました。
9:49が満潮のため、「さて、どこへ上がろうかな?」と悩みましたが、実績の高いヤグラに上がることにしました。
夜釣りでウキソ釣りに来ていた方と交代し、いつもの低い岩の上に釣り座を構えます。
この日は大潮で、潮が速く動く時間帯が多いと考え、最近お気に入りの5Bの棒ウキ+5Bのガンダマの半誘導仕掛けをセット。
ロッドは柔らかい鱗海スペシャルRBの0.6号をチョイスしました。
満潮前の、南へ流れる引き潮に転流するまでが勝負と思い、北向きの駆け上がり付近に狙いを定めて仕掛けを流していきます。
少し当て気味の潮で、手前に藻場が広がっているため、仕掛けが藻に絡まないように気を使いながら流していると、2投目でヒット!
棒ウキがスパッと消し込むアタリでしたが、正体は足の裏サイズの真鯛でした。
晩のおかずの塩焼きにしようと、クーラーへ投入。しかし、その後は沈黙の時間が流れます。
1時間程経過し、潮が右へ緩く流れるタイミングで竿1本半のタナで流していくと、今度は2段階で加速しながら棒ウキが海中に刺さります!
「この当たり方はチヌか?」と思いましたが手応えが強く、ギューン、ギューンというシャープな引き。赤い彗星の登場です!
ロッドを水平方向へ傾けながら引き寄せますが、手前の藻に潜られてしまいます。
張らず緩めずの藻抜きで、なんとか43cmのベッピン真鯛の取り込みに成功しました。
さらに、駆け上がり付近に撒きエサが溜まるように計算して棒ウキを流し込んでいくと、再び棒ウキがイリュージョンのように海中へ消えていきます!
先ほどと同じ要領でロッドを倒し、今度は藻場を素早くかわして、ブルーのアイシャドーがきれいなベッピンしゃんを取り込むことができました。
サイズは36cmにダウンしましたが、8時を回るとハッピーアワーに突入。
赤い彗星の気配が無くなったと思ったら、今度は黒い三連星が出現。
駆け上がりと藻場の際で1投ごとに次々とヒット。
「ええ感じで曲がるわー」と鱗海スペシャルの曲がりを堪能しながら、43cm、43cm、40cmと3連続で、松崎しげる風の真っ黒おチヌさんをゲットしました。
その後、32cmのチヌと30cmの真鯛を追加したところで引き潮へ転流。南へ流れる強烈な当て潮のため、お弁当タイムで休憩です。
弁当を食べ終わり、南へ流れる潮が緩んできたので、南向きに棒ウキを投入して張りながら流していきます。
すると、かなり沖へ流したところでヒット!
南へ流れる潮が速いのとグイグイ抵抗されるので時間がかかりますが、少しずつ寄ってきています。
しかーし、南の大岩の周りは藻がきつく、棒ウキが藻に絡まってピンチの状況。
張らず緩めずの藻抜きを試みますが棒ウキがなかなか藻から外れず、10分ほどバトルが続きます。
ようやく棒ウキが藻から外れ、「よし、これで勝った!」と思った瞬間、無念の針外れ。。。
ずっと藻抜きをしている間、なかなか弱らなかったので、きっと良型の真鯛だったと思われます。
その後は渋い時間が続き、納竿となりました。
しかし、赤も黒もまずまずの型が釣れたのと天気も良かったので、楽しい1日を過ごすことができました。
このところ週末になると天気が悪くなり、なかなか釣行できなかったのですが、ようやく日曜日の天気がよくなったので、ホームの出崎沖に出かけました。
しかし風があまり吹いていないのに、港に着くと結構うねりがある様子。
ヤグラの大岩に上がろうかと思ったのですが、船長から今日はやめておいた方が良いという話があり、大蛭島の船着きに上がることにしました。
とりあえず竿2~3本沖にマキエを入れておいて、朝マヅメの暗い時間帯は、視認性の良い5Bの棒ウキをチョイス。
落とし鉛の5Bのガンダマを打って、ハリス1ヒロ半でスタートです。
竿1本チョイのタナで右方向へ流れる潮をトレースしていきますが、エサ盗りの活性も低く、サシエがそのまま返ってきます。
ここ船着きは、いつも日が照りだす前は活性が低いので、気にせずマキエを多めに撒きながら魚を寄せます。
1時間ほど経過し、左流れの潮に変化したタイミングで棒ウキが海中に消し込みました!
「このスピードは!」とアワセを入れますが手応えは薄く、上がってきたのは足の裏サイズの真鯛でした。
「お父さんかお母さんを連れてきなさい!」とブツブツ独り言をつぶやきながら、根気よく仕掛けを打ち返していきます。
すると、やはり太陽が背後から登ってきて沖の方を照り始めたタイミングで、右方向に流れていた潮の中に、2段階シフトしながら棒ウキが消えていきました!
アワセを入れると、極翔0.8号がきれいに弧を描きます。
手応えからナイスサイズであることは瞬時に感じ取りましたが、寄せてくる途中でシャープな抵抗をすることから、赤い彗星であることを確信しました。
この船着きでは、過去にロッドを立てすぎて何度もやられているので、水平方向に倒しながら慎重に寄せてきます。
足元でたっぷり空気を吸わせて取り込んだのは、45cmのべっぴんしゃんでした。「お父さん、お母さんじゃなくて、お姉さんを連れてきたのね」
帰って美味しくいただこうと思い、脳天締め&血抜きをしておいて、釣りを再開。
その後、今度はゆっくり沖から突いてくる潮に乗せて流していると、近距離でゆっくり棒ウキが入っていきます。
アワセを入れますが抵抗は薄く、上がってきたのは34cmの量産型チヌでした。
さらに再び右へ流れる潮に変化すると、右沖の方でウキが消し込みますが、タイミングが合わず空振り。。。
そして、さらに緩んだ潮で正面沖を集中攻撃していると、再び量産型チヌがヒット。
足元まで寄せてきますが、針が外れて痛恨のバラシ。。。
その後もの2回目の空振りがあり、最初に釣れたチヌもクチビルに針が刺さっていたことから、喰い込みが浅くてサシエを咥えても離していることが予想できました。
気を取り直して仕掛けを変えてみようと思い、00号の沈め全誘導→0号のウキを浮かした全誘導→3B&-3Bの2段ウキと、手を変え品を変え色々やってみたものの、塩焼きサイズのタナゴが釣れるのみで後が続かず。。。
満潮を過ぎて下げ潮に入ると大潮ということもあり、左方向に激流が流れ出して本日終了。
潮が速いと、下げの激流が流れ出してから2時間は釣りになりません。
結局、お刺身サイズと塩焼きサイズの真鯛が2枚、量産型チヌ1枚、タナゴ1枚という結果に終わりました。
久しぶりに赤い彗星の引きが堪能できたので、よしとしましょう。
このところ連敗続きですが、大潮の満ち上がりで天気も良いので、またまたホームの出崎沖に出かけました。
西からの風が吹く予報でしたが、真鯛が出現する可能性がある、大蛭島の西のペンキをリクエストしました。
釣り座に着くと、潮がかなり引いており、足元にワカメが生えているのが見えます。
とりあえず、コンビニのビニール袋に半分くらいの量を刈り取って持って帰ることに。
朝のうちは風は弱く、潮も右手に緩く流れている状況。さっそく0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
色々なメーカーのPEラインを試してみようと思い、RAPARAの「RAPINOVA-X MULTI-GAME」というルアー用のラインをセット。
ピンク色なのでラインが良く見えます。さらにPEラインなので当然、水切れも良く、キャストすると遠投が効きます。
しかし生体反応がなく、サシエが白く冷たくなって返ってくる状況が続きます。
仕掛けの投入点を、手前から徐々に沖の方にずらして探っていくと、ウキがシューっと入っていきます!
しかし、上がってきたのは足の裏サイズのウミタナゴ。晩のおかずになるので、とりあえずクーラーへ投入。
その後、風が吹くと慣れてないPEのラインが穂先に絡まり、ライントラブル発生。。。
「これだからPEは...」と思いながら、なんとか解くことができたので、気を取り直して再開します。
しかし今度は軽くアワセを入れたときに謎の高切れ。。。
南からの風もあり、ウキの回収もPEのラインも諦めて、3Bの2段ウキといつものナイロンのラインに変更。
しばらくすると潮の流れが逆方向になり、先ほど高切れしたウキが奇跡的に足元まで戻ってきて、タモで回収できました。
すると、「このポイントは船着きの岩が浸かり始める頃に釣れる」という法則の通り、竿3本程沖を流していたウキがスパっと海中に消えました!
アワセを入れると首を振る感触。慎重に寄せてきて無事タモに取り込んだのは、41cmの銀ピカのチヌでした。
急いでストリンガーにつなぎ、次を狙おうと釣り座に戻りますが、先ほど流れていた潮はいつのまにか終了。。。
船着きの釣り座の岩が波を被り、足元を洗い始めたので、右の大岩によじ登ります。
しかし時計の針が10時半を回ると、南からの風が次第にきつくなり、釣りづらい状況になりました。
その後はこれといった見せ場もなく、結局ボウズは免れたものの、本命1枚とタナゴのみという貧相な結果に終わってしまいました。
磯研岡山3月大会 in 御五神島
♪釣りに行く日は~ 不思議なくらい~ 風が強くて~
♪潮のしぶきを~ かぶりまくりで~ 死にそうになる~
と歌いたくなるくらい、この日も爆風。
石橋渡船さんにお世話になり、寝床の8番の裏(ヒョウタン)に到着すると、北からの爆風で立っているとヨロける状況。
それでもせっかく良い磯に上がらせてもらったので、気を取り直して仕掛けを準備します。
爆風のため重めの仕掛けをと思い、5Bのウキにハリス2ヒロ半、3B、B、G3、G5のガンダマを4段打ちした段シズの半誘導仕掛けをセット。
とりあえず足元から竿1本のタナを攻めていくと、3投目に寝床の8番に向けて流れる潮でウキがゆっくり沈んでいきます。
アワセを入れると、何やら重たい感触。ゆっくり上がってきたのは、ソフトボールくらいのハコフグでした。。。
触ってみると暖かかったので、水温は高めなのかと思いました。
その後も1投ごとにサシエサが盗られ、エサ盗りの活性が高いことがわかります。
しばらくして、丸々と肥えた胆パンのカワハギがヒット。活かしバッカンに放り込んでおいて、タナを竿1本半に調整します。
重い仕掛けのため、マキエを撒いておいて少し待ってから潮下に仕掛けを投入。
すると、ウキが高速に入っていくアタリ!
アワセを入れるとグググッという感触でしたが、無念の針外れ。。。
グレが違和感を感じて離したか、掛かりが浅かったのでハリが外れてしまったのだと思います。
同じ要領で流していきますがブダイがヒットしたのみで、しばらく沈黙の時間が過ぎていきます。
その後、寝床の8番に向けて流れる潮が緩んできたタイミングでウキがスーッと海中に入っていったので、アワセを入れるとクリーンヒット!
竿先がしなり、絞り込まれます!
しかーし、足元の根に突っ込まれて、無念のラインブレイク。。。またまたやっちまいました。
9時過ぎに見回りの船が来て、船長から反対向き(北向き)を釣るようにアドバイスがあったので、北向きへ移動。
しかし完全に向かい風の状況で、仕掛けもマキエも思うように飛ばせません。
結局この日は最後まで爆風が治まらず、またもグレの姿を見ることができませんでした。。。(T_T)
西南西の風が吹く予報でしたが、寒チヌの修行のためホームの出崎沖に出かけました。
この日は微妙な潮回りで、風裏になる東向きのポイントをと思い、出崎の中を選択。
磯に着くと、天気予報がウソのようなベタ凪状態でした。
さっそく近場のシモリ周りにマキエを撒いておいて、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
このポイントは水深が竿1本程度と浅いので、とりあえず足元のシモリ周りから探っていきますが手応えなし。
そこで右にある立て網の方向へ緩く流れる、いい感じの潮が流れていたので、その潮に仕掛けを乗せて流していきます。
しかし、釣り開始から1時間半くらいはサシエがそのまま冷たくなって戻ってくる渋い状況。
ときどきハリの塗装にフグと思われる噛み跡がついているのですが、エサ取りの活性も低い様子です。
そうこうしていると前回同様、予報通り南からの爆風が。。。
風裏のポイントと思って出崎の中に上がったのですが、裏目に出てしまいました。
潮も逆方向の左に流れ出したので、しかたなく北を向き、ウキを00号にして全誘導沈め探りにチェンジします。
が、風でロッドを持っていかれるのと、座っていないとヨロけてしまうほどの爆風で、仕掛けが上手く流せません。
そんな中、竿先をグイっと持っていかれるアタリがあったのですが、途中でパッと離してしまいました。。。
沈め探り釣りもやりにくいので、さらに5Bの棒ウキを使った半誘導仕掛けにして、竿1本チョイのタナで流していきます。
するとお宝をゲット。こいつが掛かったということは、仕掛けが海底をひこずっているのは間違いありません。
とりあえず水汲みバケツに放り込んでおいて本命を狙いますが、たまにフグがヒットするのみ。。。
おそらく何度かサシエを咥えていたと思うのですが、爆風ということもあり、微妙なアタリを捕えることができない状況。
結局、この日も爆風と寒チヌを攻略できず、2連敗に終わってしまいました。
このところ仕事が立て込んでいて、休もうかどうしようか悩んだのですが、潮風に当たらないと発作が起きそうだったので、体に鞭を打ってホームの出崎沖に出かけました。
水温が8℃代に落ち込んでおり、厳しい状況なのは覚悟の上。この日はAM10時頃から西の爆風が吹く予報になっていたので、前半の2時間半ほどが勝負です。
風裏になる東向きの小蛭島北・出崎の中・戸尻鼻の辺りにしようかと思ったのですが、昨年の日誌を見返してみると好釣果だったヤグラに渡ることに。
磯に着くと、北から緩く当ててくる当て潮パターン。手前の方に30杯ほどマキエを撒いておいて、いつもの0号ウキの全誘導釣法でスタートです。
早めに仕掛けを落としてハリスが底を這うようにしようと思い、G3のナビにG4のジンタンをハリスに打ち、沖から手前の駆け上がりにもたれるように流します。
しかし、サシエがそのまま冷たくなって返ってくる状況。
時折ハリごと無くなるので、グフ、じゃなかった、フグがエサを拾っているのがわかります。
ナイスバディのクジメを釣り上げたので、仕掛けが底まで到達しているのがわかりますが、本命の気配はありません。
ヤグラの北にある岩礁帯に向け、右に流れる潮に乗せて仕掛けを流すと、いつも岩礁帯に潜んでいるチヌたちが現れるのですが、この日は無反応。
水温が下がって出てこないのか、水温が安定している深場へ潜っているのか。。。
満潮時刻を過ぎて、南の岩場周りの潮が緩くなったので、南側も狙ってみますが反応なし。沈黙の時間が過ぎていきます。
フグに道糸を嚙み切られ、パラソルで遊んでいる間にAM10時が来ると、予報通り西からの大風が吹き付けるバッドコンディション。
風に耐えながら棒ウキに変えたり0号ウキで沈めてみたり、あれこれ試してみるものの、生体反応なし。。。
結局、本命を釣り上げることができず、不本意な結果に終わってしまいました。
磯研岡山1月大会 in 蒋渕
宇和島の蒋渕で開催されたクラブの大会に参加しました。
前回12月の釣行では不本意な結果に終わったので、深ダナ、重い仕掛けでリベンジを狙います。
クジで2番を引いた私は、メンバーのR治さんと黒島の「タナ前」という磯に降りることになりました。
船が着いた場所が足場のない岩場だったので、「どこどこ?」とキョロキョロしていると、「下に降りて」とのこと。
「タナ前」という名前の通り、船から下に降りたところに、広い岩場がありました。
波が被りそうな雰囲気が気になりましたが、夜が明けて、BのウキにB+G3のガンダマを打った沈め釣りで様子を見ることにします。
釣り座は東隣の「タナ」との間のワンド向き。大雨の中、仕掛けを何度も打ち返しますが、生体反応がありません。
サラシがきついので、5Bの棒ウキに3B+G3+G6の重い仕掛けに変更して竿1本~1本半を探りますが、ミニサイズのカサゴが1匹。。。
同磯したR治さんがグレを1枚釣りあげられましたが、私の方は音信不通。
弁当船がやって来たので状況を伝えると、西向きに遠投する方が良いとのこと。
おいしい弁当をたいらげた後、西向きに釣り座を変更します。
磯が低く、足元を何度も波が洗う状況に耐えながら西向きを攻めますが、どうやってもアタリを拾うことができません。
苦戦している私の状況を見かねたR治さんに、途中から南向きの釣り座を譲っていただいたので、「何としても1枚釣らねば」と意気込みます。
「かなり深いタナで喰ってくるのでは」と予想したので、00号のウキにG3のナビをセットした全誘導沈め釣りにチェンジ。
竿1本沖を仕掛けを張りながら沈めていくと、かなり沈んだタイミングで「ブーン」という感じとともに竿先が持っていかれました!
しかし、足元から張り出しているベロのような岩にハリスが当たり、秒殺KO。。。
その後も仕掛けやタナを色々と弄り倒しますが、生体反応なし。こうなると何が正解かがわからなくなり、残念無念の結果となってしまいました。
水温が不安定で悪天候だったとはいえ、釣られてる人はグレを釣られており、腕の差を実感しました。
帰りの道中、何がいけなかったのかを頭の中でグルグルと自問自答したのですが、チヌの全誘導釣法に慣れ過ぎてしまった自分がいて、
仕掛けを張ってサシエを先行させるという、グレ釣りの基本ができなくなってしまっていることが原因ではないかと考察しています。
またリベンジに行かねば。。。
寒チヌの修行のため、天気が良く風が吹かない日を狙って出崎沖に出かけました。
せっかくなので、今まで上がったことがない磯に上がってみようと思い、出崎半島の先端(南端)の磯をリクエスト。
船長に送電線の浜側の岩場に船を着けてもらったのですが、20m程沖まで遠浅になっている様子だったので、山を登ってもう1つ南側の磯へ移動。
運動不足が災いして、釣りを始める前から汗だくになってしまいました。
満ち上がりの右流れの潮が石島のヘラガ崎の方へ払い出しており、手前の方は水深が浅そうなので、00号のウキの全誘導沈め釣りで様子を見ることにします。
G3の落としナマリ着きの潮受けゴムをセットして、ハリスは1.25号を2ヒロ、ノーガンの状態。ウキを沈めながら仕掛けを潮に引っ張らせて、サシエ先行でフワフワ流していきます。
時折フグにエサを盗られますが、このところの水温低下で活性は低い様子。
AM8:00前後、マキエが効いてきた頃合いに、竿先にクイっと小さな反応が。
「じっくり喰い込ませて」と思い、ひと呼吸おいてからアワセを入れると、グイグイ引っ張っていく感触!
30mくらい沖まで流していたので、鱗海アートレータ04号の曲がりを楽しみながら寄せてきます。
手前の方は浅くシモリだらけなので、気を付けながら取り込むと、43cmの脂の乗ったきれいなチヌでした。
連続ヒットを狙い、マキエを撒いておいてから魚をストリンガーにつなぎますが、その間にヘラガ崎へ流れる潮は終了。。。
その後、緩い左流れの潮に変化し、満潮を迎えます。
「今日は色々試してみよう」と思い、5Bの棒ウキにチェンジして底を狙おうと試みますが、いきなり根掛かり。。。
20m沖に遠投したのですが、ウキ下を竿1本半にしても根掛かりし、棒ウキをロストしてしまいました(T_T)
仕方なく、1号の棒ウキ+1号ナマリのドボン釣法に変更して、ウキ下を3ヒロにセット。
するとタナがフィットした様子で、棒ウキがスーッと海中に入っていきます!
「1、2、3、4、5」と数を数えてアワセを入れると、クリーンヒット!
「魚を怒らせないように」と静かに寄せてきますが、シモリだらけの足元まで寄せてきたところで突然あばれはっちゃくになり、無念のラインブレイク。。。
「父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ」と独り言をつぶやきながら、仕掛けを作り直し、同じポイントを狙います。
しかしフグの猛攻に会い、ハリばかり盗られる始末。
引き潮に転じて次第に石島の戸尻鼻方向へ流れる潮がきつくなったので、送電線の浜の方向へ投げてみたものの、無反応。
時が流れ納竿30分前、風が無く潮も緩んだので、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けに変更し、足元から水深がある西向きを狙ってみることに。
すると3投目、狙い通りにウキが加速して沈んでいきました!
アワセを入れると手応えあり。慎重にシモリをかわして取り込んだのは、37cmのレギュラーサイズのチヌでした。
初めて上がった遠浅の磯に苦戦しましたが、なんとか2枚の寒チヌを釣り上げることができました。
次はまた、別の磯に上がってみよう。。。
2021年の初釣りで、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
北西風が吹くので、南か東向きの磯でどこに上がろうか悩みましたが、昨年秋、40cmオーバーの居着きチヌを釣った戸尻鼻の高場を選択しました。
寒の時期なので、いつもの全誘導を封印して、5Bの棒ウキに落としナマリ3B、ハリスの中間にBのガン玉を打った半誘導仕掛けでダイレクトに底を狙います。
釣り開始が干底前のAM7:30、潮が緩んでいる足元付近から探っていきます。
ウキ止めの位置を調整していくと、足元から竿2本ほど沖までは、竿1本分の水深しかありません。
マキエを多めに打ちながら流していくと、OWNERのインブライトチヌにフグらしき歯形が残っています。
いつもの全誘導と違い、慣れていない重めの半誘導仕掛けだとエサ取りに反応できず、次第にインブライトチヌのコーティングがボロボロに剥がれていきます。
8:00の干底を迎え、いったん潮が止まった後、北に向かって少し速い潮が動き出します。
その潮に乗せて磯際からチョイ沖を流していくと、20mほど流したところで静かに棒ウキが海中に入っていきました。
糸ふけをとりながらアワセを入れると、ゴンゴンゴン!という手応えが!
ロッドを立てると磯際のシモリにハリスが触れそうなので、横に寝かせながらやり取りを開始します。
寒の時期にしては結構な引きだったので、「大物か!?」と期待しますが、姿を見せたのはレギュラーサイズの銀ピカチヌ。
無事取り込んで計測すると39cmでした。
初釣りで1枚釣れたので気が楽になりましたが、後が続きません。。。
底ギリギリを狙いながら流していくものの、その後はエサが盗られなくなり、サシエがそのまま返ってきます。
「どこかエサが溜まる潮は...」と潮目を探しますが、足元の横流れの潮がきつくて仕掛けを上手く流せません。
沖の方は右前方にある戸尻のハナレの影響で潮が緩んでいるので、道糸を手前の潮に取られないように空中に浮かせて狙ってみるものの、反応がありません。
その後、刻々と時間が過ぎていき、潮が緩んで止まりかけるタイミングになったので、ド遠投釣法でかなり沖の方を狙いますが生体反応なし。。。
結局、あちこち狙ってみたもののアタリがなく、納竿の時間を迎えました。
半誘導の釣りも練習しないとダメですね~。まだまだ修行が足りませんね。