ホームグラウンドの出崎沖に、2019年の竿納めに出かけました。
今年は水温が例年より高いせいか、出崎沖の磯にはガラ藻がまったく生えていない状況です。
お気に入りポイントのペンキに着くと、とりあえず仕掛けを組み立てる前にマキエをドカドカ撒いておきます。
いつもの0号ウキの全誘導仕掛けを投入しますが、エサ取りの小型のフグが湧いていて、ハリごと盗られる始末。
マキエと仕掛けの投入位置をずらしてみると、今度はサシエがそのままの状態で帰ってきます。
初夏は真鯛がたくさん釣れていたのですが、真冬の時期はやはり厳しいか。。。
時が流れ、船着きの釣り座が浸かるゴールデンタイムを迎えますが、答えが出ないまま。
「このままではマズイ!」と思いながら、竿1本沖を右に流れる潮に乗せて仕掛けを流していると、ようやくウキが消し込むアタリが!
糸ふけをとりながらアワセを入れると、クリーンヒット!
ウキの入り方が真鯛っぽかったのですが、首を振る手応えから、まずまずのサイズのチヌだとわかりました。
磯際のシモリに入られないようロッドを斜めに倒しながら取り込んだのは、レギュラーサイズの41cmの銀ピカチヌでした。
連チャンを狙い、いつもより多めにマキエを投入しながら流していきますが、後が続かず。。。
この日は全体的に食いが悪く厳しい釣りでしたが、なんとか1枚取り込めて、1年を締めくくることができました。
ホームグラウンドの出崎沖に亀の手の採取。。じゃなかった、寒チヌ修行に出かけました。
この日は宇野沖で何かの大会が開かれているらしく、お目当ての磯は塞がっていました。
そこで、出崎半島の真ん中にある冬場に強い磯、丸山に上がることに。
釣り始めは潮が引いているため、ロッククライミングで所定の釣り座によじ登りました。
潮が引き過ぎていて釣りづらいため、早速、亀の手ホイホイを使って、今晩のおつまみの亀の手を採取することに。
へらとハンマーを使って2株ほど採取しました。
続いてマキエをドカドカと竿2本沖にあるシモリの向こう側へ撒いてから、ゆっくり仕掛けを組み立てます。
朝方はウキが見えにくいのでイエローの南ウキG2を選択し、ジンタンG4、G5を段打ちしてスタートです。
潮はナイカイ塩業の方向から出崎の旧キャンプ場へ突いてくる、釣れない潮が流れています。
とりあえずド遠投で仕掛けを投入。しかし、小型のフグが沸いている様子で、またまたエサ盗り集団に悩まされます。。。
マキエをたらふく食べてチヌが寄ったらいなくなるだろう、といつもより多めにマキエを投入。しかし、サシエが通りません。
沈黙の時間が流れていくなか、11時を回って当て潮が緩んだところで、ようやくウキがスーっと海中に入っていきます!
しかし、手応えがスカスカの足の裏サイズ。。。
気を取り直して仕掛けを投入すると、同じ潮で再びウキが入っていきます。アワセを入れると重い手応え!
しかーし、足元のシモリに潜り込まれ、無念のラインブレイク。
ワンチャン、大きいのがかかったのに。。。
その後も小フグの猛攻に手を焼き、結局、吹けば飛ぶようなチヌが1枚の貧果でした。
この日は潮が悪く、なぜか湾奥に流れる逆方向の潮ばかり。次回は下げ潮回りの日に上がってみるか。
今夜は、亀の手の塩茹でとビールで反省会です。。。
磯研岡山11月大会 in 蒋渕
宇和島の蒋渕で開かれたクラブの大会に参加しました。
クジで1番を引いた私は、2番を引いたR治さんと2人で黒島の北の2番へ上がることになりました。
この磯は、今年の1月に50cmのグレを釣り上げた場所です。
とりあえずマキエをコネコネした後、2.5号のハリスを2ヒロ半とった固定仕掛けでスタートします。
ウキは浮力Bで、落としナマリG1をウキゴムの下に打ち、調整用のジンタンG5をハリスの中間に打ってスタートです。
足元にマキエを撒くと、ワラワラとカワハギ、ウスバ、小型のキツが集まってきて、エサ盗りの活性は高い様子です。
潮はゆっくり左方向に流れているので竿2本沖を流してみると、サシエがかすめ盗られます。
エサ盗りに苦戦しながら磯際を狙ったり遠投をしたり、あれこれと試しますが、なかなかヒットしません。
しばらくして、潮の流れがあるところで、ようやくコッパグレがヒット。検量のため、とりあえずキープです。
その後、タナを調整しながらマキエと仕掛けの投入ポイントを変えてみたり、試行錯誤を繰り返しますが、イソベラやバリなどのエサ盗りばかり。。。
大胆に1号ウキ&1号ナマリのドボン仕掛けに変えたり、完全フカセも試してみたものの、本命のアタリがありません。
13時を回って迎えの時間が迫っている中、チヌ釣りの時に使う0号ウキの全誘導仕掛けにチェンジしたところ、これがビンゴ!
ド遠投して隣の北の1番の方向へ流れる潮を流していくと、ラインがツツーっと引っ張られていきます!
アワセを入れるとクリーンヒット!
しかし一瞬間を置いたところで、強烈な締め込みを喰らいました!
SUTブレーキを使いながら態勢を整えて反撃を試みますが、磯際に潜り込まれて2号に落としていたハリスがラインブレイク。。。すぐさま2.5号に戻しました。
気を取り直して、張らず緩めずの同じパターンで流していくと、再びヒット!
しかし今度は大きなバリでした。
さらに同じ潮を流していくと、三度目のヒット!
かなりの手応えを感じたので、今度は根に入られないようにロッドを寝かせてやり取りをしますが、またまたラインブレイク。
チモトからバッツリ切られていたので、尾長だったのかもしれません。
途中、遠くで腹に響く大きな雷が落ちたり、ザーザー振りになったりしてコンディションの悪い1日で、結局40cm~30cmのバリ2枚とコッパグレのみ。エサ盗りの猛攻にやられた一日でした。
船長の話では昨年の同時期より水温が2度も高いとのことでした。エサ盗りをかわすテクニックを身につけなければ。。
ちなみに、バリを持って帰って毒針に気をつけながら刺身にしてみたのですが、「う〇こみたいな臭いがする」と家族には不評でした。
バリを持って帰るときは、釣った後、すぐに内蔵を出しておかないといけないですね。
3連休の真ん中の日曜日、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日は他のお客さんも遠くへ行くとのことで、お気に入りポイントのアワラ島のハナレに上がることに。
到着すると、右方向へ緩い下げ潮が流れており、いかにも釣れそうな感じがします。また、沖には太刀魚釣りの船が多数浮かんでいます。
とりあえず、南向きのいつものポイントに30杯ほどマキエを入れておいて、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けをセットアップ。
緩い潮に乗せて流していくと、エサ取りにサシエを盗られます。
7時過ぎに開始して1時間ほどフグ、ギザミ、カサゴが釣れ続いていましたが、満ち潮に転流すると、沖からゆっくり突いてくる当て潮に変化。
この潮でこれまで何度もヒットしたことがあるので、「そろそろ」と考えていると、イメージ通りにウキが海中に入っていきました!
アワセを入れるとクリーンヒット!
ゴンゴンッ!という首を振る感触を堪能しながら、レギュラーサイズの40cm弱のチヌを取り込みました。
8:39の干底の時間を挟み、当て潮から左流れの緩い潮の間、時合に突入です!
足の裏サイズが2枚ありましたが、10時前までの間に連続ヒット。41cmを頭に計8枚を釣り上げることができました。
その後はハナレの左右から激流が走る休憩時間の潮に変化し、パタッと釣れなくなりました。
休憩タイムは、持ってきたマイナスドライバーで酒のつまみになる亀の手をホジホジ。
料理酒と潮で茹でにすると、カニみたいな味がしてウマーベラスでした(^o^)
短いマイナスドライバーだと身の部分が切りにくかったので、後日ネットで調べたところ「亀の手ホイホイ」という商品を発見。早速注文しました。
この日は50cmクラスのチヌがいなかったのと、潮止まりに真鯛が出現しなかったのが残念でしたが、秋チヌを相手に楽しい一日を過ごすことができました。
磯研岡山10月大会 in 日生
日生沖で行われたクラブの大会に参加しました。
まこと渡船さんにお世話になり、牛窓から出港して20分程で日生沖の長島に到着。
南西の磯から順番にメンバーを降ろしていきます。私は石波止のように長く南に突き出した岩場へ上がりました。
かなり沖に養殖用の筏が浮かんでおり、周囲は水深がありそうな様子です。
とりあえず正面沖にドカドカとマキエを撒いておいて、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
潮はゆっくりと南西へ払い出しており、その潮へ乗せて流していきます。
オキアミ生→半ボイル→コーン→魚玉とサシエをローテーションしますが、エサ取りが活発な様子でサシエが残りません。
そこで仕掛けの投入位置を少し潮上の方へずらしていくと、右沖にあったブイの近くでようやくヒット!
しかし手応えが薄く、瀬戸内レギュラーサイズの35cmの銀ピカチヌでした。
その後、足の裏サイズ、手のひらサイズと段々小さくなっていく状況。。。
3匹重量で、とりあえずリミットメイクできたので、あとは頑張ってサイズの入れ替えを狙います。
足元付近も狙ってみようと近場を攻めていると、ウキが勢いよく入っていきました!
しかし無念のラインブレイク。。。しかも2連続のバラシです。(;_;)これはイタイ!
満ち潮に転じると、沖から突いてくる当て潮になったので、東向きに釣り座を変更。
北方向に入ってくる潮で、さらに2枚追加することができました。
その後はチャリコやグレ、ギザミと五目釣りの状況になり、シメは大きなマンタ。
SUTブレーキで3分ほど耐えましたが、最後は大ジャンプでラインを切って逃げていきました。
取り込めたら、干してバラして食べようと思ったのですが。。。
大会の方は全員安打で数釣りが楽しめましたが、長島は全体的に型が小さかった印象でした。
朝晩が肌寒くなってきた10月最初の日曜日、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
渡磯したのは、石島の北東にあり、干底を挟んで潮位が低いときにしか上がることができない「戸尻のハナレ」という岩礁です。
潮が高くなると水没してしまう危険な磯なので、上がるときはよく船長に相談してください。
この日も油断していると大波が来て、頭から潮を被ってしまいました。
周囲にはシモリが点在しており、石島との水道向きは特に浅い様子です。
全方向に竿を出せるのですが、特に東向きが良い感じ。しかし北風が強いので南を向いてスタートします。
潮はハナレの両サイドを緩く北から南へ流れています。
いつもより少しハリスを短めの2ヒロ弱にして、0号ウキの全誘導仕掛けでスタートです。
シモリ際を丁寧に探っていきますが、カサゴ、ギザミなどの根魚系がぽつぽつと釣れ続きます。
南側のシモリの横で張り気味にして待っていると、バチバチッ!という音とともにウキごと仕掛けを飛ばされました。。。
巨チヌ??
しかし、南向きで本命っぽいアタリは、その1回のみ。
しばらく北風に悩まされていましたが、10時前に潮が北向きに転流すると時合いに突入。
北風に耐えながら竿2本程沖を流すと、1投1尾の入れ食い状態になり、40cmクラスの量産型チヌが連続ヒットします!
ハリスを1ヒロ半に短くすると、仕掛けが馴染んだ瞬間に引っ手繰っていく感触が最高で、43cmを筆頭に5枚立て続けに取り込みました。
1枚は手のひらサイズだったので、リリースしました。
その後、潮が北北東方向へ流れる速い潮になると確変終了。パタンと釣れなくなり、またぽつぽつとギザミが釣れる状況になりました。
そこで、その速い潮と北側のシモリの間にできたヨレを攻めることに。
仕掛けが馴染んだ状態で糸ふけを取り、張り気味にしてステイしていると、再び竿を引っ手繰るアタリ!
0.4号の鱗海アートレータの曲がりを堪能しながら、40cmオーバーの6枚目を取り込みました。
その後、12時前に先述の大波が来て、頭から潮を被るハプニング。
幸い道具も流されず無事でしたが、これから気温もどんどん寒くなるし、逃げ場がない狭い磯なので、次回釣行するときは気を付けなければ。。。
残暑が厳しい中、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
台風15号の影響のためか、港に着くと結構な東風が吹いています。
風の影響を考え、この日はお気に入りポイントの1つ、ヤグラへ上がることにしました。
とりあえず北向きに構え、駆け上がり付近にマキエを15杯ほどドカドカ撒いて仕掛けを組み立てます。
いつもの0号ウキを使った全誘導仕掛けで、ハリス2ヒロ半、ジンタンG4を針上10cmのところに打ってスタートです。
開始2投目、沖から突いてくる当て潮で早速ヒット。しかし、足の裏サイズの小型だったのでリリース。
その後、サシエを魚玉ハードにチェンジするとギザミがポツポツと釣れ始め、30分経過したところで再びヒット。
同じ当て潮で駆け上がりの少し沖にステイさせて仕掛けを張っていると、グイっと竿先を持っていきました!
アワセを入れると結構な手応え。鱗海RB0.6号を水平に寝かせながらやり取りスタートです。
竿の胴からきれいに曲がり、ゴンゴンという独特の感触を味わいながら足元まで寄せて、タモ入れ成功。
計測すると44cmのナイスサイズのチヌでした。
さらに15分ほど置いて、左流れの緩い潮に変わったタイミングで40cm弱の量産型チヌが2枚続けてヒット。
しかし、南からの風が強く、かなり釣りにくい状況に変化します。
仕掛けが風に取られて入っていかないので、G4をジンタンを追加。
すると、少し沖目でウキが消し込みました! 一呼吸置いてアワセを入れると、クリーンヒット!
チヌのアタリが続いたため油断していたのですが、竿をのされそうな抵抗を喰らったため、思わずSUTブレーキで対応。
なんとか36cmの真鯛をゲットしました。
強風の中、さらにコンスタントに40cmクラスの量産型チヌが釣れ続け、この日は計6枚でした。
真鯛も、干底間際の潮が緩んだタイミングでもう1匹追加。34cmのきれいな真鯛でした。
児島湾の水門が空いたのか、11時を過ぎる頃に色の明るい薄緑色の潮が流れてきて終了。
結局、レギュラーサイズの真鯛が2枚、ナイスサイズのチヌが5枚+足の裏1枚という結果でした。
今年は例年になく、真鯛が釣れ続いています。
「台風が通り過ぎた後は海の中がかき混ぜられてよく釣れる」という、ことわざ?を信じて、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日はAM7時が干底の満ち上がりの潮回りのため、お気に入りポイントの1つ、大蛭島のペンキに上がりました。
狙うのは大型真鯛。釣り座に到着すると、下げ潮は終わっていて満ち潮に転流している様子。
いつもの0号ウキの全誘導釣法で、道糸1.5号+ハリス1.5号、針上10cmにG4のジンタンを打ってスタートです。
潮は右方向へゆっくりと流れており、マキエを多めに打ちながら仕掛けを流していきます。
サシエをオキアミ生→半ボイル→魚玉ハードとローテーションしながら探っていくと時折サシエを盗られるのですが、
小型のエイが足元を回遊しているせいか、なかなかヒットしません。
しばらく静寂の時が流れ干底の時間になると、真鯛の出る潮に変化。
ここぞとばかりにマキエを15m程沖にドカドカ撒いてウキを凝視していると、通常の3倍のスピードでウキが消し込み、
続けざまにロッドが引ったくられました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」
ドラグがジリッジリッと音を立てる中、ロッドを水平にして冷静に対応。
ガツン!ガツン!という抵抗をいなしながら足元まで寄せると、ピンクの魚体が浮いてきました。
空気を吸わせて弱らせようとしますが、何回も突っ込まれ、なかなか浮いてきません。
3~4回空気を吸わせたところで、タイミングを見計らってタモ入れ成功。計測すると52cmの良型でした。
「ハッピーアワー継続中に次の1尾を!」と、超緩い左流れの潮で同じポイントを流していくと、連続ヒット!
極翔0.8号がグイグイ引っ張られますが、再び水平に持って左右に倒しながら寄せてくると、少しサイズダウンの43cmのきれいな真鯛でした。
「まだまだ!」と同じポイントを流していくと、三度ヒット!
今度は先手を取られたので、SUTブレーキを使いながら寄せてきますが手応えが薄く、またまたサイズダウンの35cmの真鯛でした。
朝マヅメのハッピーアワーに3枚釣り上げたところで真鯛の潮が終了。右流れの速い潮に変わったので、休憩して朝食を取ります。
30分ほど休憩した後、潮が緩んで来たので再開しますが、しばらく沈黙の時間が過ぎていきます。
船着きの釣り座が浸かりそうになってきたので「そろそろ!」と思っていたところ、予想通りウキが海中に入っていきます!
しかし今度は赤いヤツより機動力が弱い量産型チヌ。。。43cmでした。
さらに35cmの量産型チヌを追加しましたが、「今日は真鯛がいるので」とリリース。
朝マヅメにヒットしたポイントより少し沖を狙っていると、またまたウキが高速に入っていきます!
アワセを入れますが、なぜか空振り。相手が手前に突っ込んできたせいで、危うく右の大岩でロッドを破損するところでした。。。
「アブネーーー(゚∀゚;)」と冷や汗をかきましたが、気を取り直して素早く糸ふけを回収。戦闘態勢に入ると、かなりの手応えです!
「マタキタ――(゚∀゚)――!!!!!」
間合いを詰められているので、「足元付近のシモリにハリスが触れませんように」と祈りながらやり取り開始。
やはりピンクの魚体が浮かんできて、今度はうまく空気を吸わせることができました。取り込み後に計測すると55cmの良型真鯛でした。
この後、大岩の上によじ登って36cmの真鯛と42cmのチヌを追加したところで終了。真鯛釣りに堪能したので、おチヌ様はリリースしました。
まだまだ残暑が厳しく汗だくになった1日ですが、良い釣りをすることができました。
でかチヌ&でか真鯛を求めて、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日は他のお客さんが豊島に行くとのことで、便乗して硯港のテトラへ。石波止に近い方に降ろしてもらいました。
とりあえず近場にマキエをドカ撒きしておいて、0号ウキの全誘導仕掛けでスタートします。
潮はゆっくり石波止の方へ流れていますが、あちこちにガラ藻の切れっ端が流れていて、釣りづらい状況です。
エサ取りもフグが活発で、かなりの数が湧いている様子。エサが持ちません。
しばらくフグと格闘していましたが、次第にゴミが少なくなり、チャンス到来。
と思っていると、ウキがスーッと海中に入っていきます。しかし手応えは軽く、足の裏サイズのおチビちゃん。
大きいのを連れてきて、と打ち返しますが、フグの猛攻。。。
練りエサに変えたり、マキエと仕掛けの投入点をずらしたり、ガン玉を外して完全フカセにしたりと、試行錯誤しますが、ハリごと盗られる始末。
結局この日は赤いヤツは出現せず、夏チヌ定番の足の裏サイズが4枚のみ。。。
少し暑さが落ち着いてからの方がいいのかな?
磯研岡山7月大会 in 下津井
梅雨空の中、下津井で行われたクラブの大会に参加しました。
私は会長と2人で下津井港の目と鼻の先にある、一文字波止に降りることになりました。
船長の話では、鯛がよく釣れているとのこと。前回釣行と同様、大きい鯛は釣れるだろうか。。。
小雨がぱらつく中、一文字に到着。私は波止の角度が変わっているところに釣り座を構えました。
横流れの潮が速く、風もあるので00号ウキの全層沈め釣りでスタートすることに。
しかし、下津井特有の川のような右流れのため、思い通りに仕掛けが沈んでいきません。
30分ほどで見切りをつけ、1号棒ウキ+1号オモリのドボン仕掛けにチェンジ。タナを取ると竿2本半ほどあります。
とりあえず底付近に狙いを定めますが、0.6号のPEラインと棒ウキの相性が悪く、仕掛けのトラブルで心が折れます。。。
潮が速いので、再び00号ウキでガンダマBを2つ段打ちして張りながらウキごと沈めていき、底を這わせるようにしてみると、
ギザミやカサゴなどの根魚フィッシュパレード。
本命のアタリがないため、潮が緩んだタイミングでいつもの0号ウキの全誘導釣法に変更。
すると、干底前の潮止まりのタイミングで、竿3本ほど沖を流していたウキが消し込みました!
アワセを入れてやり取り開始。シャープな引き方から、赤いヤツだということがわかりました。
水面に浮かんできたのは30cmクラスのきれいな真鯛。とりあえず締めてバケツで血抜きをしておいて、後続を狙います。
しかし、すぐに潮が変わってしまいました。。。
しばらく左方向に潮が流れていましたが、再び右流れに変わった直後、30cmクラスのチヌを追加しました。
11時を回り、早めに片付けた会長がドローンで空撮している中、1匹目の鯛の時と同じような潮で、再びウキが消し込みました!
ガツン!という手応えがあった後、何回も突っ込むのをレバーでいなしながら、大型の鯛だと確信しました!
慎重にやり取りをしながら足元まで寄せて来たものの、1.25号のハリスでロッドを立てすぎたのが悪かったのか、足元で痛恨のラインブレイク。
また新鮮な鯛の刺身とカマ焼きが食べたかったのに。。。
この日はPEラインを1日使ったのですが、雨風の悪天候でも水切れが良いというメリットはあるものの、
ライントラブルが多発(特に棒ウキ使用時)、ハサミで切りにくい、先がほつれてウキゴムの穴に通しにくい、
勢いよくあわせると高切れする、ナイロンみたいに伸びないので細ハリスが切れやすい気がするなど、
フカセ釣りにはデメリットの方が多いように感じました。
あくまで個人的な感想です。。。名人みたいに上手な人が使えば、効果を発揮できるんでしょうけど。
梅雨の中休みの猛暑の中、ホームグラウンドの出崎沖にひとり我慢大会に出かけました。
どこへ上がろうかと悩みましたが、大蛭島の船着きを選択。理由は、北向きで日陰になって涼しいから!
釣り座に着くと、日陰で涼しいのはいいのですが、明け方はヤブ蚊がブンブン飛んできます。
この日は少しでも自分の引き出しを増やそうと、普段はやらない00号ウキの全層沈め探り釣りにチャレンジ。
ハリスはVハードの1.5号を2ヒロ半で、針上50cmくらいのところにG5のジンタンを打ってスタートしました。
潮は緩く左へ流れている様子。
少し沖目に遠投して糸ふけを取り、張る・緩めるを繰り返して黒魂Kingの00号で全層を探っていきます。
釣り始めは潮が右へ左へ安定せず、針ごとフグにサシエを取られる状況。
一瞬、左へ流れていた潮が止まり、右流れに変化したタイミングで竿先が「ギュイン!」と持っていかれました!
反射的にアワセを入れますが、ドラグがジジジッーと鳴り、止められません!
ロッドを縦に構えたのが悪かったのか、かなり走られた挙句、無念のラインブレイク。。。幸先の悪いスタートです。
その後、再び左流れに変化したところで根掛かりし、買ったばかりの黒魂Kingをロスト。
パラソルでウキを回収しようにも00号なので浮かんでこず。これだから沈め探り釣りは。。。
しばらく000号のキザクラLet’sで沈め探り釣りを継続しましたが、どうもしっくりきません。
結局、黒魂アクセル0号にチェンジしてG4のジンタンを針上10cmに打つ、いつもの浮かせる全誘導釣法に切り替えました。
それと、前日に見たサンラインの動画で、南康史さんが「喰いが悪いときは、ハリスを柔らかいコングに変えるといい」
と言っていたのを思い出し、ハリスをVハード1.5号からコング1.25号にチェンジ。
少し沖目に投入し、マキエを多めに撒いて流していると、右流れの潮で0号ウキが海中に消し込みました!
「キタ――(゚∀゚)――!!」と合わせを入れると、会心の一撃!!
やり取りを開始すると、かなりの手応え!
ガツンガツン!というシャープな引きで、極翔0.8号が弓なり状態になります!
「シャア専用か!」と全身からアドレナリンが一気に放出、デストロイモードに移行します!
明け方にラインを切られているので、同じ手は喰わない!とロッドを左に倒し、水平方向にしてやり取りを続けます。
3分ほど経過したところで、ようやくピンクの魚体が水面下に見えてきました。
足元まで寄せつつも、かなり粘られましたが、たっぷりと空気を吸わせて勝負あり!
57cmのきれいな真鯛を取り込むことができました。
「さらに続きを!」と仕掛けを打ち返しますが、あとが続かず。
しばらくするとガラ藻などのゴミが集まり、コーヒー牛乳色のミルキーウェイな潮が来てワヤクソに。。。
時々、ウキがきれいに入るものの、すっぽ抜けばかり。
チヌ?タナゴ?バリ? ヒットしなかったので正体はわかりません。
最後は夏の風物詩、エイのジャンプ大会で幕を閉じました。
全層沈め探り釣りは不発に終わりましたが、前日に見たサンラインの動画と同じように、柔らかい1.25号のコングに
チェンジした途端に真鯛をやっつけることができました。さすがサンライン。安心と信頼のラインです。
磯研岡山6月大会 in 下津井
クラブの大会が下津井沖で行われました。
マルキューのチヌフェスティバルにエントリーし、波止での釣行になります。
私が降りたのは小与島の西中。採石場の船着きの跡地のようで、護岸が階段状にコンクリートで固められています。
釣り場へ到着すると、下津井特有の速い潮が南方向へ流れています。
とりあえず1号棒ウキのドボン仕掛けでスタート。
しかし横流れの潮が早く、仕掛けを投入してマキエを撒こうとすると、かなり先へウキがながれてしまっています。
様子見でマキエを撒きながら、潮がヨレているところをキョロキョロ探しますが、なかなか見当たりません。
1時間程、あれこれ試していると、ようやく潮が緩んできました。
1号ウキで底を狙ってもヒットしないので、いつもの0号ウキの全誘導に仕掛けをチェンジ。
そして、コンクリートの岸壁を、潮上の北側の角から流れに合わせて南へウォーキング。
すると、護岸の南側の角まで歩いたところで、ウキが加速しながら入っていきました!
アワセを入れると鱗海アートレータ04号がきれいなアーチを描きます。
潮が下げてきて1段下のコンクリートが見えてきているので、ラインが擦れないようにロッドをコントロール。
無事に取り込んだのは、レギュラーサイズの35cmのチヌでした。
コンクリやゴロタ石が多いので、てっきり真っ黒な居着きのチヌが釣れると思っていましたが、銀ピカの回遊性のチヌでした。
とりあえずストリンガーにつなぎ、次の1尾を狙います。
しかし、しばらく沈黙の時間。。。
「端境期なので、こんなものかな」と考えていると、先ほどと同じポイントでウキが消し込みました!
一呼吸置いてアワセを入れると、ゴンッゴンッとシャープな引きがしたので、「赤いヤツだ!」と確信しました。
時折、ドラグがジジッ!と鳴るので、気を使いながら少しずつ寄せてきます!
3分ほど格闘した結果、ようやく海面にピンクのきれいな魚体が浮かんできました。
最後は観念したのか、白いおなかを上に向けた状態で取り込みに成功。
計測すると45cmのベッピンさんの真鯛でした。
しかし、後はさっぱり。。。干底を挟んで満ち潮に変わりますが、まったく反応が無し。
あれやこれやと試してみますが徒労に終わります。
結局この日はチヌ、真鯛、メバル1枚ずつという結果に終わりました。端境期なので、こんなものかな。
梅雨に入る前の端境期に、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
10時の満潮を挟んだ釣行になるため、どこの磯にしようかと悩みましたが、お気に入りポイントのヤグラを選択。
いつものように北向きの駆け上がり付近にマキエを撒いておいて、前回の釣行で好調だった1号棒ウキのドボン仕掛けを組み立てます。
駆け上がりから少し沖目を流れる潮に乗せて様子をみますが、釣れるのはフグ、カサゴ、ギザミなどのエサ取りばかり。
大好物のギザミと、型の良いカサゴはクーラーへ。
本命の右へ流れる潮でもアタリがなく、しばらく沈黙の時間が過ぎていきます。
程なくしてヤグラから大蛭島方向へ流れる潮に反転したため、仕掛けを張りながら流していくと、ようやく足の裏サイズの量産型チヌがヒット。
しかし後が続きません。なぜかこの日は北側のポイントでまったくアタリがない不思議な状況。
満潮前になると北から南へ流れる強烈な当て潮に変わったため、「今日はこれまでか。。。」という考えが頭をよぎりました。
しかし狙えるポイントがないかキョロキョロ見回していると、南の大岩の前に潮が溜まっている場所を発見。
南側はいつも根掛かりして大事なウキをロストするので狙わないのですが、他に狙えそうなポイントもないので、ハリスを短くした0号ウキの全誘導仕掛けにチェンジします。
そして南の大岩の前にマキエをドカドカ撒いておき、ピンポイントで仕掛けを投入。
ロッドを立てて竿先で魚信を待っていると、仕掛けが馴染んだタイミングでグググッっと竿先が持っていかれます!
少し仕掛けを送り込んで十分喰いこませた後、アワセを入れるとクリーンヒット!
かなりの重量感ですが、手前はシモリだらけなのでロッドを寝かせながら慎重に寄せてきます。
足元のシモリをかわして取り込んだのは、43cmの真っ黒な居着きのチヌでした。
さらに同じ要領で、仕掛けを張り気味にしながら大岩付近を攻めていると、連続ヒット!
今度は42cmの居着きチヌです。
さらにさらに、少し間を置いて37cmのチヌを取り込むことができました。
まだまだ、と思ったところでタイムアップ。
いつもは根掛かりばかりするので狙わなかった南側で新たな発見があり、楽しむことができた1日でした。
前日の天気予報では風速5mの東風が吹くという予報でしたが、「そのうち風が治まるだろう」という安易な考えで、
ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
港に着くと、かなりの爆風。「船が出ないかも」と不安がよぎりましたが、何とか船長に船を出してもらえました。
選択したポイントは大蛭島の西側にあるペンキ。東の風なので風裏だろうと予想していましたが、南からの風がかなり舞い込んできます。
とりあえず15杯ほど釣り座の周辺にマキエを撒いておいて、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けを組み立てます。
風がかなり強いのでハリスにG4を2段打ちしてスタートしますが、仕掛けのなじみが悪い。。。
開始30分ほどで全誘導をあきらめ、1号棒ウキに1号ナマリのドボン釣法に切り替えました。
タナを竿1本半取った半誘導で、仕掛けのトラブル防止のため、ハリスを1ヒロ半と短めに取ります。
開始1時間程は沈黙の時間が過ぎますが、右に流れる潮が緩んだタイミングで棒ウキがスパッと海中に消えます!
「来た!」とアワセを入れると、ゴンゴンっとシャープな引き!
「これは!」と思ってやり取りをすると、きれいなピンクの魚体が浮かんできて、食べごろサイズの34cmの真鯛をゲットしました。
同じ要領で流していると、再び棒ウキがスパッと消えてなくなります!
やり取りを堪能しながら、同サイズの真鯛を取り込みました。
さらに同じパターンで3枚目の真鯛をゲット。そして4枚目もヒットしますが、足元まで寄せてきたところで無念の針外れ。。。
やはりこのポイントは、船着きの岩が沈み始める頃、かつ、潮が緩んだタイミングがゴールデンタイムです。
少し間が空いて右方向へゆっくり流していくと、一瞬、棒ウキが半分ほど沈み、少しおいて海中へ消えていきました。
「1、2の3」でアワセを入れると、がっちりフック。
かなりの抵抗を見せますが、極翔0.8号を寝かせ気味にしながら溜めていると、根負けしたピンクの魚体が浮かんできました。
慎重に寄せてタモ入れに成功。47cmのナイスサイズの真鯛でした。
その後、下げ潮に転流すると横流れの激流に変化して終了。
爆風で一時はどうなることかと思いましたが、47cmの真鯛を筆頭に合計4枚で、良い釣りを堪能できました。
GWの10連休も後半に突入し、再びホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
以前から上がってみようと考えていた、戸尻鼻の東の岩場に上がりました。
大潮の満ち上がりだったため、勢いよく大蛭島方向へ潮が流れています。
とりあえず様子見のため、いつもの0号ウキの全誘導仕掛けで、ジンタンG4・G5を段打ちしてスタート。
エサ取りは活発なようで、足元に数匹の小型のフグが泳いでいます。
しかし釣れるのはフグばかり。しばらく沈黙の時間が続きます。
8時30分を回った頃、大蛭島方向へ流れていた潮が緩くなり止まりかけたタイミングで、沖を流していたウキが勢いよく入っていきます!
アワセを入れるとガツンガツンとシャープな引き。0.8号の極翔でしっかり溜めて、魚を浮かせます。
しばらくすると赤い魚体が浮いてきました。大型ではありませんが、30cmオーバーの食べごろな真鯛をゲット。
素早くストリンガーにつないで連続ヒットを狙いますが、後が続きません。
再び沈黙の時間が流れますが、戸尻のハナレの方向に流れていくまったりとした潮で、ようやくヒット。
足の裏サイズのチヌが釣れました。このところ型が小さくなっているので、海の中はもう夏になっているのかな??
この日は潮が安定せず、また大蛭島方向に流れる早い潮に変化しましたが、その潮が止まりかけた頃に三度ヒット!
一発目と同じようなタイミングとやり取りの感触から、「真鯛だ」と確信しましたが、足元まで寄せてきたところで無念の針外れ。。。
ラインを緩ませて待っていたので、アワセが不完全でした。
結局この日は塩焼きサイズの真鯛とチヌが1枚ずつ。またリベンジせねば。。。
GWの前半、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
この日は下げ潮一本の潮回りで、選択したのはメガネの南。大チヌやマダイが釣れるポイントです。
ところが朝一でナメソ(スナメリクジラ)が泳いでいるのを目撃。。。
それに加えて連休のためか、ひっきりなしにボートが目の前を往来します。
足元から水深のあるポイントのため、0.6号のPEラインにTAGMA777の0号をセットして、
足元付近から駆け上がりまでの近場を攻めますが、ペットボトル大のフグやギザミが釣れるのみ。。。
ウキが気持ちよく入ったかと思って豪快にアワセを入れると、PEラインが高切れしてしまい、ウキごとロストする始末。
ほつれていたPEラインを強引に解いた際、加熱して強度が落ちてしまっていたのでしょう。。。
気を取り直して環付きウキにチェンジ。
11時頃、手前をあきらめて、大遠投して沖の動いている潮を攻めていると、スルスルーっとラインが持っていかれます!
「ようやくきたぞ」とアワセを入れますが、薄ーい手応え。。。あがってきたのは足の裏サイズのチヌでした。
同じパターンで沖を流していると、再びラインが持っていかれます!
しかーし、これまた足の裏サイズ。。。
朝一でナメソに遭遇したせいか、結局この日は2枚のみ。サイズもいまいちで悔いの残る一日でした。
3月は多忙で釣行できなかったのですが、4月の最初の日曜日にようやく出かけることができました。
釣行先はホームグラウンドの出崎の磯。テッパン磯のヤグラに上がりました。
釣り座に上がると、ちょうど干底前の時間で潮が止まっている様子。
釣り座の周りには帯を撒くようにガラ藻がビッシリと生えています。
とりあえず、そのガラ藻の沖にマキエを15杯ほど撒いておき、全誘導仕掛けを組み立てます。
道糸はガラ藻対策で水切りのよい0.6号のPEライン、ネットで入手したグレックスのTAGMA777という0号の棒ウキをセットします。
ハリス1.25号で針上10cmのところにG4のジンタンを打ってスタートです。
朝一は無風状態で、とても釣りやすい状況。潮が緩く左方向へ流れだしたので、マキエを多めに入れながら流していきます。
1時間ほど経過したところでファーストヒット! しつこく狙っていたガラ藻の少し沖でウキが入っていきました。
TAGMA777のトップが見えなくなるまで我慢してアワセを入れると、まずまずの手応え。
しかし予想通り、ガラ藻へ突入されてしまいます。張らず緩めずの状態で藻抜きを試みますが、なかなか抜けません。
5分ほど張っては緩めを繰り返していると、ようやく藻の上を銀色の魚体が滑るように寄ってきました。
35cm前後のレギュラークラスです。
続けて同じ要領で2枚目もヒット。藻際でヒットしたので、やはり藻の中へ。。。
それでもなんとか引きずり出して、少しサイズアップしたチヌを取り込みました。
新しく購入したTAGMA777ですが、トップの視認性がとても良く、朝マヅメの薄暗い状況でもよく見えます。
ただ、0号は自重が少し軽いため遠投が難しく、近距離~中距離用だと感じました。
少し遠投して20mほど沖を流していたところ、ウキがスパッと消える、気持ち良いアタリ!
一瞬「赤いヤツか!?」と思いましたが、レギュラーサイズの量産型チヌでした。
それから連チャンではないものの30分間隔で4枚ヒットしますが、すべて藻に入られてしまい、
針外れとハリス切れを繰り返して痛恨の4連続バラシ。。。
そのうち1枚はなかなか底を切れない重量感だったのですが、まだまだ修行が足りません。
もっとロッドワークを磨かねば。。。
前回の釣行と同じ潮回りで、ホームグラウンドの丸山に出かけました。
丸山の磯に上がると、ガラ藻がビッシリと生えているのがわかります。
とりあえず潮の流れを確認し、藻際にマキエをドカドカ撒いておいて仕掛けを組み立てます。
棒ウキの黒魂Joker0号をセットし、ハリスにG4・G5のジンタンを段打ちして様子を見ます。
釣り始めてしばらくは、潮がワンド方向へ流れる釣れないパターン。
フグにサシエを盗られている様子で、魚の活性はそこそこのようです。
藻に引っかかった仕掛けを回収していると、またまた黒魂Jokerが岩に当たり、トップが破損。。。
ちょっとの衝撃ですぐ折れるので、使い物になりません。気を取り直して、0号の環付きウキにチェンジします。
10時を回ったところで、ようやく左の藻場に沿って流れる潮に変わりました。
全誘導仕掛けが馴染んだ後、仕掛けを張り気味にして誘いをかけていると、グググっという感触!
一呼吸入れてアワセを入れると、きれいにヒットしました。
しかし、予想通り左の藻場へ一直線に突っ込んでいきます。
やり取りをして何とか藻場から引きずりだそうとしますが、引っ付いてしまって出てきません。
そこで張らず緩めずの状態でロッドを構え、藻貫き開始。出ては突っ込みを繰り返すこと5分。
ようやく43cmの銀ピカチヌを取り込むことができました。
潮の角度が変わりましたが、同じ要領で藻際を流していると、少し沖の方でウキが消し込みました!
「今度は藻場に潜られないように!」と思ってやり取りを開始しますが、案の定、潜り込まれてしまいます。。。
再び藻貫き5分。上がってきたのはレギュラーサイズの居着きチヌでした。
その後、コブダイと思われるアタリで道糸から飛ばされたものの、釣武者のブッ飛びウキパラレスキュー&速パラで、
環付きウキを1発回収。
それ以外は特にドラマもなく、寒の時期に2枚ゲットできたので、とりあえずはOKということで。。。
水温が9℃台まで低下した中、家の用事が片付いたので、ホームグラウンドの出崎沖に寒チヌ修行に出かけました。
この日は満ち潮一本の潮回りだったので、大蛭島の南西にあるヒナダンに上がろうと思いましたが、
西側のペンキからヒナダンにかけて、ぐるりと網が入っている様子。そこで久しぶりに、ヒナダンの隣にある南の桟橋に上がることにしました。
今年はガラ藻が大量に繁殖していて、桟橋から左右のワンドにビッシリと生えているのが見渡せます。
とりあえず正面沖にドカドカとマキエを投入しておいて、前々回の釣行で破損したトップを入れ替えた黒魂Joker0号で、全誘導仕掛けを組み立てます。
南向きのポイントですが、なぜか東から突風が舞い込んでくるので、ハリスにG4とG5のジンタンを段打ちしてスタートします。
マキエをドカ撒きした周辺を探りますが、時々サシエが盗られるものの活性が極端に低い様子。寒の時期なので仕方ありません。
しばらく全誘導であちこち探りを入れていましたが、あまりにも東からの風が強いため、仕掛けの入りが悪い状況。
そこで全誘導をあきらめ、1号棒ウキと1号ナマリを使った半誘導ドボン釣法に切り替えました。
「藻際が狙い目」と考え、サシエをオキアミ生⇒半ボイル⇒丸エビイエローとローテーションしながら攻めますが生体反応ゼロ。。。
一度だけ、ハリスのチモトにキンク(チヌが噛んだ後)が付いていましたが、その後は全く気配がありません。
納竿間際、ようやく風が落ち着いて釣りやすくなったものの、これからと思ったところで無念のタイムオーバー。
帰宅後はくしゃみが止まらず寒気もするので、風邪薬を飲んで早めの就寝となりました。
磯研岡山1月大会 in 蒋渕
宇和島の蒋渕で開かれたクラブの大会に参加しました。
蒋渕は、以前から行ってみたいと思っていて、なかなか行く機会がなかった場所。
今回、浜崎渡船さんにお世話になり、ようやく念願の磯に上がることができました。
クジで最後の番号を引いた私は、T田さんと黒島北の2番の磯に上がりました。
朝方は東風が強かったので、私は追い風になる西向きを釣ることにしました。
足元にマキエをパラパラと撒きますが、海中に魚の姿は見えません。
プロテック1.5号に3号の道糸を通し、ハリスは2.5号。
Bのウキの下に落とし鉛のG1を打ち、2ヒロ半の固定仕掛けでスタートです。
右方向へ流れる潮に乗せて流していくと、サシエのオキアミ半ボイルが盗られます。
エサ取りは活発な様子ですが、グレの姿は見えません。
風が強く足元にはサラシが巻いている状況。仕掛けを回収すると、サシエが入っていないことがわかりました。
そこでハリスの真ん中にジンタンG5を打ち、竿1本沖を流していくと、いつの間にかウキが消えてなくなっています!
すかさずアワセを入れるとクリーンヒット!!
プロテック1.5号が胴から弓なりになり、きれいに曲がっています!
足元までなんとか寄せてきますが、磯際で海中に突っ込まれ、なかなか浮いてきません。
ロッドの角度に気を使いながら腰に竿尻を当てて我慢していると、ようやく浮かせることができました。
無事にタモ入れ成功。後で検寸すると、47.5cmの口太グレでした!
これまでグレは40.0cmが自己記録だったのですが、一気に更新できました。
朝マヅメで大型がヒットしたので「これはいける!」と思って連続ヒットを狙いますが、後が続きません。。。
しばらく沈黙の時間が続き、イソベラや巨ボラなどのエサ取りとの格闘が続きます。
天候がよくなって太陽の日が差すようになってきたのですが、魚の活性が下がり、次第にエサが盗られなくなりました。
イソベラが釣れたことから、そんなに水深が深くないと思ったことと、膠着状態を打開しようと思い、
ワンド状になっている対岸の岩壁際に狙いを定め、マキエを大目に撒いて集中して攻めます。
するとこの作戦が大正解!
岩壁から少し離れたところで仕掛けが馴染むと、一気にウキが入っていきます!!
糸ふけを巻き取っていたので、アワセを入れるとクリーンヒット!
手応えから、一瞬で良型であることがわかりました。
すぐにプロテックが弓なりになり、かなりのパワーで海中に突っ込んでいきます!
そこで腰を落とし、竿を立てすぎないように注意しながら溜めていると、いつもより時間がゆっくり流れているように感じます。
そして次第に大きな魚影が浮かんできました。
海面で空気を吸わせるものの、磯際で何度も突っ込まれるので我慢の時間。しばらく耐えた後、ようやくタモに収まりました。
検寸するとジャスト50.0cm!! ついに50の大台に乗せることができました。
結局この日は大型2枚でしたが、大満足の一日でした。
浜崎渡船さんは仮眠所がきれいで弁当もおいしく、とても快適な釣りを楽しむことができました。
ぜひまたお世話になりたいと思います。
今年も初釣りで、ホームグラウンドの出崎沖に出かけました。
昨年末は寒~い釣果で2連敗。本日選択した磯は、冬場の定番ポイントの丸山です。
港を出て5分程度で到着。始めにマキエを竿2本程沖にドカドカ撒いておいて、1号棒ウキのドボン釣法で最初からベタ底狙いです。
今年はガラ藻が多く、辺りを観察するとビッシリと生えています。狙うポイントは藻場の沖。
とりあえずドボンと棒ウキを投入してドカドカ撒きながら流していくと、サシエを盗られます。
この日は凪で風がなく、真冬なのに防寒着を着込んでいると暑いくらい。絶好の釣り日和でエサ取りの活性も高い様子です。
しばらくして潮が左へ流れるようになると、棒ウキがスパっと吸い込まれるアタリ!
慌ててアワセを入れますが、根ズレで無念のハリス切れ。底に這わせていたためか、
1.25号のハリス1ヒロ半の中間に打っていた、G5のジンタンの部分から先がプッツリと切れています。
気を取り直して再度同じ潮で流していくと、またしても同じようなアタリ!
スパッとが消し込むのが棒ウキの醍醐味ですが、体制を整えるも、またしてもラインブレイク。。。
「これはイカン!」とハリス2号にアップします。
潮が緩んで藻場の沖を流していると、今度はヌーっという感じでゆっくり入っていきます。
じっくり待ってからアワセを入れると手応えあり!
しかしガラ藻に潜り込まれ、またまた無念のラインブレイク。
そうこうしているうちに、モーニングタイム終了。しばらく静寂の時間が続きます。
気分を変えようと思い、安心と信頼の0号ウキ全誘導釣法に仕掛けを変更。
いつもの要領で満潮の潮止まり前、左沖に流れる潮に乗せて仕掛けを送り込んでいくと、ウキがスパッと消し込みました!
アワセを入れると手応えあり!
「今度こそ逃がすか!」と鱗海アートレータ0.4号を寝かせながら、藻場から離していきます。
近くのシモリをかわして取り込んだのは、真っ黒な居着きのチヌ。計測すると38.5cmでした。
連敗していただけに、「やぁ久しぶり!」と思わずチヌに声をかけてしまいました。
同じ要領で流していくと、再び左の藻場へ流れる潮でヒット!!
先ほどよりズッシリと重い感触で、0.4号のロッドが絞り込まれます!
しかしあわてず騒がず、久しぶりのやり取りを堪能しながら真っ黒な松崎しげる風の居着きチヌを取り込みました。
今度は42cm、サイズアップです。
続きを狙いますが、右流れの引き潮に転じると、パタッと反応がなくなりました。
この日は3連続バラシがあって反省点もありますが、風もなく絶好の釣り日和で、良い初釣りとなりました。