磯研岡山12月大会 in 蒋渕
宇和島の蒋渕で行われた、今年最後のクラブの大会に参加しました。
いつもお世話になっている浜崎渡船さんの船で出船。クジでドンケツを引いた私は、メンバーK林さんと黒島の高場に上がりました。
この日は少し荒れ気味で、足元は大きなサラシができています。
とりあえず、0号のウキにG4、G5を段打ちした半誘導沈め釣り仕掛けでスタート。
開始30分はエサ盗りとの格闘が続きますが、仕掛けが馴染むと沈んでいく沈め釣りでサラシの際を探っていくと、道糸がススーっと引っ張られていきます!。
アワセを入れると30cmクラスのイサキがヒット。
「またイサキか。。。」と思いながら、塩焼きにすると美味しいので、フィッシュバッカンに投入します。
その後、長年履きつぶしたシューズのワイヤーが切れるアクシデントがあり、右足を引きずった状態でキツ(イスズミ)がヒット。
抜き上げますが、そこら中にババを垂れ散らかし、フィッシュバッカンがウンコまみれになってしまいましたorz
その後もイサキやキタマクラ、オレンジ色のエサ盗りなどが釣れ続け、苦戦を強いられます。
途中、仕掛けを1号まで重くしてサラシの中に投入したり、超遠投で沖の方を狙いますが、本命のアタリはありません。。
そこで、ハリスを2号から1.5号に落とし、BのウキにジンタンB、G4に変更。
すると11時の上げ潮への転流のタイミングで、竿3本沖を流していた仕掛けにようやく本命がヒットしました。
中型のグレを磯際まで寄せてきますが、磯の名前が「高場」だけに、6mのタモがギリ届く状況。
何度もタモ入れに失敗したものの、無事、取り込みに成功しました。
検寸すると31cm。サイズはいまいちですが、久しぶりのグレにテンションが上がります。
その後、磯際をあきらめ少し沖を狙うと、左流れの潮で再び道糸が引っ張られ、本命のアタリ!
同サイズのグレを追加しました。
その後はアタリが遠のき、左沖にあるシモリに向けて流していくものの、ヒットしません。
結局この日は終始、風とエサ盗りに悩まされ、終わってみれば31cmのグレ2枚とイサキが3枚の結果となりました。
帰り道、蒋渕の攻略法は「遠投」「重い仕掛け」「深いタナ」と教えてもらったので、次回釣行時に試してみようと思います。
磯研岡山11月大会 in 日振島
日振島で行われたクラブの大会に参加しました。
いつもお世話になっているよしだ屋さんの船で、A田さんと日振島の北西端にある21番に上がりました。
A田さんは足場が良い釣り座が良いとのことで、私はゴツゴツした岩の上から、隣にある小さい磯の22番との水道向きを釣ることに。
北側に大きなシモリが見え、水深は浅い様子です。
足元にパラパラとマキエを撒くと、キタマクラやカワハギなどのエサ取りがワラワラと集まってきます。
グレ釣りのときはいつもの全誘導ではなく、Bのウキで誘導幅を狭くした半誘導仕掛けにしています。
ハリス2ヒロ半、ジンタンのBを中央付近に打って、足元から様子を探ってみます。
仕掛けが馴染むと潮受けゴムが引っ張られて沈んでいく沈め探り釣りで探っていくと、少しウキが沈んだ状態で、
勢いよく海中に引き込まれていきます!
アワセを入れるとクリーンヒット。良型のイサキでした。
その後もイサキが入れ食い状態になり、あっという間に活かしバッカンがイサキでいっぱいになっていきます。
しかし本命のグレのアタリはなく、足元にも姿が見えません。
晩のおかずのカワハギもポツリポツリと釣れ、「そろそろグレが釣れないかな?」と思いますが、釣れるのはイサキばかり。
どうにかイサキをかわせないかと、タナを浅くしたり深くしたりしてみますがイサキ祭りが続きます。
足元で沈めても遠投してもイサキが居る状況で、引き出しのない私では、かわし方がわかりません。。。
終盤、下げ潮に転流して水道筋を流れ始めると、同磯したA田さんが沖の方で40cmクラスの口太グレをゲット。
私はというと、本流の中や潮のヨレ、引かれ潮を攻めてみるものの、釣れるのはイサキばかり。
残念ながら、この日もグレの姿を見ることはできませんでした。
たくさん釣れたイサキは、刺身、塩焼き、煮付けにして、おいしくいただきました。
秋磯の様子を見に、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は満ち潮一本の潮回りだったので、どこに上がろうか迷いましたが、大蛭島の船着きを選択。
とりあえず、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けで、少し遠投気味に探っていきます。
朝マヅメはエサ盗りが活発で、OWNERのインホワイトチヌ2号の塗装がエサ盗りの歯形でボロボロと剝がれていきます。
ウキがジワーッと沈んでいくのでアワセを入れると、よく引くものの、本命ではない様子。
難なく寄せてくると、グレーのキモパン・ウマヅラハギでした。晩のおかずの煮付けにするため、クーラーへ投入。
その後もエサ盗りとの格闘が続きます。
あいかわらずフグが邪魔をするので、遠投してもエサが落ちないようにオキアミの頭をカットして、ド遠投モードに切り替え。
すると、沖の方を流していたウキが一気に消し込みます!
しかし手応えはそれほどでもなく、あっさり寄ってきたのは塩焼きサイズの27cmの真鯛でした。
それから8時半を過ぎるとパッタリと当たりがなくなりました。
いつもなら確実に釣れる、満ち七分の緩い潮や満潮前の潮止まりでも無反応。どうしちゃったんでしょうか。
なんか海の様子が変だなと思いつつ、その後も特に何もなく納竿の時間を迎えました。
まだまだ修行が足りません。。。
磯研岡山11月大会 in 御五神島
宇和島の御五神島で行われたクラブの大会に参加しました。
御五神の釣行は約4年ぶりの釣行で、今回は石橋渡船さんにお世話になりました。
港から40分ほど船に揺られて磯割の抽選場に到着。
たまたま操舵席の横に立っていたこともあり、船長に声を掛けていただいて、初めて抽選クジを引くことになりました。
竹串を引くと「六番」と書かれていました。なんか微妙な番号。。。
その後、寝床島方向へ向かってA田さんと一緒に私が降りたのは寝床の7番。潮は緩く左前方へ突いてくる感じで流れています。
とりあえず足元にマキエを打ってみると、ハコフグやカワハギなど、茶色いフグ系のエサ取りが群がっています。
Bのウキとハリス2ヒロ半の中央にBのガンダマを打ったシンプルな半誘導仕掛けでスタートします。
すると早速エサ取りのキタマクラがヒット。その後もカワハギ、ハコフグなどのエサ取りとの格闘が続きます。
しばらくして御五神島の本島へ流れる潮が少し速くなったタイミングで、サシエが先行するように気を使いながら流していると、ウキが高速に海中へ消えていきました!
ヒットしたのは良型のイサキ。タナは竿1本弱でした。この日の水温は22℃もあり、まだ海の中は夏のような状況なのかも。。
その後も同じパターンでイサキが喰い続け、晩のおかずにと活かしバッカンへ次々と放り込んでおきます。
一緒に上がったA田さんは、沖の方でヤズが連続ヒットする状況。タナは竿2本くらい全誘導で沈めたとのことでした。
その後しばらくすると南風が吹き始め、釣りづらい状況に。。。
遠投が効かないので、竿2本程沖を集中して流していると、バチバチッ!という音とともに、スプールを押さえていた人差し指を弾いて道糸が出ていきます!
なんとかリールのベイルを戻して臨戦態勢を取りますが、かなりの大物の手応え。
1.5号のプロテックが弓なり状態になりますが、なかなか底が切れず、SUTブレーキを使いながら少しずつ寄せていきます。
足元まで寄せてきてウキ止め糸が見え始めたところで、左下のハエ根に突っ込まれ、無念のラインブレイク。
昔、蒋渕で50cmのグレを上げた時の感触が蘇ったので、大型のグレだったのかも。。。
足元まで寄せた後、一気に糸を巻き取らずにモタモタしたことが敗因で、悔やまれます。
結局この日は本命のグレを釣ることができず、課題の残る1日となってしまいました。
秋チヌの様子を伺いに、ホームの出崎沖に出かけました。
この日は下げ潮一本の潮回りで西風が強いため、小蛭島の北東の磯に上がることに。
磯に着くと、ちょうど風裏になっており、いい感じです。
とりあえず、マキエを手前の方に入れておき、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けでスタートです。
潮は沖の方から緩く突いてくる感じですが、小型のフグが沸いており、サシエが瞬殺されます。
サシエをオキアミ生→半ボイル→練りエサ→コーン→サナギとローテーションして探っていきますが、どれも残りません。。。
「こういうときは」とマキエとサシエの投入点をずらしてみますが、あっちこっちエサ取りだらけ。
「こうなったら」とド遠投釣法を試してみるものの、仕掛けの入りが悪いのか、手前に寄ってくるときにはサシエが盗られています。
ぽつりぽつりとギザミが釣れるものの、時間だけが過ぎていきます。
途中で、人が釣っているウキの上を横切ろうとしたボートが、釣り座の前で至近距離に止まるという暴挙に出たので、思わず「F●ck you!」などと汚い言葉を浴びせてやりました。
ちなみに「怒鳴りちらす」を英語で言うと「yell」ですが、岡山語だと「orabu(オラブ)」、過去形は「oranda(オランダ)」になります。
いかれたボートが過ぎ去った後も、エサ取りとの格闘が続きます。
時計を見ると既に11時。このままではズーボーになってしまう!と思い、1号の棒ウキ+1号ナマリのドボン釣法に変更。
タナを竿1本半と深くして、沖の方に放り込みます。
相変わらず緩く突いてくる潮でしたが、仕掛けが馴染んだ瞬間、棒ウキが一気に消え去りました!
「このスピード、赤いヤツか!?」と慌ててアワセを入れますが、やんちゃな量産型チヌでした。。
計測すると35cm。アベレージサイズです。
「まだまだ~」と次を狙いますが、左流れの潮で再び棒ウキがきれいに消し込んだものの、空振り。。。
結局、この日は量産型チヌ1枚という貧果に終わってしまいました。
ドボン釣法に切り替えるのが遅かったかな?
まだまだ修行が足りません。。。
日中の暑さも落ち着いて秋磯に変化している中、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日は遠くに行くお客さんがいるので、便乗してアワラの東のハナレをリクエスト。
AM6:30、磯に着くと、左から流れ出る本流は緩く、落ち着いている様子。
早速、竿2本先に後半にマキエを入れておいて、0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
赤いヤツが出現する確率が高いので、ロッドはプロテック1号、道糸・ハリスともに2号でスタートです。
開始30分程で、左に緩く流れる潮に乗せて流していると、足の裏サイズの真鯛がヒット。
迎えの便が14時の予定で長丁場のため、マキエをセーブしながら投入していましたが、「そろそろ時合か?」と思い、多めに投入します。
マキエに気を取られて完全によそ見をしている間に、ウキが行方不明になっているではありませんか!
とりあえず柄杓を置いて、ロッドを立てるとスプールが半開きの状態。落ち着いてスプールを閉じ、ローラー部分に道糸がはまったのを見てやり取り開始です。
ガツン!ガツン!とシャープな引きをするので、シャア専用チヌに間違いありません!
足元には大きなシモリがあるので、そっちに逃げ込まれないようにロッドを左右に降って誘導し、海面でたっぷり空気を吸わせて赤いベッピンさんを取り込みました。
計測すると、51cmのナイスサイズのきれいな真鯛でした。
「時合に突入!」と思い、続けてマキエを多めに投入しながら流していると、30cmクラスの真鯛を2枚追加しました。
しかし、左から流れ出る本流の強さが増してくると、黄土色の海水が流れて来て、辺り一面、泥水のようになりました。
こうなると休憩タイムです。8:30ですが、早めに弁当を平らげ、スマホを弄ったりして潮が落ち着くまで休憩です。
その後、潮が緩んで再開しますが、泥水のせいかギザミ以外に反応がありません。。。
240cmと潮が高いので、高速艇やフェリーの波を被ってハナレが浸かるんじゃないかと、ドキドキしながら満潮を迎えましたが変化なし。
11時頃には小豊島方向へ流れる下げ潮に変わりましたが、底まで沈めても反応がありません。
13時を回ったころ、少し沖に右方向へ流れる緩い潮で潮目ができていたので、「ここで喰わなきゃ、いつ喰うの!?」と思いながら、
潮目にマキエが溜まるように流していくと、予想通りヒット!!
ウキが2段階にシフトチェンジしながら、高速移動で海中に消えていきました!
アワセを入れると、強烈な引き!
「赤いヤツだ!」と確信をして、近距離でヒットしたので強引に浮かせにかかります。
ガツン!ガツン!と突っ込まれますが、高速に道糸を巻き取り、海面まで浮かせることができました。
目測50cmオーバーのピンクな魚体を足元まで寄せてきて、タモを投入した瞬間、「バチン!」という音とともにロッドが跳ね上がりました。
後はすくうだけ、というところまで寄せてきていたものの、タモが入ったのがワンテンポ遅く、真鯛は体を翻して海中へと消えていきました。
真鯛と目が合うところまで寄せていたので、精神的ダメージが大きい痛恨の大バラシ。。。
あと一歩のところで大物を取り逃がし、反省点の多い一日でした。
4連休の3日目の月曜日に、ホームの出崎沖に出かけました。
夏の猛暑も落ち着き、朝晩は少し肌寒い感じがします。
この日は満ち潮一本で、どこに上がろうかと悩みましたが、久しぶりに戸尻鼻へ上がることに。
到着すると、潮は落ち着いていて、沖から緩く突いてくる感じで流れています。
とりあえず東を向いて竿2本沖にマキエをドカドカと投入します。
予想外に風が吹いていて、いつもの全誘導だと釣りづらそうなので、朝方は1号棒ウキ+1号ナマリのドボン釣法を選択。
竿2本沖に仕掛けを投入して流してみますが、サシエサがそのままの状態で返ってきます。
タナを調整してだんだん深くしていくものの、なぜかこの日はウキ止め糸がズレまくり、ストレスの溜まる状況に。。。
無駄な時間が経過していく中、風が落ち着いてきたので、いつもの0号ウキの全誘導釣法にチェンジします。
しかし、この日は干満差が200cmのため潮がよく動き、大蛭島方向へ流れる潮の勢いがどんどん激しくなる一方。
本流のヨレや引かれ潮を狙ってみるものの、ギザミやチャリコが釣れるのみです。
休憩を兼ねて弁当を食べながらキョロキョロ辺りを見回していると、南側の絶壁になっている岩場に、潮が溜まってタルミができている場所を発見。
重いバッカンを担いで移動しましたが、潮が満ちてくると元の場所に戻れなくなるので気をつけねば。
海の状況を見ると、正面からの当て潮が足元で左右に分かれて潮のタルミができています。
「これは、いかにも釣れそう!」と、タルミのところにマキエが溜まるように流していきます。
すると予想通り1投目からクリーンヒット!
しかし、「グググッ!」という強い突っ込みとともに、無念のラインブレイク。。。
「この潮が終わらぬうちに」と、ハリスを少し短くして気を取り直して流していくと、今度は足元でヒット!
手応え良くかなりの重量感で、なかなか浮いてきません。
ロッドの角度に気をつけながら耐えていると、足元を横切るように移動しているのがロッドから伝わってきます。
テンションを緩めないように魚が移動する方向にあわせてロッドを倒してやり取りをしていると、ようやく真っ黒な居着きのチヌが海面に姿を表しました。
空気を吸わせて弱ったところでタモ入れ成功。計測すると45.5cmでした。
その後、2匹目、3匹目も同じパターンで釣り上げましたが、潮が満ちてきて戻れなくなりそうだったので、泣く泣く元の場所へ引き返すことに。
46、45.5、44.5cmと同じようなサイズの居着きチヌで重量もあり、3匹とも、おなかの中にフジツボの殻がたくさん詰まっていました。
夏場は硬いものを好んで食べる習性がある、という話を本で読んだことがあるので、この辺りのチヌはフジツボを主食にしているのでしょう。
もとの釣り座に戻って以降は、チャリコと手のひらサイズのチヌが1枚のみでした。
次回は最初から南側の釣り座に上がって、どのくらい釣れるか試してみようと思います。
猛暑の中、ホームの出崎沖に出かけました。
新調したベスト型の空調服で熱中症対策です。
この日は8時前に干底になるので、大蛭島のペンキを選択。
到着すると、右方向へ急流が流れる下げ潮が残っている状況のため、ゆっくり仕掛けを作り始めます。
いつもの0号ウキの全誘導仕掛けで、ウキゴムにG3、ハリスの中央にG6を打って様子を見ます。
潮が速い間は釣りづらいので、マキエをパラパラと少な目に打つ感じで流していきます。
時間が経つにつれて潮が落ち着いてきますが、この日はゴミが多く、湧き上がるような潮に大苦戦。
強烈な二枚潮のためか、仕掛けが思い通りに入っていきません。ゴミと格闘しながら、時間だけが過ぎ去っていきます。
上げ潮に変わっても様子がおかしく、仕掛けをいじりながら、近距離から遠投まで色々探ってみますが、ギザミが釣れるのみ。。。
足元をグルグルとエイが周回しているのと、沖の方で時折、バシャバシャと小魚を追い回している何かがいるのが見えますが、本命のアタリは無い状態。
いつも船着きの岩が浸かり始める頃にヒットしだすのですが、この日は無反応でした。
結局、猛暑の中、ひとり我慢大会に終わってしまいました。まだまだ修行が足りません。。。
夏チヌを求めて、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日は他のお客さんが豊島へ行くということで、便乗して久しぶりにアワラ島のハナレへ向かいました。
アワラのハナレは自分ととても相性が良い磯で、過去、何度も美味しい思いをしている鉄板ポイントです。
久しぶりにハナレに到着すると、カモメの大群に占領されて、ウンコまみれで真っ白になっていました。。。
臭いのを我慢しつつ、足元から少し沖にマキエをドカドカ撒いておきます。
ロッドは赤い彗星の出現に備えて、プロテック1号をチョイス。
いつもの0号ウキの全誘導釣法で、マキエをドカ撒きしたエリアに仕掛けを投入。潮は緩い感じで左方向へ流れています。
エサ取りの活性が低いのか、サシエが盗られず帰ってくる状況。
開始から30分程経過したところで、左方向へ流れているウキが加速しながら海中へ消えていきました!
アワセを入れるとゴンッゴンッというトルクの効いた反応で、「来たな!」と感じ取り、すぐさま臨戦態勢に入ります。
ロッドを立てると足元のシモリに入り込まれるので、右へ水平に倒しながらのやり取り。
竿で溜めながら慎重に寄せてくると、きれいなピンクの魚体が浮いてきました。
空気を吸わせて弱らせたところでタモ入れ成功。36cmの真鯛でした。
その後、また少し経過したところで、同じようなポイントで足の裏サイズのチヌをゲット。
さらに沖から突いてくる当て潮に乗せて少し沖を流していたところ、ウキが超高速移動で海中へ入っていきます!
あわてて「コノヤロー」とアントニオ猪木の物まねでアワセを入れましたが、バチン!という闘魂ビンタを喰らったような音とともに、道糸を飛ばされてしまいました。。。
千載一遇のチャンスを逃してしまい、少し落胆しましたが気を取り直して釣りを再開。
当て潮が止まり、潮が緩く左方向へ流れ始めるタイミングで再びヒット!
一度ウキが海中へ入った後、高速移動しながら消し込んでいきます!
アワセを入れると明らかに赤い彗星の手応え。「同じ手は喰わねえ」と釣り座を移動して万全の態勢でやり取りを開始。
再びロッドを左右に倒しながら慎重に寄せて来ると、またまたピンクのベッピンさんが海面に現れました。
タモ入れ成功で計測すると、42cmでサイズアップです。
干底になると、左から斜めに流れて出ていく潮が強くなったので、休憩モードに入ります。
このハナレは、左右両サイドから流れる潮が速いときと、右斜め沖へ流れていく潮の角度が鋭角な時は、釣れない時間帯になります。
11:30を過ぎたところで左から流れ出る潮が緩んできたので、釣りを再開。
竿2~3本沖を流していたウキが、またまた超高速移動で加速しながら海中へ消えていきました!
一呼吸置いてアワセを入れますが、ロッドを立てるとドラグが鳴り始め、道糸が引きずり出されていきます!
大鯛のアタリにいくらか抵抗したものの、最後は道糸を飛ばされ、痛恨の2バラシ目。。。
ドラグ調整をしっかりしていれば、もしかしたら捕れていたかもしれません。。。
納竿の時間も迫っていたため、落ち込む暇もなく同じポイントを流していると、この日5回目のアタリ!
アドレナリンが放出されていたためか、最後は2段階で加速しながら海中に消えていくウキがスローモーションの映像のように見えました。
釣り座を移動して態勢を整えてから反撃開始!
SUTブレーキでいなしながら足元まで寄せてきて、無事にタモ入れ成功。この日最長寸の44cmのきれいな真鯛を取り込みました。
この日は日中の最高気温が35℃の猛暑でかなり体力を消耗しましたが、楽しい釣りを満喫することができました。
夏チヌの様子を伺いに、酷暑の中、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日は、これまで上がったことがない磯に上がってみようと思い、小蛭島の南にある大岩をリクエスト。
釣り座に着いて海の様子を見ると、左右は浅く大岩の前は水深があるように見えました。
とりあえず手前の方にマキエを撒いておいて、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けをセット。
夏チヌの引き味を楽しもうと、ロッドは鱗海アートレータ04号を選択しました。
沖の方から緩く当ててくる潮に乗せて仕掛けを流していくと、3投目にヒット!
元気の良い夏チヌの引きを堪能しますが、無効あわせ気味でかかりが悪かったのか、足の裏サイズのチヌを足元でバラしてしまいました。。。
朝一から幸先が悪いスタートです。
フグやカサゴと戯れていると、ウキがスーッと海中へ。しかし手応えは浅く、手のひらサイズの小チヌでした。
針を飲んでしまっていたのでクーラーへ投入。
右方向(出崎方向)へ流れる潮に変化しましたが、この潮では釣れず。
満潮が近くなり、石島方向へ流れる潮に乗せて手前の方を流していると、足の裏サイズの量産型チヌがヒット!
その後、同じ潮で2連続ヒットしますが型が小さく、足の裏、手のひらサイズと「夏よね~」って感じのチヌを取り込みました。
満潮間際、同じく石島方向へ流れる潮で、竿2本沖を流していたウキが、気持ちよく入っていきます!
糸ふけを巻き取りながらアワセを入れるとクリーンヒット!
足元にあるシモリに気を使いながら、43cmのまずまずの型のチヌを取り込みました。
満潮を過ぎると激流のような当て潮になり、終了。。。
このポイントは小蛭島の北東の磯とは逆で、満ち潮専用の釣り場のようですね。
梅雨で長雨が続いていましたが、久しぶりに週末の降水確率が低くなったので、ホームの出崎沖に出かけました。
「川から水が流れ出していると思うので、海の状況はどうじゃろ?」と思いながら出港すると、海面には大きな流木がたくさん。。。
磯際にはゴミが流れついて溜まっている様子です。
「大方の予想通り」と思いながら、大蛭島の船着きに到着。いつもの0号ウキの全誘導仕掛けをセットします。
今日の潮回りだと満潮になるまでが勝負かなと思い、マキエを多めに撃ちながら、仕掛けを投入します。
左方向に流れる緩い潮に乗せていきますが、サシエがそのまま帰ってきて、エサ盗りは活発ではない様子。
ガラ藻の切れ端や流木などのゴミと格闘しながら1時間が経過したころ、ようやくウキが海中に入っていきました!
しかし手応えは薄く、上がってきたのは20cmサイズのメバル。晩飯の煮付けにしようとクーラーに放り込みます。
続いて、手のひらサイズの小チヌが釣れましたが、針を飲み込んでいたためクーラーに投入。
終始、ゴミが流れていて遠投が効かない状況に手を焼きますが、満潮を挟んで引き潮に転流するタイミングで、ウキが気持ちよく海中に入っていきました!
ゴンゴンっと手応えを感じますが、上がってきたのはレギュラーサイズの量産型チヌ。
長雨でエサを食べてなかったのか、身が薄ーい、ぺちゃんこチヌで、計測すると39cmでした。
満潮から下げ潮に入ると、足元でグルグル潮が回る休憩タイムに突入。
1時間弱の休憩後、釣りを再開しますがカサゴが釣れるのみで、この日の釣行は終了。
釣り上げたチヌは塩焼きにしてみたのですが、身が薄くてベチョベチョで、いまいちでした。
早く梅雨が明けないかな。。。
磯研岡山6月大会 in 日振島
宇和島の日振島で行われたクラブの大会に参加しました。
当日は風もなく絶好の釣り日和。50分程、渡船よしだ屋さんの船に揺られ、クラブのメンバーのN田君と
9番の丘という磯に上がりました。
周囲を見渡すと、満潮でも底のシモリの様子が見えるほど浅い様子。
とりあえず極翔1.2号を取り出し、Bのウキを使った2ヒロの固定仕掛けでスタート。
本島との間の水道に狙いを定めて開始します。
潮はゆっくり東から西へ流れる満ち潮で、マキエとサシエの同調に気を付けて流していきます。
エサ取りは定番のスズメダイの他、カサゴがヒットします。
程なくして、水道を流していたウキがスーッと海中に消し込みます!
しかし手応えは薄く、足の裏サイズの口太グレが海面に姿を表しました。
もちろん無事に取り込み成功。次はサイズアップをと意気込みますが、後が続かず。。。
しばらくエサ取りに遊んでもらった後、下げ潮に転流。すると、水道側は西から東方向へ本流が流れる状況に。
その本流のヨレや引かれ潮に狙いを定めますが、エサ取りのスズメダイとカサゴが釣れるのみ。。。
「ならば!」と遠投で8番の丘との間を攻めますが、手のひらサイズのコッパグレが2匹のみ。
その後もエサ取りとの格闘が続き、終わってみれば、吹けば飛ぶようなグレが3枚に、おかずの丸ハゲが1枚。
結局最後まで、どこを釣ればよいのかわからない状態で終了しました。
「令和版 日振島・宇和島 空撮[磯釣り場ガイド]」を購入して、勉強せねば。。
ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日は、がまかつのキングこと南さんが同じ船に乗船。雑誌の取材でしょうか、豊島方面へ向かわれていました。
私は近場の大蛭島ヤグラへ上がりました。
実は私が全誘導釣法を始めるきっかけになったのは、南さんの釣り方をレジャーフィッシング誌や動画で見て、真似してみようと思ったのが始まり。
そのおかげで全誘導をマスターし、釣果が各段に上がったので、何か感慨深いものがあります。
これも何かのご縁と思い、ポケットにしまってあった南ウキG2をセット。いつもの全誘導仕掛けでスタートです。
ところが、この日はガラ藻の切れ端など、期待の満ち潮はゴミだらけ。
仕掛けを回収すると毎回ゴミが引っかかるバッドコンディションで、ライントラブルもありストレスが溜まる状況が続きます。。。
さらに足元にはガラ藻が生い茂っており、大事な南ウキが絡まってロストしてしまう有様。
それでも満ち7分に右流れの本命潮で、レギュラーサイズの量産型チヌをゲット。計測すると39cmでした。
満潮を過ぎるとゴミはどこかへ流れていきましたが、ヤグラ特有の南へ流れる激流に変化。
こうなると北側は1時間は釣りにならないので、南に向いて高場の際を狙いますが南風の強風に会い、思うように流せません。
仕方がないので休憩タイム。
30分程休憩した後、北側の潮が良くなってきたので再開すると、1投目でヒット!
やはり駆け上がりを流れる右方向の潮で、喰わせることができました。
手前にあるガラ藻のジャングル地帯を気にしながら、ロッドを左右に倒して魚を誘導し、取り込みに成功。
計測すると43cmのチヌで少しサイズアップしました。
結局、前半のゴミと格闘した無駄な時間が尾を引いて、終わってみると2枚のみの貧果。
もちろんキングは爆釣されていました。さすがです。
笠岡から渡船に乗り、初めての宇治島に釣行しました。
到着したのは南東の切り立った岩場。足元から水深がありそうですが、潮が動いていない様子。
とりあえず、いつもの0号ウキを使った全誘導仕掛けでハリ上10cmにジンタンG4を1つ打ち、スタートです。
事前の情報どおり大量にエサ取りがわいている状況で、サシエが残りません。
潮は湾の外に向けて緩く動いているのですが、マキエとサシエの投入点をずらしたり、サシエをコーンやエビの剥き身等、
色々変化をつけてみるものの、まったく歯が立ちません。特にチャリコの猛攻に会い、手も足も出ない状況。
どうやってもラチが明かないので、1号棒ウキ+1号ナマリのドボン釣法に変更。
竿1本から2本までタナを変えながら探ってみますが、エサ取りの攻撃に悩まされます。
そうこうしているうちに時間がアッという間に過ぎてしまい、下げ潮に転流。
足元に観察すると、磯際を頭にコブのある白い魚体がウロウロ。
「もしや、遠投より際狙いが良いのか!?」と、再び全誘導釣法で磯際を流れる潮に乗せて流していくと、
隣のワンドでようやくウキがスルスルーっと海中に入っていきます!
糸ふけをとりながらアワセを入れると、クリーンヒット!
ロッドを立てるとシモリに入り込まれると思い、水平方向に倒しながら魚を寄せます。
十分弱らせたところでタモ入れ成功。45cmの体高のあるチヌを取り込みました。
同じパターンで流していくと、再びウキが消し込みます!
が、食い込みが浅かったのか、無念の針外れ。
その後、再びバラシがありましたが、なんとか40cmクラスをもう1匹取り込むことができました。
結局この日は2枚のみの釣果で、初めての宇治島を後にしました。
ノッコミシーズン間近、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日、上がった磯は大蛭島の近くにあるヤグラですが、北西の風が吹く予報のため、
いつも上がっている低い岩ではなく、南側にある大岩に上がりました。
大岩によじ登って足元を見ると、ガラ藻がビッシリ。シモリも点在していて取り込みに苦労しそうです。
とりあえず足元付近に寄せのマキエを撒いておいて、0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
潮は釣り座から真横に、大蛭島の船着き方向へ流れており、かなり速い潮です。
「この潮が緩むまで釣りにならんなー」と考えながら、足元のガラ藻やシモリの際を探っていきますが、
赤チンさんがお出迎えするのみで、サシエが丸々帰ってきます。
色々試してみるものの、満潮の時間まで沈黙の時間が続きました。
満潮を挟んで潮が緩んだので、マキエを多めに投下しながらガラ藻の少し沖をトレースしていると、ようやくウキが入っていきました!
アワセを入れますがガラ藻に突っ込まれ、早くも藻抜き開始。。。
張らず緩めずで魚が動くのを待ち、少し寄せてを繰り返して、とりあえず目測35cm、量産型チヌ1匹目を取り込みました。
引き潮に転じると、今度は右サイドを南へ抜けていく速い流れが発生。
いつも低い岩の釣り座で潮の変化を経験しているので、だいたいどの時間帯にどんな潮が流れるかはイメージできています。
本流の速い潮を避け、左下にあるガラ藻地帯の沖の潮だまりに的を絞って攻め続けます。
すると、ウキがモゾモゾ動いた直後にスルルーっと海中へ!
アワセを入れますが、足元の左にある大きな細長い岩が邪魔。そこで竿尻が海に向くくらい目いっぱいロッドを立て、沖の方で浮かせる作戦。
少しサイズアップの40cm弱の真っ黒なチヌが海面に浮いてきました。沖の方でできるだけ弱らせておいて、海面を引きずる感じで取り込み成功。
その後、時合に突入して、同じポイントで藻抜きをしながら2枚立て続けに取り込みました。型は同じようなサイズで40cm。黒い三連星やな。
しかしその潮も長くは続かず、後方から北西風が吹きつける状態。追い風ですが、道糸が持っていかれて釣りづらい状況に。
一時、風が緩んだ短い時間に再びヒット!
しかしまたまたガラ藻へ突入され、藻抜きタイム。。。
5分ほど格闘して、真っ黒な松崎しげる風の居着きチヌを取り込みました。
ヤグラの大岩は障害物が多く難易度が高い磯で、藻抜きの練習にはうってつけですが疲れますね。。。
ところで大岩から見たヤグラを撮影したのですが、真平な表面の岩が積み上げられているのに気が付きました。(写真の真ん中の岩の左面)
こちらの文献を読むと江戸時代では「石筏」と呼ばれていて(大蛭島は筏島)、児島と高松藩で取り合いしてたみたいですね。
人の手で加工されているようにも思えるのですが、太古の時代からこの場所にずっと存在しているのでしょうか。
はたまた人が造った神殿か祭壇か宗教的な何かだったのか、ミステリーですねー。探偵ナイトスクープに投稿してみようかな。
前回2月の三連休の釣行で赤い彗星に惨敗したので、リベンジのため、再び大蛭島の船着きに出かけました。
連敗だけは阻止しなければということで、1号のプロテックに2号の道糸、2号のハリスをセット。
1号棒ウキ+1号ナマリでハリスの中央にG4を1つ打ったドボン釣法でスタートします。
前回、3連続攻撃を喰らったポイントを目掛けて仕掛けを投入し、底付近を狙って流していきます。
緩く左へ流れる潮に乗せていくと、毎回何者かにサシエを盗まれる状況。エサ取りが活発な様子です。
1時間程エサ取りと格闘していましたが、右へ流れる緩い潮で、棒ウキが水中に気持ちよく消えました!
「出た!」とアワセを入れると、ジリリリッ、ジリリリッとドラグが鳴り、道糸が引きずり出されます!
「同じ手を喰らうかー!」と前回の反省を踏まえ、ロッドを水平方向に倒して反撃開始。一進一退の攻防が続きます!
シモリに潜り込まれないように赤い彗星の走る方向へロッドを倒し、コントロールしながら寄せることに成功!
最後は観念して浮いてきたシャア専用チヌを、タモで素早くすくって取り込みました。
メジャーで計測するとジャスト50cm。前回釣行のリベンジに成功です!
真鯛はツガイで泳いでいることが多いので、「もう1枚!」と素早く同じポイントに仕掛けを投入して狙いますが後が続きません。
その後は30cm級のアイナメをゲットした後、よそ見をしていた時に棒ウキが再び消し込みましたが、タイミングが合わずに空振り。。。
また、満潮を過ぎると強風が吹き、白波が立つ荒れ模様で万事休す。
前回のブースター付きの赤い彗星ほどの威力は無かったものの、真鯛とのやり取りを楽しむことができリベンジに成功した1日でした。
海にコロナはおらんし家でじっとしている方が病気になる、ということで、後輩のM田君を誘って高知県の久礼の磯に出かけました。
事前のTELで空いていたウスバエという磯を予約。久礼新港から出船して南の沖にあるハナレ岩です。
久礼にはごついチヌや真鯛が住んでいるので、ロッドは1.2号の極翔を選択、道糸2号、ハリス2号の太仕掛けをセット。
1号棒ウキ+1号ナマリのドボン釣法でスタートです。
私は南向きに釣り座を構え、足元のサラシの沖を流れる緩い潮に乗せて、沖へ流していきます。
タナを1本からスタートし、1本半、2本と深くしていきますが、渋い状況。。。
時折、勢いよく棒ウキが入りますが、空振りの連続です。
沈黙の時間が続き、満潮を回ったところでようやくベラを掛けますが、本命の気配はありません。。。
その後、コッパグレを釣っただけで、これといったドラマも無く終了。
帰港後の船長の話では、黒ハエ回りはチヌが爆釣していたそうで。
次回釣行時は、大会が入っていない時を狙って黒ハエ回りをリクエストしなければ。。。
2月の三連休の最終日、風が穏やかで天気も良い絶好の釣り日和となり、またまた寒チヌ修行でホームの出崎沖に出かけました。
この日は大潮の満ち上がりで片潮になるため、ポイントに大蛭島の船着きを選択。
風もないので、いつもの0号ウキの全誘導ではなく、練習がてらに1号棒ウキ+1号ナマリのベタ底狙いで的を絞ります。
釣研の自立棒ウキの黒鳳1号にウキゴムをセットし、中通しの丸玉の1号ナマリをセット。
ウキの長さより少し長めに取って、下のウキゴムをセットします。こうすると、長い棒ウキでも仕掛けが絡みにくくなります。
タナは竿1本からスタート。着水直前に仕掛けを少し引っ張るのも、絡みにくくするポイントです。
右に緩く流れる潮に乗せて流していくと、いつの間にかサシエが無くなっています。
少しずつタナを深くしていくと、長い棒ウキがスッと海中に入りました!
しかし上がってきたのは、ペットボトル大のフグ。。。同サイズのフグが2匹釣れた後、しばらく静寂の時間が流れます。
8時を回ったところで、モゾモゾとウキに微妙な変化が。
「来たか!?」と思っていると、ウキがスッ、スーっと2段階で入っていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
レギュラーサイズの38cmの量産型チヌを取り込みました。
またしばらくフグが釣れる時間帯が続きましたが、10時を回った満ち7分にその時が訪れました。
左に流れる潮が止まりかけた頃、出崎の先端にあるオサルの研究所をめがけて仕掛けを流していたところ、目が覚める勢いで、スパッ!とウキが消し込みました!!
すかさずアワセを入れると会心の一撃! と思った刹那、すごいトルクで1.5号のハリスが飛ばされてしまいました。。。
「シャア専用チヌか!」と、慌ててハリスを2号にチェンジ。
同じポイントに仕掛けを投入し、マキエを集中砲火します。すると、再び長い棒ウキが気持ちよく消し込みます!!
針を飲ませて~と、一呼吸置いてアワセを入れますが、見事に空振り。。。
いかんいかんと間髪入れず、三度同じポイントに仕掛けとマキエを投入すると、またまた棒ウキが消し込むイリュージョン!
今度は0.5拍置いてアワセを入れると、会心の一撃!!!
しかし強烈なトルクで、ロッドごと持っていかれそうになります!
「ネオ・ジオングか!?」と、ブースター付きかと思うくらいデカいやつということが手応えでわかります。
「うぉお!!」と思わず声が出て、全身に緊張感が迸ります!!
臨戦態勢を整えますが、硬めのドラグが「ジリ、ジリリリ」と音を立て、ラインが引きずり出されていきます。
すかさずSUTブレーキを解放してロッドの角度を調整し、がっぷり四つの状態。
3分ほど緊張の攻防が続きましたが、ロッドを立てたまま待ち過ぎたのがいけなかったのか、最後はブースター全開で2号ハリスをブチ切って逃げていきました(T_T)
沖に走らせてゆっくり取り込むべきだったとか、ロッドを左右に振りながらいなすべきだったとか、もっと強引に引きずり上げるべきだったとか、後悔が頭の中をグルグル回りますが、時は戻らない。。。
結局その後はドラマもなく、反省ばかりの1日となってしまいました。
磯研岡山2月大会 in 蒋渕
宇和島の蒋渕で行われたクラブの大会に参加しました。
昨年の11月の大会ではコッパグレ1枚しか釣れなかったので、リベンジに燃えますが、この日は水温が2日前から急激に下がり、
コンディションが悪い状況です。
渡磯前のクジでドンケツを引いた私は、クラブのメンバーのH床さんと黒島の5番に上がりました。
マキエをドカドカと足元に撒いてみるものの、生体反応がありません。。。
B,-Bの2段ウキで磯際からド遠投、中間と、あちこち探ってみるものの、まったくと言ってよいほど反応がありません。
しかし磯際を探っていたところ、するするっとウキが入っていきました!
しかーし、上がってきたのは釣ってはいけないヒダリマキ(タカノハダイ)。
この魚が釣れる潮ではグレは喰わないと言われ、臭みもあるので美味しくない、迷惑な魚です。。。
しばらく沈黙の時間が続きますが、改めて足元付近を探っていると、再びウキが海中に入っていきました!
しかし今度はアゴに青いタトゥーが入ったファンキーなイラ。淡白な白身が美味しいので、クーラーへ入れてキープです。
その後は、パッタリとアタリが途絶え、10時の弁当船で下げ潮ポイントの長ハエへ磯変わりします。
美味しい弁当をいただいた後、長ハエの沖にあるチョボという岩礁の水道を流しますが、潮が速すぎて私の腕ではどうすることもできません。
一緒に移動したH床さんは大きなアタリが連発するものの、足元から伸びているベロのような磯際に仕掛けが当たり、ラインブレイク。。。でも楽しそう。
私の方は、真似をして磯際を攻めてみるものの、仕掛けが悪いのかアタリすらありません。
結局そのまま無念のタイムオーバー。またリベンジに来なければ。。。
寒チヌ修行と前回釣行のリベンジで、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
上がった磯は、満ち引き両潮ができるお気に入りポイントのヤグラ。干底を挟んでの釣行です。
ポイントに到着後、いつものように駆け上がりの少し沖に15杯ほどマキエを撒いておいて、
0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
朝一の潮は沖から緩く突いてくる当て潮。昨年は生えていなかったガラ藻は、今年に入って生えてきている様子です。
とりあえず沖の方へキャストして、当て潮に乗せて駆け上がりまで流してみますが、生体反応がありません。
エサが丸々残る状況でフグも居ない様子。1時間程、我慢の釣りが続きますが、左流れの緩い潮に変わったところで、
駆け上がりの底を這わしていた仕掛けを回収していると、グググっと竿先を引っ張られていきます。
居食い状態でクチビルに針がかかった状態で、レギュラーサイズのチヌが上がってきました。
これで連敗は免れたと胸を撫でおろします。
下げ潮の間は厳しい時間が続きましたが、下げ潮の潮止まりで20m程沖を流していたウキが加速しながら水中に引き込まれていきます!
思ったより強い引きで、0.4号の鱗海アートレータの竿尻を相手に向けてやり取りをしていると、目測40cmのピンクのベッピンさんが海面に姿を表しました!
「これはラッキー!」と足元まで寄せた後、少し離れたところに置いていたタモを取りに行ってすくおうとした瞬間、「プチっ!」という音とともに竿先が跳ね上がり、ベッピンさんにフラれてしまいました。(T_T)
切られた1.25号のハリスを見てみると、根ズレでザラザラに。。。寒の時期の貴重なチャンスを逃しただけに、精神的なダメージがキツイ。
しかし、満ち潮に転流して大蛭島との水道を流れる本流が現れると、引かれ潮パターンに突入します。
潮目にマキエを多めに打って流していくと、確変に突入!
40cm弱の量産型チヌが4投で4枚連続ヒットして、久しぶりのやり取りを楽しむことができました。
その後、確変が終了して再び当て潮になったので、ランチタイムで休憩。
12:30を回り、潮が右方向へ流れるパターンに変化したので、北の駆け上がりにマキエが溜まるように流していくと1枚追加。
さらにもう1枚、ガラ藻に潜りこまれたのですが、5分ほど藻抜きで格闘した末、なんとか取り込むことができました。
えらい引くので「変だな」と思っていると、頬に針がかかっていました。クンクンとサシエの臭いを嗅いでいたところでヒットしたのかも。。。
この日は終日天気が良く、前回釣行のリベンジもできて、楽しい一日を過ごすことができました。
2020年の初釣りは、ホームグラウンドの出崎沖にある戸尻のハナレに出かけました。
昨年末の釣行がかなり渋い結果だったので、今回も厳しい寒チヌ修行になるだろうと思いながら、石島の北東にある戸尻のハナレに上がりました。
このポイントは潮が満ちてくると完全に水没する沈み岩で、干底を挟んでの釣りが必須になります。
とりあえず、前回釣行時にヒットした東向きにマキエをたくさん撒いておいて、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
竿2本沖を右方向へ流れる緩い潮に乗せて流すと、前回同様、ペットボトル大のフグがポツポツと釣れます。
フグの猛攻に合いサシエがもたないため、ジンタンG5を追加して段打ちにしたり外したり、仕掛けの投入位置をずらしたりと、
あの手この手を使いますが、本命の気配がまったくありません。
そこで全誘導を諦めて、1号棒ウキ+1号オモリのドボン仕掛けにチェンジ。
タナを竿1本半に調整してフグゾーンをかわし、底スレスレを流していくと、しばらく流したところでスポンッ!とウキが入りました。
糸ふけをとりながらアワセを入れますが、薄ーい手応え。
またまたペットボトル大のフグです。。。
「そこ(底)にもおるんかい!」とつぶやきながら気を取り直して流していきますが、釣れたのは大きな赤ナマコ。
「おぉ、酒の肴が釣れた!!」と喜んでよいのか複雑な心境。。。
その後、棒ウキから2段ウキにチェンジしてみますが音信不通。
結局この日はナマコとカメノテを採取したのみの、寂しい初釣りとなりました。